ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

達也不在がここまで影響するとは…

2018-11-11 17:43:56 | アルビレックス新潟
J2リーグの試合も、今節と次節で終わり。
第41節、新潟は、アウエー徳島戦。
昇格争いは佳境を迎えている中、この対戦は、J2の中位から下位に属する両チームの対戦。
徳島は、6連敗中で、今回の対戦がホーム最終戦になる。
順位は徳島の方が上だが、その勝ち点差は2。
新潟が勝てば、順位をひっくり返せるという訳だ。
前節は、後味最悪の負け方をした新潟だったが、今節立て直せたのかどうかが気になるところだった。

ところが、2時間前の先発メンバーの発表を見て、驚いた。
ここ10戦ほど不動だったメンバーが大きく入れ替わっていた。
先発メンバーが4人代わっていた。
センターバックの一人が、広瀬ではなくソン・ジュフン。
左サイドバックに渡邉泰基ではなく、安田。
左の前が、渡邉新太ではなく、高木。
FWが田中達也と河田ではなく、ターレスと渡邉新太。
広瀬、渡邉泰基、田中達也は、ベンチ入りからも外れていた。
代わりに、今季ケガからの手術で長期離脱していた堀米や、柳が久々のベンチ入りというのは、うれしいことだったけれども。

新潟としてみれば、いくらか攻撃が機能していたのは、前半のみであった。
ソン・ジュフンは、敵の攻撃を最後のところで防いでいたが、後半途中接触プレーでケガをして、柳と交代してしまった。
安田は、本来のうまさを見せることもなく、攻守ともに精彩を欠いた。
高木は、前半それなりに攻守にかかわっていたが、後半河田と交代となってしまった。

結果的に、0-0で引き分け。
よく引き分けですんだ、というところだ。
特に、後半はずっと押されていて、セカンドボールがまったく取れないわ、味方へのパスがつながらないわ、まったくいいところがなかった。
それは、Jリーグの公式サイトで結果を見ても、明らか。
シュートは、徳島7本に比べ新潟3本。
コーナーキックは、徳島10本、新潟3本。
フリーキックは、徳島15本、新潟9本。
試合速報を見ても、後半の内容に、新潟の攻撃は1つしかなく、徳島の攻撃のことばかりであった。

なぜ、こんな結果になってしまったのだろう。
ホーム最終戦だということで、徳島の選手たちががんばったせいもあるが、ここずっと試合を作っていた田中達也の不在が大きかった。
確かに、ターレスもがんばっていたが、田中達也のように攻守に顔を出し、チャンスをつくったりピンチの芽を摘んだりすることには、不足感があった。
苦しい時間帯も、最年長の田中達也ががんばるから、他の選手たちもがんばれる、というところがあったように思える。
やはり達也不在が、苦戦の原因だったと言える。
本当は、これではいけないのだが。
こんなに達也の存在が大きいチームだったのか、と改めて思った。
そして、ここ10試合のレギュラーメンバーが変わっていたことは、戦い方に大きな違いが出て、後半の相手側の攻撃に対して、常に受け身になってしまっていたように見える。

これで、年間ひとケタ順位もなくなった。
あとは、残り1試合。
ホーム最終戦、山口との一戦を残すのみとなった。
せめて、勝って次期へ気持ちよく希望をつないでいきたいものだ。
コメント
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