ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

新潟・十日町と縁のあるクロアチアとの戦いなのだなあ…

2022-12-05 20:40:58 | 新潟
サッカーW杯カタール大会。
ドイツ、スペインと同じで死の組と言われたところを、両チームを破って日本が予選突破した。
大いに盛り上がったが、決勝トーナメント1回戦の相手となったのが、クロアチアだった。
中越地方の方言でいうと、「あっきゃあ」と思った新潟県人も多かったのじゃないかな。
なぜなら、クロアチアを応援する新潟人も多いから。
特に、中越地方の十日町市民は、そうだっただろう。

なぜなら、2002年W杯日韓大会のときに、クロアチアがキャンプを張ったのが十日町市だったから。
それで、そのクロアチアチームが練習したピッチは、「クロアチア・ピッチ」と呼ぶようになった。
今ではそこに、時々いろいろなサッカーチームが合宿したり試合をしたりするようになっている。
そればかりではなく、今でもクロアチアと交流が続いているのだ。
だから、今大会でも、グループリーグの試合の際にはクロアチアピッチのクラブハウスに集まり、テレビの前で声援を送ったりしたそうだ。

十日町市は、去年、東京五輪でもホストタウンとなり、事前キャンプでは柔道やテコンドー、空手の選手団を受け入れた。
今大会前にはクロアチアの活躍を願って7000羽の千羽鶴をカタールに送っていたそうだ。
十日町市では、今夜の日本―クロアチア戦のパブリックビューイングも計画している。

今回メディアで取り上げられていたのが、ある居酒屋のこと。
店名は、「食楽空間 だぼる」というのだそうだ。
「だぼる」というのは、日韓大会で主将を務めたダボル・シュケル選手からきている。
この店のオーナーは、日韓大会の事前キャンプで選手らが泊まったホテルの調理師だった。
店をもって独立するに当たって、シュケル本人に面会して、「だぼる」の名前を使う了承を得たという。
サッカー教室の後、長蛇の列の最後まで並ぶ少年たちに対してサインを書き続ける同選手の誠実な姿勢に感動したから、というのがその理由だ。

そうかあ、シュケルか。
懐かしいなあ。
その4年前のフランス大会で日本が初出場だったとき、同組となった、アルゼンチンのバティストゥータ、クロアチアのシュケルには気をつけろ、とよく言われたものだった。

そんなこともあり、クロアチアが前回大会で準優勝したとき、「あのクロアチアが…」と喜んだものだった。

ところが、今夜は日本とクロアチアの運命の一戦である。
きっと十日町市では、クロアチアのことも応援しながら、日本の勝利を願うという人が多くなるのだろうなあ。

まずは、いい試合になり、最終的に日本が勝つことを期待しよう。
コメント
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