ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

パリ五輪が終わろうとしている…

2024-08-11 22:23:32 | スポーツ

三戸ちゃんの2ゴールから始まった(?)日本選手の活躍。

パリ五輪もいよいよフィナーレを迎えた。

最後は、レスリング女子鏡優翔選手の最重量級初の金メダルで締めくくった。

金メダルの数で評価するつもりはないが、選手団の目標金メダル獲得数は20個だったから、堂々と目標を達成したと言える。

選手たちは、すばらしい活躍を見せてくれた。

 

よい結果が出た選手たちがいれば、4年に1度のこの舞台で悔しい思いをした選手たちも多い。

戦いの中で見せてくれる人間としてのすばらしい力や技。

そして、そこに現れる歓喜や悲哀に、引き付けられた。

 

ただ、パリは遠い。

時差が7時間もあると、競技が行われるのは日本の深夜というのが多かった。

注目の競技や選手たちの結果はどうなったのか、気になった。

だが、齢をとってきたこともあり、睡眠不足となってしまうのは困るから、夜中に中継を見るのは慎むようにした。

 

それでも、あの試合どうなったかな、応援しているあの選手どうなったかな、と気になって仕方がなかった。

そのせいか、夜中に目が覚めてしまうことが多かった。

夜中に目が覚めると、ついスマホに手を伸ばし、競技結果がどうなったかを知ろうとしてしまった。

そして、それを調べてみると、もっと詳しく知りたくなり、あちこちネットで関連記事を探してしまうのだった。

そうすると、今度は目がさえてしまい、朝まで眠れない、ということがよくあった。

 

そればかりか、そのうちそれでは満足しなくなり、TVerでネット中継していることを知ると、夜中にそれを見てしまうことも何度かあった。

いずれにせよ、寝不足の2週間となってしまった。

 

やはり日本選手たちが勝つとうれしいから、素直に喜んだ。

負けると、今までの努力してきたのだろうになあ…とかわいそうでたまらなくなってしまった。

 

今回の五輪では、バレーボールやバスケットボールなどの団体球技では、厳しい五輪出場権を獲得しての出場が多かったので、期待した。

だが、男子バスケのフランス戦、同バレーのイタリア戦、同ハンドボールのクロアチア戦など、大逆転負けをしたのが多かったのは、残念だった。

同様に団体戦での逆転負けと言えば、柔道の混合団体決勝のフランス戦、卓球男子団体の準決勝スウェーデン戦など、惜敗が目立った。

 

反対に、団体戦で躍進したのが、なんといってもフェンシング。

個人戦では加納選手の金だけなのに、男子も女子も、様々な種目の団体戦でメダルを獲得したことにびっくりした。

予想外と言っては失礼だが、大活躍したのがレスリング。

男女とも金メダル4個の荒稼ぎ。

特に男子は、毎大会メダル1個は取っていたが、今回は金4、銀1とはすばらしい。

女子はほかに銅2つで、全員がメダリストになったのだから、こちらもすごい。

 

そのほか、初めてや久しぶりのメダル獲得となって、目立たない競技にも光が当たった。

馬術の3位、近代五種の2位は、立派だ。

やり投げの北口選手の金メダルも、日本の女子選手のフィールド種目初優勝だった。

 

メダルに届かなくても、健闘した選手の活躍に心躍ったことも多い。

今やアフリカ選手の独壇場となる男女のマラソンでも、男子の赤崎選手や女子の鈴木選手の6位入賞は、最後まで粘って走り切ったからであり、感動ものだった。

まだ、スケボー関係やブレイキングなどいろいろあるのだけど、とにかくたくさん楽しませてもらった。

 

ただ、オリンピックは「平和の祭典」と呼ばれるものなのに、この間にもロシアとウクライナの戦いは続き、イスラエルのガザ攻撃は止まなかった。

それどころか、争いの火種がもっと広がりそうで、怖い思いがする。

次回の五輪は、平和の中で競技に集中できる大会になってほしい、そう願うのだが、難しいだろうか…。

コメント (2)
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