5月に埼玉に行ったら、家の敷地にコキアが生え始めていた。
なんか前の年よりも、あちこちにうじゃうじゃ出てきたなあ…。
まあ、結構可愛い感じなので、抜かないでおくか。
…ということにした。
6月に行くと、さらにその数が増えていた。
前年に生えたコキアの種が落ちて、芽が出て育ってきたらしい。
でも、あった方が緑がきれいだし、もっこりした感じがいいじゃないか。
それが、7月に行くと、ちょっとした驚き。
かなり大きくなって、まるで車を進入禁止にするようになっていた。
特に手前の2つは、ふくらんできていた。
8月に行くと、さらに巨大化。
人が隠れることができるほどになっていて、びっくり。
手前片方は、桃太郎が誕生するかのように割れ始めていた。
他のコキアも大きくなってきて、車は敷地の入口にしか止められなくなっていたことに苦笑いした。
9月に行くと、大きかった方が真ん中からぱっくり割れて、中央部分が赤くなっていた。
少し赤みを帯びたものも出てきた。
大きかったのが割れてしまって残念だった。
全体に、少しずつ黄色味がかってきた。
成長も終わりの時期となったようだ。
10月に行くと、全体が赤みがかっていた。
赤みというより、ピンクがかっていて、きれいになっていた。
なんだか、髪を赤く染めたような感じがして、なんかコスプレを連想してしまった。
色はもっと深みを増してきれいになるだろうけれど、そこまで長く滞在しなかったので、見ることができなかった。
そして、今回の11月。
ピンクの髪が茶髪になったというか、人間なら高齢化したというか、そんなイメージだった。
枯れた味わいもあるのだが、このままにしておくと、手入れをせずに放置して荒れさせているように見えるので、抜くことにした。
…で、抜き終わった後は、ごらんのとおり、サッパリ!!
抜いたコキアたちは、細かく刻んで大袋で10個以上にもなった。
さらば、今年のコキア。
半年間、楽しませてもらったよ。
ありがとう。