マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

増えてます

2010年11月09日 | 鳥さん








一日、大荒れの天候でした。
朝から雨模様、日中は雨が降ったりを繰り返す、あいにくの空模様でした。
途中から、風が強くなり始めて、まるで真冬の季節風のような強風に変化しました。
強風が原因で、列車のダイアグラムが大幅に乱れて、運行はズタズタ状態になりました。夕方、遅れと運休が重なって、やっと動いた列車に乗ることができましたが、今度は徐行で、ゆったりとした走行を楽しむ事になっちゃいました。

朝、通勤路途中にある大ケヤキを見たら、地面には一面に落ちた葉っぱが積み重なっていました。昨日は、こんなになかったので、一晩で一気に落葉したわけです。
夕方も、地面を見ると、風の吹き溜まりに、葉っぱがうず高くなっていました。強風が吹くと、枯れ葉が舞い上がって、忍法枯れ葉隠れを見ているようです。
それでいて、空を見上げれば、うっすらと青空が見えて、三日月が輝いています。風さえなければ、風流な眺めなんですけどね。

新潟県は、高齢化と関東圏への一極集中で、徐々に人口が減っています。まあ、関東圏以外では、どこも同じなのでしょうが。
先日、新聞を読んでいたら、新潟県で増えているものがありました。それは、日本へ越冬にやってくる白鳥さんの数です。
全国集計では、日本で越冬する白鳥の数は横ばいだけど、新潟県は増えているんです。
白鳥は、新潟県へ一極集中しているわけです。

理由は、エサの豊富さだと書いてありました。
新潟平野は、日本を代表する穀倉地帯です。空から白鳥の目で見れば、一面がエサ場に見えるんでしょうね。
水田には、落穂とか二番穂がタップリあるので、人間が食べても美味しいコシヒカリを、お腹一杯食べることができます。
その上、阿賀野市の瓢湖、新潟市の福島潟、鳥屋野潟、佐潟と、保護された越冬地があるので安全ですしね。

下の画像は、金曜日の夕方撮影した白鳥さんです。
もみじ狩りの写真を二枚しか撮影できなかった帰り道、田んぼで白鳥さんの一団がエサを食べていたのが見えたので、撮影しました。
昼間、白鳥さんを見たければ、越冬地となっている湖沼へ行ってはいけません。朝から夕方まで、集団でエサ場(主に水田)へ行って留守です。昼間の湖沼で見ることができるのは、おびただしい数のカモさん達です。まあ、カモフェチの方は、昼間の湖沼がベストですけどね。カモさんも、数もそうですが、種類が多いので、見ていて飽きません。

撮影したときは、驚かさないように、少し距離を置きました。
その内に、エサを食べながら、段々と私の方へ移動してきたので、レンズを望遠側へ目一杯ズーミングして撮影できました。
私と白鳥の距離は、田んぼ一枚の横幅程度です。だから、10メートルくらいでしょうか。
白鳥は、暗くなると、集団でネグラの湖沼へ帰って行きます。
夕方、福島潟にいると、エサ場から帰ってくる白鳥が、編隊を組んで次々と帰宅して来ます。
白鳥フェチの方は、この時とばかり大口径レンズを駆使して、バシバシと撮影します。
近くを編隊が通過すると、羽ばたくリアルな音が聞こえます、これは臨場感がありますね。

画像で、灰色の個体は、子供です。
冬の新潟平野は、白鳥天国です、双眼鏡で見ていると、飽きません。ただし、防寒だけはシッカリ準備しないと、凍えてしまいますけどね。





















コメント
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