ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

鮮やかな、見ごたえのある2ゴールで快勝!~アウエー金沢戦~

2020-11-21 18:11:00 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグも、今日の試合を入れて、残り8試合。
アルビレックス新潟は、前節の千葉戦の敗戦で、今季のJ1昇格の可能性はかなり低くなったと感じた。
ただ、サッカーとしては、本当にいいサッカー、面白い試合を見せてくれるようになった今季。
来季になると、移籍や退団などがあって、プレーする選手たちも、変わってしまうのだろう。
だから、残り試合、今季ここまで楽しませてくれた選手たちが行うゲームを、存分に味わって観戦したいと思うようになった。
だからといって、負けてしまうような展開を望んでいるわけではない。
やはり、勝利に向かって走る選手たちの活躍を見たいのだ。
できれば勝利を、と願うのは今までとはなんら変わりがない。

今季は日程が混んでいるせいもあって、大ケガをする選手たちが多い。
先日、新井直人の全治3か月のケガの情報も発表された。
渡邉新太、ゴンサロゴンザレス、福田晃斗、そして新井直人。
みな、全治3か月以上。
当然戦力ダウンは否めないのだが、それでも奮戦する選手たちはリスペクトに値する。

第35節、アルビレックス新潟は、ツエーゲン金沢とのアウエー戦。
金沢の両サイドバックは、新潟から期限付き移籍している長谷川巧と渡邉泰基。
契約上2人は、新潟戦には出場できないというのが、新潟にとってはよいのかどうか。

試合は、新潟がボールを保持するが、時折カウンターでいい場面を金沢に作られる。
ただ、DF陣の働きで、シュートされるまでには至らず、前半は0-0。

後半も、新潟のボール支配は続く。
そして55分、鄭大世が、相手DFとぶつかり合いの末倒れたが、体幹の強さを見せてすぐに立ち上がり、右の難しい位置から左足でカーブをかけて、シュート!
キーパーの指に触れたが、ボールはゴールネットを揺らした。

殊勲の鄭大世を今後の試合のために交代させてまもなく、ミスもあって67分に同点に追いつかれた新潟。
飲水タイムで気合を入れ直してすぐ、本間至恩がボールを奪い、ゴール前で堀米に決定的なパス。
しっかり堀米が決めて、70分、新潟が勝ち越した。

この後は、交代出場した矢村や田中達也らが前線でうまくボールを保持し、時間を使った。
2-1で金沢に勝利。

1点目は鄭大世の、圧倒的な個人技に魅了された。
体幹の強さと決定力の高さは、まさに一級品のプレー。
2点目は、本間至恩の個人技から、中島がおとりとなってスルーして堀米へ、というチームプレーの見事さ。
いずれも、見ていて本当に鮮やかだった。
2つの鮮やかな、見ごたえ十分なゴールで勝った新潟の選手たちが、監督やスタッフ、ほかの選手たちと喜び合う姿は、今本当にいいチームになっているのだなと感じられるシーンだった。

いい試合を見せてもらった。
あと残り7試合、勝利に向かう、すばらしいプレーを見せてもらいましょう。

VAMOS NIIGATA !
コメント
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