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3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

SIGUR RÓS performing with Orchestra

2025-02-16 20:38:00 | 音楽
20250216
何か今年度は青春時代に聴きまくった音楽たちを10年越しにライブで聴くという年度になった。

11月に東京ガーデンシアターで俺が世界で一番好きなバンドのボーカル、トム•ヨークのライブを見に行った。

そしてその会場内で流れていたCMにまんまと引っかかり、その場で購入を決めてしまった。WEEZER、JIMMY EAT WORLD、DEATH CAB FOR CUTIEが来るなんて言われたらもう我慢できない。バンドマン時代にどれだけ聞いたことか。エモにめっちゃハマっていた時期があった。

そして今日も行ってきた。
これもそのロッキンオンソニックの宣伝にあったものだ。これはマジで1発でチケット予約してしまった。

標記の通り。
シガーロスのライブに行ってきた。

実はシガーロスのライブを見るのは初めて。これまたバンドマン時代にシガーロスはめっちゃ聞いた。何を言っているのかはさっぱり分からないアイスランド語、そして美を究極的に追求したかのような純粋で美しいサウンド。

ポストロックにどハマりしていた時代があって、その時にちょっと背伸びして難しいポストロックを聴きまくっていた時期があった。しかりシガーロスは異質だったなぁ。何だろう、ロックというかもはや映画音楽のように壮大で綺麗なんだよな。

俺の中でシガーロスのイメージは、アルバム『残響』(Med sud i eyrum vid spilum endalaust)のジャケットそのままなんだよな。

アイスランドの澄み切った自然の中を、マジで純粋無垢に裸で駆け回るみたいな。

しかもあのシガーロスの音楽をオーケストラと共にやるなんて楽しみすぎる。

ワクワクしながら国際展示場駅へ向かう。もうライブに行く日の昼はカレーそばと決めているのかと自分で不思議になるほどライブ前にはカレーそばを食べている。実はちょっと変えてて、ロッキンの1日目はカレーそば、2日目はカレーつけそば、そしてこの日は…

カレー鴨そばにしてみた。

閑話休題。

東京ガーデンシアターに到着。ローチケの電子チケットを展示して速攻で物販に並んだが…

またしてもポスターを手にすることはできなかった… メルカリを探してみるか…
まぁ、Tシャツはアルバム『takk』の世界観溢れるやつを購入できたから良かったけど。


ワクワク。

今回はアリーナではなく、バルコニー席にした。その中でも一番上の席だった。これはこれで面白い。

凄いセット… 
オーケストラと演奏するんだもんな。
これは演奏前の写真ですので、念のため。
俺は演奏中の写真や動画は一切撮らないのがポリシーなので、ってかそれがマナーかつルールだよな。

マジで轟音だった。
当たり前だけどシガーロスの曲はオーケストラと合うよ。弦楽器の響きが最高に心地よい。

そしてそして…

絶対に演奏してくれるだろうと信じていた曲。

『Hoppipolla』

マジで最高だった。この曲聞けただけでも価値があったと俺は思う。この曲のイントロが流れた時点でオーディエンスから歓声が上がったからね。神曲だよ。アイスランドの澄み切った情景が浮かぶ。

美しい。

こんな一番簡単な形容詞だが、この美しいという形容詞を世界で一番音で表しているバンドだと思う。

純粋な音。綺麗な音。澄み切った音。

そんな音の渦に溺れさせてもらった時間でした。
シガーロスを生で、しかもオーケストラと聞く。人生経験として極上な体験だと思う。

そして、やっぱりアイスランドにどうしても行ってみたくなった笑





天理を散策

2025-02-16 14:50:00 | 
20241226

だいぶ日付が遡っている。今更になって年末に行った怒涛の奈良•京都の旅で書いていなかった記事を付け加えようと思う。

これを載せるのを迷っていたところがあって。別に悪いことしているわけでは無いんだけど、そもそも俺は無宗教の人間だから。

奈良方面に出張が決まり、俺としてはどうしてもみておきたい街があったんだ。

そしてやりたいことリストにもずっと鎮座していた天理ラーメンを食べるという目標があったこともあり、天理に行ってみたかったのだ。

噂には聞いたことがあったが、実際にこの目で見てみたい。まるで異国のような風景が広がっているらしい。天理教の関連施設が立ち並ぶ宗教都市。そもそも名前が天理だからな。

ドキドキワクワクしながらJR奈良駅から万葉まほろば線に乗って天理駅へ。


天理駅到着。

街歩きは後回しにしよう。時間もそんなに余裕がなかったので、まずは石上神宮へ。タクシーに飛び乗る。天理駅から石上神宮は歩くと30分ほどかかる。参拝時間に間に合わなくなってしまう。

駅付近は全然普通のよくある駅前って感じなんだけど、神社に近づくにつれて街の景色が変わってくる。

詳しくは帰りの街歩きのところで記す。帰りは石上神社からゆっくりと歩いて街歩きする予定だ。



到着。

物凄く古い歴史をもった神社で、古事記や日本書紀にも名前が登場するほどである。

厳粛な雰囲気。そして山に囲まれているのがまたいい。雰囲気抜群。

ニワトリのオブジェ。可愛いなと思っていたら…

本物が放し飼いにされていた。ニワトリと何か関係があるんだろうな。

ここ石上神宮では伝来した古代の鉄剣『七支刀』が国宝に指定されている。
七支刀の御朱印を頂くことができた。ここ石上神宮を参拝できただけでもここ天理に来た甲斐があったと思う。

そして、帰りは歩いて30分ほどかけて街を見ながら天理駅に帰る。

タクシーから見た景色が異国情緒溢れ過ぎていて楽しみすぎる。


この形の建物が至る所にある。そしてこの形が何となく中国を連想させる。

夕暮れ時と天理の街並み。

天理大学周辺。

天理教教会本部。天理教でも何でも無い俺が入っていくのは気が引けたのだが、この日のこの時間は誰も人が居なかったので入ってみた。

入ったのはここまで。勝手に入ったら天理教の人に失礼な気がしたので。

で、この辺がまさに〝天理〟って感じの景色が目白押しのところ。天理大学を少し歩くと…

天理大学附属天理参考館。
圧倒的な迫力であった。何か中国にいるのではないかという感覚に陥る。すごい光景だ。

この景色は天理に来ないと見れないよな。
マジで外国に来ているような景色、感覚であった。

はるばる天理に来た記念にバックパックを映り込ませる。

30分くらいこの辺りで1人でフラフラしていた。では、そろそろ天理駅の方に戻ろうか。

天理市役所。

で、街の至る所にこの建物があったんだが何なのだろう…とずっと疑問に思っていた。調べてみると、「詰所」と呼ばれる施設で、天理教の信者が集まったり、宿泊したりする施設とのこと。

物凄く大きくて、しかも独特な景観のためにインパクトが凄い。下手なホテルなんかよりも全然高い。このサイズの施設が街の至る所にあることから、この天理の天理教を信仰している人の多さが窺える。

最後に見たのが、このようこそ天理へのアーチ。天理ラーメンを屋台バージョンで食べるという選択肢もあったが、本店に行きたかったので、櫟本駅へ移動した。

インパクト抜群の街でした。
歩くだけでまるで異国に居るような景観。日本でもトップクラスに有名な宗教都市。無宗教の俺が興味本位でフラフラしていいのかは分からないが、いい経験となった。