マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

物語

2010年11月29日 | 戯言









今日は、大気の状態が不安定で、荒れ模様の一日でした。
空模様は朝から雨、それも風交じりで横殴りの雨です、駅へ歩いて行くだけでズボンの裾がびしょ濡れになってしまいました。
駅へ行く途中、傘に叩きつける激しい雨音が一瞬変化しました。短時間ですが、雨にあられが混じった音でした。もうすぐ12月、初雪の便りも近いなと感じられました。

こんな荒れ模様の天候なので、散歩写真も開店休業状態です。
天候のせいにしてしまうのはシロウト写真家です。プロは、どんな環境でも、恐ろしいようなショットを物にします。
昨日聞いた椎名さんの講演会の話です。
外国(国名は忘れました)へ行ったとき、ホテルの部屋にいたら激しいスコールが降り出しました。ホテルの窓からスコールの様子を見ていたら、道を歩いて来る人物を発見。その人物を望遠レンズで一瞬のうちに撮影したそうです。
昨日、その写真を見ました。道を歩いていた人は、シルエット状態になっていました。何とはない場面を撮影した写真なんですが、見るものに何かを語りかける存在感がありました。
椎名さんは、一つ一つの写真には、一つの物語がある。物語が始まる、感じさせる写真を撮影していると言っていました。
どこでも撮影できそうな場面なんですが、一瞬を切り取って物語を感じさせてしまうのは、とても真似できることではありません。

今日の写真は、先日の土曜日に稲荷神社で撮影しました。
久しぶりに、神社ネコさんに会いに行ったんですが、数が少なかったです。
原因は、ゲートボールです。神社の境内にゲートボール場があるんですが、土曜日は年配の方たちが元気にゲートボールを楽しんでいたので、いつも昼寝に使っているベンチが塞がっていたんです。
神社の回廊に二匹の猫さんが日向ぼっこをしていて、胡散臭そうな目付きで睨まれましたが、何とか写真を撮らせてくれました。
すでに、冬の日が傾き始めた時間帯だったので、ネコさんはオレンジ色を浴びて、暖色に染まっていました。
帰りに、木の影に白い物体を発見しました。なんだろうと思ったら、動いたのでビックリしました。よく見たら、白いネコさんが丸まって昼寝中でした。白ネコさんは、初撮影でした。












コメント
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