ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

マラニック気分で11kmRUN

2023-11-23 19:50:12 | RUN

ごせん紅葉マラソンを走って、なんちゃってランナーの私、今年の大会参加は終わった。

それ以降は、埼玉に行ったり、天気が悪かったりしたこともあって走っていなかった。

天気予報によると、今後天気は悪くなるらしい。

久しぶりに、青空の下で、陽光を浴びながらいい気分で走りたい。

 

ようし、好天の条件下、楽しんで走ってくることにしよう。

そういえば、「マラニック」という走り方があったなあ。

今日は、その気分で行ってみよう。

 

マラニックというのは、マラソンとピクニックをかけた造語。

弁当を持って行ってもいいし、途中で自販機を見つけて飲み物を買ってもいい。

要するに、楽しむことを前提にして走るのがマラニックなのだ。

弁当は持たないが、サイダー飴と小梅キャンディは、4つほど持って出発。

走るのは、陽光を浴びたいので、郊外の田園地帯にしよう。

 

さっそくの出合いは、冬の使者たち。

白鳥たちが、田んぼに出て餌をあさっていた。

白鳥は、だいたいが群れで行動しているから、みんなで仲良くやっているようだね。

バイバーイ。

 

この道を行けば、川に当たる。

飴でもなめながら走ろうか。

 

頭首工の橋の上を走って渡る。

けっこう車が通る割に、道幅が少し狭いから、前から後ろから来る車が少し怖い。

 

田んぼの向こうに、山の重なりが3つ見える。

一番近くて紅葉が進んでいるように見えるのが、「日本一短い山脈」の櫛形山脈の端。

その奥が二王子岳で、さらにその向こうに少しだけ白く顔をのぞかせているのが、飯豊山脈。

 

おお、その手前の線路上を2両の電車が走って行く。

左方向、羽越本線下り方面に向かって走って行った。

 

走っている道は農道。

遠くに見えるカントリーエレベーターまでは、あと1km以上走らないと近寄らない。

背中に当たる太陽の光が、暑すぎず暖かくて気持ちいい。

2つ目の飴をなめて走る。

 

おや。反対側の空には、飛行機を見つけた。

この高さ、方向だと、向かう方向は、新潟空港だな。

着陸態勢に入ったかな。

 

カントリーエレベーター近くの交差点を左折して西方向に進む。

まだまだ新潟平野の田んぼは続く。

 

こちらにも白鳥さんたちが、「出稼ぎ」に来ていた。

日中は、湖や池にはいなくて、田んぼで餌をあさっているのが普通の彼らだ。

白鳥の食欲につられ、私は3つ目の飴をほおばった。

 

人家の並ぶ道路に戻って来た。

また左に曲がって、南方向に向かって走るが、晩秋の太陽は位置が低いのでまぶしい。

 

前に渡った川を、今度は別の橋で渡る。

ここは、車道の橋だけでなく、歩行者・自転車用の橋もあるのがうれしい。

歩行者・自転車用の橋を渡る。

川の上流側、太陽がまぶしい。

下流側、青空がうれしい。

 

橋を渡ってまた左折し、土手道を走る。

桜堤の並木も、残っている葉はごくわずか。

4個目、最後の飴を口にポイ。

 

ススキの穂がキラキラ輝いているの、いいなあ。

頭首工まで戻って来た。

こちらから見ると、ヨシの茂みなのだろうか、黄葉が金色に輝いていた。

山とは違うけど、これも草紅葉!?
きれいだよなあ。

 

こんなふうにして、あちこちで足を止めて見るものを楽しみ、スマホで写真を撮って、飴をなめ、走ることを楽しんだ。

マラニック気分の11km。

天気もよかったし、楽しかったな。

コメント (2)
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