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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

民主党は早く解散して政権を維新の会に明け渡せ

2012年06月29日 08時39分31秒 | 橋下改革

 現状で消費税増税を実施すれば、日本の沈没が更に加速することを述べてきた。前回の消費税増税以降、税収は一貫して減り続けている。買い細りとなり、需要が収縮、企業倒産が相次ぎ、税収はさらに減少する。官僚はわが世の春とばかりまた公共事業に税金をばらまき始める。

http://www.garbagenews.net/archives/1778034.html

 やるべきは経済成長戦略であり、①円高を利用して世界の資源&優良企業を買って買って買い捲る、②日銀独立法を廃止し、徹底的な金融緩和により、1ドルを120円程度に戻す、③北海道・沖縄にパスポートで出入りする低賃金経済特区(外国人受け入れ)を作る。日本は圧倒的な製造力が復活しロケットのような急復活を見せる。

 何故、民主党、自民党、公明党が手を組んで衆議院を通せたのか、これは、官僚が裏で動いたからであり、その力を遺憾なく見せつけた。官僚が何故、これほどに強いのか?それは、官僚が自らの既得権を守るため、アメリカ政府とスクラムを組んでいるからだ。*1

 *1 官僚に関して私と同じような主張をする人物のいることが分かった。田中宇氏だ。ちょっとづつ内容や論点が異なるものの、官僚の問題点に関してはほぼ一致する。田中宇氏は専門家として私の数倍は確証に足る情報を持っているだろう。しかし、私がこの考え(官僚の既得権)に至ったのは遅くとも1998年で、多分、彼より早い。早速彼の著書を購入予約した。

 CIAが官僚組織に浸透している事は既に述べたとおり(CIA秘録:文芸春秋*2)、CIAは盗聴を含め、日本政府内のあらゆる情報をキャッチし、官僚を取り込むことにより、日本政府を動かしている。官僚に金を与え、時には女性を世話し、一方では脅し、CIAの手先としてしまう。世界最強のアメリカをバックにしているから官僚は強い。

*2 私は10年以上前からCIAの情報を集めていた。この本はまさしく私が求めていた情報(数行だが)を記載していた。

 

Cia

アメリカは日本における中国スパイの活動をある程度容認しており、当然中国スパイも日本政府内に協力者を持つ。サムソン電子が日本企業から情報を入手する方法として表向きは技術者のハンティングだが、実は韓国のKCIAによる情報入手の目くらまし、あるいはアリバイ工作と見ることもできる。

 日本はスパイ防止法を制定すべきだが、これはアメリカの指示を受けた官僚の必死の抵抗で潰されてしまう。アメリカが日本から搾取するうえで、CIAほか諜報機関が政府や企業から情報を入手する諜報システムは生命線だ。アメリカは日本から資金を奪い取ることは何とも思っていない。アメリカの能力で、取られる方が悪いとの考えは、欧米や中国では当たり前。

 国民が日本をアメリカの植民地のようだと感じるのも、為替をはじめ経済がアメリカにとって有利*3、日本にとって不利に展開するのも、アメリカをバックにした官僚のせいだ。官僚は魂を売り、アメリカの言いなりに動く代わりに、既得権を維持する。実はアメリカの経済が行き詰まったのは、イカサマな仕掛けで日本から搾り取る原資が少なくなったことが大きい。しかし、まだまだ利用される。

*3 東京株式市場のトレードの外国人比率は60%から、70%に上昇した。これはひとえに、外国人とりわけアメリカなどにとって東京市場(惡情報をキャッチして空売りなど)のメリットがあり、日本人が損し続けたことを示している。日経平均の高値は一貫して下降、米市場は高値を更新している。

 1990年代のクリントン大統領時代には、諜報機関を利用した日本政府や日本企業からの機密情報入手と戦略により莫大な金やビジネスが日本からアメリカに移った。この恩恵をあずかったのは、アメリカのほかにイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの旧英連邦であり、実はこれらの国はエシュロン(盗聴を含む情報収集機関で日本の三沢にもある)の共同運営国だ。

 

Cia3

官僚は諸悪の根源だが、自民党も民主党もやり方が稚拙で歯が立たなかった。ここは、大阪維新の会の登板である。官僚を従わせるのは簡単なこと。人事に徹底的に切り込むことだ。既に橋下はやっている。まずは事務次官を切り飛ばす。首の理由は後から考える。悪い奴はどんどん切り飛ばし、改革に従う若手官僚を登用すればよい。

 民主党が経済音痴なのは分かっていたので、官僚改革を期待していた。この改革が経済発展ももたらすと考えた。ところが唯一の期待が裏切られた。鳩山は官僚に潰された。菅は親官僚に180℃舵を切り消費税発言で参議院大敗、野田はまさしく官僚の操り人形になった。このまま、能無し、勉強バカボンの東大官僚を放置することは、日本に決定的な破滅をもたらす。

 大阪維新の会では官僚組織に送り込む人材を今から集め、育てて行くべきだ。大阪府、大阪市の職員から優秀なのを見つけるのはてっとり早い。

 アメリカが官僚を直接動かしたのははひとえに、当時の自民党が政治主導力を持たなかったから。政治家をバイパスして官僚に持ちかけたところ、これが予想以上うまくいったからそれを踏襲しているだけ。(官僚はアメリカ高官からの電話一本で動く。たとえ日本の不利益であっても)政治主導力のあるリーダーが登場すれば、当然、アメリカはリーダーと手を結ぶ。それが橋下徹であることを期待する。

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