3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

秩父からの大移動ひとり旅 5

2019-07-16 22:16:38 | 
長く書きすぎてしまったので、この辺で終えよう。

清泉寮から更に標高を上げる。

そしてこの旅の最終目的地は俺がこの清里の旅で行ってみたかった場所。

その名も…

「最高地点」

何てカッコいい地名だろうか。

正式にはJR鉄道最高地点。
最高地点なんて言われた日には行かねばならぬ。

連日の歩きで足は限界だったが、更にトレッキングコースを歩く。

まずは仕事でお世話になる八ヶ岳自然ふれあいセンターで手続きわ、済ませ、やまねミュージアムの脇にある道を出発。

小径を通って、一旦舗装された道路へ。

ひたすら景色が変わらない道を1時間ばかり歩く。

暫く歩くと八ヶ岳大学寮地帯へ。
ここを左に折れ、暫く別荘地を歩く。

でまた、トレッキングコース。
あと残り30分ほど。最後の力を振り絞って歩く。
最後の山道は足元もドロドロで靴が真っ黒になってしまった。

最後の山道を登り終えると、目の前に看板があった。




着いた…

JR鉄道最高地点。

多分、車で来れば一瞬だったんだろうけど、清里駅からトレッキングコースを歩き続けて来たので、だいぶ達成感がある。






で、ここが日本で一番高い踏切。

横断中にカンカン警笛が鳴り始めたので、慌ててGoProをセット。

日本最高の踏切&小海線&俺。

そしてそして…




最終目的地感ハンパないよねココ。


近くにカフェがあり一服。
ここまで来れた達成感がヤバい。

最後荷物を整理する。

さて、どう帰るか。

また同じコースを戻るなんてとんでもない。
体力的にも時間的にも不可能。

ひたすらこの小海線に沿って、日本最高にあるJP駅である野辺山駅まで歩く事を決める。

で、時刻表を調べてみると…

あと20分くらい!

最高地点を出たのが16時40分過ぎ。

野辺山駅から発車するのが17時ちょうど。

これ逃したら次は18時15分。
1時間15待ち!

軽く走った。足はもう限界を超えていた。

最後の最後までハードすぎる。

何とか3分前に到着、小海線、小淵沢行きに滑り込む。軽く肉離れ状態。

で、こっからは長い長い帰路。

野辺山→小淵沢→甲府→高尾→八王子→国分寺実に4時間かかって西武線まで帰ってきた。

家に着いた時にはまともに歩けず。

この日、このスマホを手にしてからの最高記録が出ました。



40000弱…

ヤバかった。

おしまい。

秩父からの大移動ひとり旅 4

2019-07-16 19:33:15 | 
20190505

旅の続き。

40分くらい中央本線に揺られ、小淵沢に到着。
ここでも少し寝れるかと思ったが、全く寝れず。

この辺りの駅は未だに駅に喫煙所があるんだな。

ここからは日本JRの最高標高を誇る路線、小海線へ。結構知る人ぞ知る路線みたい。


鉄道には余り詳しくないので知らなかったんだが、この路線、なかなかの強者。

先に書いたJRの路線としては日本一の高さ誇る野辺山駅を有することに加え、なんと標高の分野では日本第1位から9位の高さを全てこの小海線が独占ているという。



侮りがたし、小海線。

接続は悪くなく、20分待ちくらいで乗ることができた。
たった2両編成の小さなローカル線。

しかし、この列車。景色がやばい。
右側には駒ヶ岳だーん。
左側には八ヶ岳どーん。

って感じ。
登山列車よろしくグイグイ標高を上げていく。

景色を楽しみつつ、清里駅に到着。

さぁ、こっからは仕事。


清里駅から直ぐにインフォメーションセンターでハイキングコースと地図を頂く。
後日談だが、俺がこの日歩いたハイキングコースには俺以外人が居なかった。どんだけハードだったんだろう。清泉寮にはあんなに人が沢山いたのに。

清里駅周辺で大いに迷い、だいぶ時間ロスしてしまったが、無事にハイキングコースに入り、吐竜の滝にまずは辿り着いた。まだまだ中間地点にも来ていない。


吐竜の滝周辺では滑落したが死なずに済んだ。
てか天気良すぎてやばい。パーカーを脱いだのはいいが、汗でびっしょりのTシャツも変えたい。

その後も孤独にどんどん進む。
他には誰もいない。
頼りない地図1つで人がいないトレッキングコースを進んでいると、本当にかなコースがあっているのか不安になる。しかも目印は木に申し訳程度に付いているピンクのリボンだけ。

そして…

清泉寮に到着。

清泉寮は人が沢山いた。
清里に人がいない訳ではないのだ。
俺が通って来たトレッキングコースなな誰も行かないんだな。

清泉寮の前の牧草地帯は開けていて、奥には山々を望み、何とも開放感がありつつ、雄大な景色。



ここで1人で座り込み、下諏訪で買ったおにぎりで昼飯。

まだまだ中間地点。

ゴール目指して更に標高上げます。