マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

鏡に映る『自分の顔』

2009-09-11 | 表情学
昨日は、午前中から、新しい企画の打ち合わせで、忙しい一日だった。

あまりに夢中になり、気がついたら、ものすごく身体がだるくて、急いで休んだくらい。

自己の内側に神経質に集中しなくて済んだので、

Judyくんの場合、ハードにストイックに!?生活するのがいいのかしら。


昨晩は、さすがに眠れるだろうと、楽しみにしていたら、

また、覚醒・・・

仕方がないので、息子のお弁当の準備をしておこうと、お米を炊こうと思ったら、

お米がない


午前1時過ぎに、ミッドタウンのスーパーへ。


真夜中のスーパー。

やけに落ち着いた。

表と陰なら、陰の世界な・・かんじ。


そこには、世間からの妙な疎外感があって、

それがイヤなんじゃなくて、

その非現実的な空気にも癒される。



ちょっと身体から、『自分』が離れちゃってるな・・・


帰り道、夜空を見ながらそう思った。


自分の大事なカラダなのに、

自分の辛い肉体を投げ出したくなっていたのかなあ。




身体の不快感に嫌気がさして怒りまくったり、

そんなネガティブな感情のコントロール不能に、

脳まで抗がん剤にやられちゃったんだ、と苛立ったり・・



きっとこの何ヶ月も、程度の差はあれ、そう感じていたのだろう。

でも、感じないようにしていたのかな。

人にも、ほとんど泣き言は言わなかった。

言葉にすれば、事実になって、崩れそうになる自分が見えるから。




でも、今思うのは、

苦しみや悲しみ、痛みをしっかりと感じることも大事だ。

私には。


魂の奥の奥まで感じて、

吐き気がするほど感じて、

そうしたらやっと身体から、痛みをリリースできる。

それが私のやり方なんじゃないか。




今まで、鏡を見るときは、一生懸命笑顔になって、カワイイ自分!?を演じ(信じ?)

とりあえず見た目を無難にこなす自分をであると認識した“つもり”になっている。

自分の脳にウソをついてきたのだ。

自分の目をごまかしてきたのだ。


現実は、どう頑張ったって、違う。全く違う。

抗がん剤は、恐ろしい破壊力を持って、癌以外の健やかな場所まで叩き潰しているのだ。



頭も眉もマツゲも、無い。

顔にあるべきものが無いのは、恐い。

肌の色はくすみ、顔全体もむくんでいる。


よくよく見れば、Judyちゃん、化け物だー!!!


いつのまに?

そんなお姿に?


今はね、『悪魔の顔を装った小悪魔』になったのよ。(笑)


気持ちが健やかなときは、自分の顔が楽しくて満足したりすることもあるというのに、

気持ちがゆがんでいるときは、化け物にさえ見えるものだ。


元気なときは、鏡を見るときに、『顔』を通り越して、その奥にいる自分と向き合っている。

顔が気にならないのだ。

気持ちがすさんでいるときは、鏡を見る回数がドッと減る。

鏡を見たときに、そこに見えるものしか、見えないからだ。

ネガティブな自分の感じていることを完全無視したいので、

その傲慢な自分の顔自体に、嫌悪を感じる。



皮肉にも、“顔”っていうのは、私にとっては、ライフワークだ。


この自分の顔を通して、『自分を見る』作業から逃げてはならない。




そう思ったら、俄然、意欲が湧いてきたのよね。



どうせ癌になったのなら、

癌になったからこその痛み、苦しみ、悲しみ、口惜しさ・・・、そして喜びに至るまで、

あらゆる感情を徹底的に感じてみよう、と思う。


逃げずに、とことん闘おう。


死に怯えたり、

泣き事を言いたくなったら、

悪魔のJudyに変身して、

ひたすら癌を徹底的に攻撃し、追い詰め、殺すだけだ!


根性を養い、強い精神力を鍛えていくしかない。


私の場合は、下手に、のんびり、とか、ゆったりが大事よと、自分を甘やかしていると、

癌に隙をを狙われるだけのような気がする。


よっしゃーー!!!!!


こんなことで、負けている場合じゃないっ~すぅ~


さあ、気持ちを切り替えて

これから、新宿の朝日カルチャーセンターへ行ってきます♪

『死体は語る』の監察医、上野正彦先生の出版記念講座を聞きに

終わったら、先生とお茶をすることに~


今、鏡を見たみたら、ちょっと腹黒な愛嬌のある顔に、見えてきました


今後は、美しい顔に見えるように、心身を鍛錬して参ります~


とにかく、がんばルンバ


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