マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

水菓子

2010年11月18日 | 戯言






朝はどんよりとした曇り空でしたが、その後は天候が回復して、青空が広がりました。昨日と同じような空です。
昨日と違ったのは、気温です。朝の冷え込みは同じですが、日中の最高気温も余り上がりませんでした。一日寒さを感じました。ただし、風がそんなに吹かなかったので、助かりました。


水菓子と言うと、果物の事を言います。菓子と言われると、どうしてもチョコレートとか煎餅とか、その類を思い浮かべます。
先日、NHKラジオを聴いていたら、水菓子が何故果物を表すのか、放送していました。
放送の主は、梅津正樹さん、「ことばおじさん」で有名ですね。話は、その番組の受け売りです。

話は、果物(くだもの)から始まりました。クダモノの語源は、木の物からきているそうです。クダモノは、木に成る物を表しているわけです。リンゴとか梨とかは、果物ですよね。

で、菓子と言うのは、本来は果物の事を言っているんだそうです。果物=菓子です。
本来の語源から、だんだんと指し示すことが変化して、果物は自然の物(果実類)、菓子は人の手が加わった物(いわゆるお菓子)を指し示すようになっただそうです。たしかに、そう言われると納得します。

水菓子は、江戸で果物の事を指し示していたそうです。ただし、ある意味ローカル(江戸なのに)な言い方なので、全国的な言葉ではないそうです。
でも、子供の頃は、年寄りが水菓子と言っていたのを、聞いた記憶があります。

因みに、果物=木の物と同じような変化をした言葉に「ケダモノ」があるそうです。
ケダモノ=毛の物です。

車を運転しながら聞いた話なので、うろ覚えの部分もあります。ご容赦を。












コメント
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