本日、午後1時から、工学院大学にて、
上野正彦先生の『温かい死体と冷たい死体』出版記念講座。(朝日新聞出版)
様々な事件、死体のスライドなどを交えながら、
2時間あっという間の興味深いお話し。
監察医として、30年間、2万人もの死体をご覧になられたという。
死体は言葉を発しないけれども、
丹念に観察すると、
『私は、事故にあったのではない、殺されたのです』と、死者が真実を語るのだそうです。
『わかってるよ、~~でころされたんでしょ、ちゃんと見つけますよ。』などと、
死体と会話をされる、と言う。
一見奇妙に感じるけれど、まさに死者の人権を擁護するプロフェッショナルだからこそ、そこに至るのだろう。
普通の医師は、生きている人のために仕事をする。
監察医は、死んでいる人のために仕事をする。
変死者の検死、解剖などにより、死の原因を明らかにするわけだが、
それは法律上のシステムのための仕事でもあるのだろうけれども、
先生のお話には、死体に対する尊厳があふれいていた。
死から生を見る真摯な目がある。
生から死を見るのではない、逆さの視点。
その視点から眺めてみれば、
どの死体にも、尊い命があり、かけがえのない人生があることがわかる。
人生においても、ときに自分を逆から観察することも大事ですよ、とおっしゃっていた
特に、今の私には、とても意味があるんではないか~
死んだ自分から、今の自分をどう見えるだろう?
どう生きて欲しいだろう?
もしも、今、死ぬとしたら、
死に際まで、しぶとく、もがいて暴れながら、死んでいく死体になると思うので(笑)、
上野先生に検死されたら、
『アーこの人は、ずいぶんしつこく抵抗して死んだんだね。』
って、Judyの死体と語ってくれるかもしれません
だったら、何事もあきらめずいつも全力投球で生きていくことが私らしいんじゃないかしらぁ~
ところで、
死体の話しの隅々で、
最近の日本をしきりに嘆いておられた。
思いやりの気持ちがすっかり置き去りにされていると。
どんな死体が多いかで、時代が見えるものね。
世の中を見渡してみてもわかるけれど、
確かに、
犯罪の様式が大きく様変わりしている。
自分で自分を殺す、
キレて殺す、
殺してみたかったから殺す、
邪魔だから殺す、
子供が親を殺す、
親が子供を殺す、
老人が伴侶を殺す、
あまりにむごく、
あまりに悲しい事件が多い。
孤立、疎外感、みじめをStopさせる社会に!!
とスローガン掲げたくなりますね。
今日は、
命の尊厳とは何か?
考えさせられました。
ともかく、死体になったときには、
『ありがとう』という声が聞こえてくるような死体になりたいな。
終わってから、上野先生と出版社の方と3人でお食事に
上野先生は、夫の親友のお父様。
偶然にも、昨日の夜は、息子さんとお食事して、今日はお父さんとお食事~
話しが面白いのは、親子共通なのだなあ~と、違うところでも感心
Jちゃん、誠にありがとうございました
上野正彦先生の『温かい死体と冷たい死体』出版記念講座。(朝日新聞出版)
様々な事件、死体のスライドなどを交えながら、
2時間あっという間の興味深いお話し。
監察医として、30年間、2万人もの死体をご覧になられたという。
死体は言葉を発しないけれども、
丹念に観察すると、
『私は、事故にあったのではない、殺されたのです』と、死者が真実を語るのだそうです。
『わかってるよ、~~でころされたんでしょ、ちゃんと見つけますよ。』などと、
死体と会話をされる、と言う。
一見奇妙に感じるけれど、まさに死者の人権を擁護するプロフェッショナルだからこそ、そこに至るのだろう。
普通の医師は、生きている人のために仕事をする。
監察医は、死んでいる人のために仕事をする。
変死者の検死、解剖などにより、死の原因を明らかにするわけだが、
それは法律上のシステムのための仕事でもあるのだろうけれども、
先生のお話には、死体に対する尊厳があふれいていた。
死から生を見る真摯な目がある。
生から死を見るのではない、逆さの視点。
その視点から眺めてみれば、
どの死体にも、尊い命があり、かけがえのない人生があることがわかる。
人生においても、ときに自分を逆から観察することも大事ですよ、とおっしゃっていた
特に、今の私には、とても意味があるんではないか~
死んだ自分から、今の自分をどう見えるだろう?
どう生きて欲しいだろう?
もしも、今、死ぬとしたら、
死に際まで、しぶとく、もがいて暴れながら、死んでいく死体になると思うので(笑)、
上野先生に検死されたら、
『アーこの人は、ずいぶんしつこく抵抗して死んだんだね。』
って、Judyの死体と語ってくれるかもしれません
だったら、何事もあきらめずいつも全力投球で生きていくことが私らしいんじゃないかしらぁ~
ところで、
死体の話しの隅々で、
最近の日本をしきりに嘆いておられた。
思いやりの気持ちがすっかり置き去りにされていると。
どんな死体が多いかで、時代が見えるものね。
世の中を見渡してみてもわかるけれど、
確かに、
犯罪の様式が大きく様変わりしている。
自分で自分を殺す、
キレて殺す、
殺してみたかったから殺す、
邪魔だから殺す、
子供が親を殺す、
親が子供を殺す、
老人が伴侶を殺す、
あまりにむごく、
あまりに悲しい事件が多い。
孤立、疎外感、みじめをStopさせる社会に!!
とスローガン掲げたくなりますね。
今日は、
命の尊厳とは何か?
考えさせられました。
ともかく、死体になったときには、
『ありがとう』という声が聞こえてくるような死体になりたいな。
終わってから、上野先生と出版社の方と3人でお食事に
上野先生は、夫の親友のお父様。
偶然にも、昨日の夜は、息子さんとお食事して、今日はお父さんとお食事~
話しが面白いのは、親子共通なのだなあ~と、違うところでも感心
Jちゃん、誠にありがとうございました
judyさんは今抗がん剤との闘いで頑張られてると思いますが、副作用は大丈夫ですか?
お互い無理せず少しずつ頑張りましょうね!!
それと写真のセンスが好きです!!
美を極めてるって感じですね!!
これからもちょくちょくお邪魔します!!
>死から生を見る真摯な目がある。
という文に惹かれました。その方の仕事への誠実さがすごく良く伝わってきます。
私も死んだとき、誰かの目にとまるのであれば幸せだったに違いないといわれるようなそんな全うな生き方を送りたいです。
闘病中とのこと、大変ですね。
お互いがんばりましょうね★
写真、ほめていただき、ありがとう~。
写真が大好きなので、嬉しいです。
shonganさん、はじめまして♪
コメントありがとうございます。
自分の死体のことまで、考えると、いかに生きるか、いかに幸せで終わりを迎えるか、と考えたくなりますが、笑って死にたいですね~!