宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ベンツML-350は8年目からどんどん壊れる車になった 夢の様だった新車の変貌

2021年11月15日 16時50分50秒 | 
 もしベンツを購入するなら、5年以内に買い替えることをお勧めする。長く乗り続けた場合、国産車よりはるかに壊れやすく、修理費は平気で3倍ぐらいになる。だから、ベンツは金持ちじゃないと所有できない車だ。

 2013年にML-350(後継車がGLE)を購入した時は驚きの連続だった。一番はエンジン。軽やかで振動が無く、物凄いトルク。ディーゼルながら国産のガソリンターボを相手にせず抜き去る。ミッションもハンドルを握ったまま指で操作できるので、新感覚の運転を楽しめた。

 車体は剛性が有り、ガタの来ないハンドルで、かなり振り回してもきついカーブを曲がれる。ランクルだと片側の車輪が浮くね。きしみも無い。必要に応じて鋳鉄を使っている。また鉄板や塗料が強いから、国産車とこすったとしても、国産車がへこみながら、ベンツは傷も見えない。

 それが7年を過ぎると、次から次へと故障やトラブルが起き始め、ラジエーターからパイプが抜けた際は、レッカー車で2回も運ばれることになった。まさか900万円で購入した新車がレッカー車で運ばれるようになるとは想像も出来なかった。

 ベンツの特徴は、力を入れているところは抜群なんだが、そうじゃないところが弱い。強度のまだら模様なんだな。発電機が壊れるなど国産車では考えられんし、ベルトのガイドプーリーがロックしてベルトが全部吹っ飛ぶとか、排気系のアクチュエーターが動かなくなり、遂には高圧燃料ポンプから軽油が漏れ始める。

 1年間で、まともに修理したら120万円を超えた(影響の少ないところは直さんことにした)。SUVだから、ユーザーはランクルのイメージでタフで頑丈と思っている。ところがそうじゃない。どんどん遠慮なく壊れる。余程金持ちじゃないと維持できないねと修理屋に言うと、金持ちでも「そんな修理費は払えない」と言っているらしい。

 外車専門の修理屋によれば、それでもベンツは故障が少ない。特にフォルクスワーゲンは故障が多い。ドイツ車のイメージが壊れるね。

 設計も変な具合になっている。電池は3種類あり、交換するとなると、座席のフロアーの下だったり、ただ事じゃない。何で3種類なんだ。値段も高い。メインバッテリーはうっかりすると9万円。僕はネットで3万円で購入。ドアミラーは死角が多い。鏡の曲がりを大きくするよう何度言っても直さない。

 恥ずかしい思いをするのは、バックドア。閉めるスイッチを押しても、何かが挟まるとバックドアが全開してしまう。車が後ろから急接近して、追いつくと、注意されたことが何度もあり、時々こういうことは起こると、もうあきらめた。

 僕は、ベンツの改善点を、右ハンドルへの変更から始まり、バードビュー、スマホのようなインターネットの使い勝手の良さ、緊急時の専用通信、油圧やエアサスの採用など細かい点を含め40以上提案した。上野金太郎社長は全部採用するようと指示を出した。ベンツは生まれ変わったが、僕に対してはあまり感謝していないらしい。

 日本では情報が無料という概念が強い。僕の考えでは情報戦略が戦略に占める重要度の60%から、99%を占めるが情報を空気みたいに思っているから、日本がアメリカはおろか、中国、韓国からも置いておいて行かれる原因でもある。金太郎君はもっと論理的な思考力を磨いた方がいい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽天証券の新しいRSS2ではち... | トップ | 最近起きた 僕のインターネ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事