ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

アルビレックス新潟BB、久々、会心の勝利!

2022-12-14 22:17:02 | スポーツ
今夜のテレビ、NHKBS1では、日本のバスケットボールBリーグの仙台-千葉戦を放送していた。
テレビのスポーツの中継は、野球やサッカーから、バスケットボールや駅伝などの冬型のスポーツに移ったなあと思う。

私たちが子どものころのプロスポーツといえば、野球一辺倒だった。
けれども、今は様々なスポーツがプロスポーツとして活動している。
こうして、夜にバスケットボールの中継があるなんて、昔は考えられなかった。

昔といえば、新潟県に住んでいると、プロスポーツが野球しかなかった昔は、さびしい思いをした。
地元にプロの野球チームなどはなかった。
今は、野球では独立リーグとはいえ、BCリーグで新潟アルビレックスBCがある。

それ以外にも、新潟県を本拠地としているプロスポーツがある。
特に、サッカーのJリーグでアルビレックス新潟があるのはうれしい。
今季、J2で優勝したから、来季のJ1復帰でどのような活躍をみせてくれるか、今から楽しみで仕方がないところだ。
主力選手の契約更改も順調に進んでいるように見える。
ところが、同じサッカーでも、女子のWEリーグアルビレックス新潟レディースは、開幕5戦未だ勝ちなしの1分け4敗で最下位と苦しんでいる。

違う競技で、バスケットボール男子のBリーグにも、新潟アルビレックスBBがある。
3年前には、中地区で優勝したこともあった。
それ以後、当時の主力だったガードナーが抜けてからというもの、弱体化してしまった。
中心選手だった、県出身の五十嵐が移籍した昨季、今季となると、さらに苦しくなった。

今季は、今日を迎えるまで、なんと2勝16敗。
開幕戦で勝利した後、14連敗。
ようやく仙台戦で連敗を止めたものの、また連敗。
さらに、10月18日から休養していた監督が、今月12日に辞任するという一段と厳しい状況になって、現在を迎えている。
おまけに、チーム成績が不振なこともあり、新潟アルビレックスBBは2億4000万円余りの赤字で、3季連続の債務超過となっている。
債務超過額は3億7000万円を超えている。

こんな厳しい状況下で、今日は、ホームで渋谷を迎えての試合だった。
渋谷は、現在10勝8敗で中地区の2位と同じ勝敗の3位と、かなり好調だ。
だから、今日も新潟にとってはきつい試合になると思っていた。
だけど、ホームでの戦いということもあり、地元県の勝利を一番に願っているのだ。

さて、仙台対千葉の試合をテレビで見ながら、パソコンでBリーグの公式HPから、新潟-渋谷の途中経過を調べてみて驚いた。
第1クオーターを終えて、32対18と、新潟が大量リードしているではないか。
信じられないが、第1クオーターで32点も取って相手を10点以上も離している。
これなら勝てるかもしれない、と思いながら、テレビの試合よりパソコンのテキスト速報の方ばかり見ていた。

ハーフタイムを迎え、56対33。
20点以上のリードだが、油断はできない。
崩れる時には、一気だから。

不安を抱えてみていると、やはり、というべきか、第3クオーターには、23点差が12点にまで迫られたときもあった。
15点差で最終クオーターに入っても、安心はできなかった。
今までの試合でも、最後に失速することはあったからだ。

案の定、残り3分8秒で82-72と10点差にまで追い上げられた。
だが、今日の新潟は崩れなかった。
そこから得点を重ね、最終的に92対78で逃げ切った。
この勝利は、会心だろう。

これで、ようやく3勝目だ。
まだ、Bリーグ全体の中では最下位であることに変わりはない。
厳しい戦いが続くが、なんとかこうして勝利を得て、勝ち癖をつけていってほしい。

がんばれ、新潟アルビレックスBB!!


コメント
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