ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

敵地山形で痛い完封負け

2019-08-11 22:30:53 | アルビレックス新潟
8月攻勢を掲げているアルビレックス新潟。
今日は、隣県のモンテディオ山形とのアウエー戦。
「天地人ダービー」などと言うようになってから、久しい。
ここ5試合、負けていない新潟とすれば、J1昇格に向けて今日の試合は重要な意味を持つ。
対戦相手の山形は、現在6位で勝ち点差6。
今日の試合で新潟が勝てば、新潟は8位になりプレーオフ圏内の6位との勝ち点差は5になる。
一気に上位が近くなるチャンス。
負けは考えずに、新潟の勝利を願っていた。

今日の山形は、「山形県民応援デー」と銘打って、スタジアムに1万9千人も駆けつけていた。
その何割かは新潟サポだとしても、山形の選手たちは気合が入っていた。

堅い守備が持ち味の山形。
最近攻撃が好調な新潟なのだが、その中心、チーム得点王のレオナルドが先発メンバーにも控えメンバーにもいない。
なぜ?まさかどこかのチームに移籍?
…ということで、最前線には矢野が配置された。

レオナルドがいなくても、ある程度攻撃の形は作れていた。
どちらかというと新潟が押し気味の試合。
なのに、43分、山形が初めて得たようなチャンスでオフサイドのような抜け出しから、ゴールを決めた。

後半61分、早く追いつきたい新潟は、矢野・渡邉新太に代わってシルビーニョ・本間の2枚替え。
ところが、それをあざ笑うかのような展開。
ボールを得た山形が、早めにゴール前にボールを放り込むと、飛び込んだ選手に見事にヘディングを決められた。
0-2。

ここから挽回する力は、新潟にはなかった。
何度かゴール前で決定的なチャンスもあったが、いずれも最後のキックが枠をとらえられない。

山形県民応援デーで、1万9千人近くも詰めかけた観衆の前で張り切った山形の選手たち。いつもより荒っぽくても体を張る選手たちが多かった。
しかも、かなりなラフプレーがあっても、なぜか新潟の選手たちだけがイエローカードをもらうというような、?な判定も目立っていた。

こうして、大事な一戦を落としてしまった新潟。
また上位進出が難しくなってきたような気がする。
チーム得点王のレオナルドの欠場の理由は果たして何だったのか?

8月は、岡山、金沢、柏とこれからも新潟より上位のチームとの対戦が続く。
勝利、勝利と連勝し、勝ち点3を積み上げていくしかないはずなのだ。
いずれにしても、この8月の3試合の行方によっては、9月以降は消化試合になりかねない。
絶対に負けられない試合が続く。

山形まで応援に行った皆さんは、今ごろ重い気持ちで新潟へ帰るために国道を、車を走らせていることだろう。
応援はすごくよく聞こえた。
「山形県民」に負けない応援だった。
ありがとうございました&お疲れさまでした。
それだけに、やすやすと負けてほしくなかったなあ…。
コメント
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