ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

楽しい大会だね、ごせん紅葉マラソン2023(前編)

2023-11-12 19:28:39 | RUN

走ってきました、ごせん紅葉マラソン2023。

スタート・ゴール会場の村松公園は、モミジの紅葉の名所。

真面目なランナーは、レース前にウォームアップに励んでいたけど、なんちゃってランナーの私は、レース前にきれいな紅葉を見てみたいな、と少し散策。

今年は、やっぱり例年より美しくないけど、探して目の保養に努めた(…!?)。

開会式では、ゲストランナーや招待選手を紹介していた。

紅葉写真を撮っていたら、お目当てのゲストランナー横田選手はステージ台から降りてしまっていた。

でも、他の紹介選手のときに、台のそばにいたのでそこをパチリ。

色は同じ緑のジャージだけど、青学じゃなくて、JR東日本の選手だよね、今は。

ごせん紅葉マラソンの面白いところは、コスプレランナーを招待していること。

台の上の女性ランナーは2人とも、その世界では有名な仮装ランナーらしい。

ごせん紅葉マラソンは、今や新潟の仮装ランナーの聖地と言ってもいいのかもしれないな。

 

だから、ほら恐竜たちも参加しているよ!!?

周囲にも、コスプレ、多いですなあ。

楽しいのは、市内の中学校の校長先生3人。

2人は10kmの種目に、1人は、ハーフマラソンに出場して走るのだ。

3人で選手宣誓を行っていた。

たのもしいなあ。

だけど、カンペ使いながらは、いけませんよ、先生!!

 

さて、9時30分、ハーフマラソンスタート。

去年同時スタートだった10kmの種目は、今回は、10分遅れの別々のスタート。

 

スタートして、1km近くの地点で、後ろからもう一人の招待選手樋熊さんがやって来た。

この樋熊さん、元20km及び50km競歩の新潟県記録保持者なのだ。

この人のゼッケンには、「俺に勝てるか? これが本気の競歩だ」と書いてあった。

思わず、声をかけた。

「今年もありがとうございます。ついてはいけませんが、毎回抜かれるとなぜか元気が出ます。笹川流れマラソンにも出ていましたよね。これから、どんどん抜いて行ってください」

樋熊さんは、笑って「ありがとうございます」と言って、少しずつ前のランナーたちを歩いて抜いて行った。

さすがだね、走る人を歩いて抜いて行く。

 

坂を下って、ここから3方向に道が分かれるという分岐点を、まずは左に曲がっていく。

うじゃうじゃと、たくさんの人が走っている。

早出川にかかる不動堂橋を渡ったところで、隣を走っているランナーに声をかけた。

彼は、今日の私がかぶってたキャップが同じだった。

数年前の新潟シティマラソンでの参加賞のランニングキャップだ。

さらに、ランニングTシャツも色がオレンジで、昨年の新潟シティマラソンの参加記念のものだった。

「同じランニングキャップですね。」

「ええ、重宝しています。」

「シャツもオレンジですが、アルビファンですか?」

「そうです。昨日も見に行きました。あなたも、行きましたか?」

「はい。いい試合していただけに、勝ってほしかったですね。」

そんな話をしながら、しばらく進んで行った。

ただ、隣で走っていると、明らかに彼の方が淡々としたいいピッチで走っている。

私の方は、それよりも緩いのが分かる。

ちょっと並んで走って行くのはしんどいかな。

しばらくして、私は、彼のすぐ後ろから付いていくようになった。

大蔵地区にある、およそ5kmの第1折り返しを回った。

同じキャップの彼を意識して走ってみるが、今の私には少しだけ速すぎるペースと思いながら少し後ろを走って行った。

第1給水所は、6.3kmあたり。

給水所には、水とスポーツドリンクと一般的。

 

分岐点の8km地点までは同じキャップの彼になんとか付いていけた。

ここから道は、左に折れて、山の方へ進む。

すると、気づくのが遅れたが、山の方から、横田選手がほかのランナーと一緒に走ってくる姿とすれ違った。

あっという間に行ってしまった。

分岐点から3kmほど走って行くと、11.3kmの第2折り返し。

同じキャップの彼は、いつの間にかだいぶ前に行っているのが分かった。

彼のスピードはキロ6分くらいだったし、私は6分15秒くらいかかるようになっていたから、差がつくのも仕方がない。

 

第2給水所には、チョコも置いてあったので、それもいただいた。

仮装ランナー、走りづらいだろうなあ。

「殿!殿中でござる!もとい、RUN中にござる。がんばりどころでございます!」

みたいなことを言って、通り過ぎた私であった。

ほかにもたくさんいたけれど、それでいて遅くない。

仮装ランナー、すごいねえ。

 

(後編に続く)

コメント (2)
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