ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

実の美しさを楽しむ

2020-11-02 22:42:53 | 草木花
秋が深まり、咲いている山野草の花もずいぶん少なくなった。
花は楽しめないが、今は、花のその後を見て楽しめる時期だ。

花のその後。
何かというと、「実」である。

ムラサキシキブが本当に美しいのは、花ではなく、実の方ではないかと思う。

その名の通り、今、紫色の実が美しい。

実の赤色が、葉の緑と相まって、クリスマスの飾り物のようになっている。

それが、ヤブコウジの実。

赤い実、緑の濃い葉が対照的な色合いがいい。

見る機会は少ないが、いつ見ても輝くようにきれいだなあと思うのが、クサギの実。

紫色の星の形の中に、エメラルドの輝き!?


実によって、色がまちまちで、それを最も楽しんでいるのがノブドウ。
水色、青色、群青色、紫色など、同じ実でも違う実でも、多様な色が楽しめる。
道端で見かけることも多く、その多様さに目を奪われることも多い。

地味な花からは想像もできない美しい実ができる。
その不思議さに驚かされるのも、楽しみの一つだ。
そんな楽しみに出会える機会が多くあるといいなあ。
コメント
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