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ビットコインは花火のようにぱっと広がって消えた

2014年02月28日 20時46分38秒 | 社会・経済

 世界最大のビットコイン取引所マウント・ゴックスの本社が東京に有ったなんて知らなかったが、先程ニュースで民事再生手続きを開始したと伝えられた。ネットで防御網を破られ、合計85万ビットを盗まれたらしい。476億円相当という。

 この時点で、業務続行不可能だが、26億円債務超過で、倒産に至ったようだ。マウント・ゴックスは真面目な人たちで、騙したりは無かったようだが、セキュリティーのガードが甘かったと伝えられている。

 最近、通貨の不安定な中国などで使われているとニュースになり、日本経済新聞で記事が掲載され始めたところだったが、破たんするのが早かった。

 ビットコインの発明者は日本人の Satoshi Nakamotoという説も有るが、この人物の存在が確かめられておらず明確ではない。

 ビットコインは2013年のキプロスでの預金封鎖でビットコインにお金が流れたことから急速に需要が高まったようだ。しかし、全世界で2,100万コインと限定されていたため、当初1,100円程度だったのが12万円レベルまで上がり急速に下がるなど問題を抱えていた。

 ビットコインが安定し安全で利便性が高ければ、大いに利用価値が有った。例えば、中国に1円を送金する場合、みずほ銀行の言いなりでは7,000円ぐらいかかる。円からドルへの換金料、手続き料、引き落とし保障費などだ。それから比べると抜群に良かった。

 中国で引き落とす保障費は2,200円だったか、これを払わないで引き落とせない場合が有るのかみずほ銀行を追求し、実績などを出させようとしたところ、結局払わないでも大丈夫ということになった。

 海外送金は銀行ぼろ儲けという話。これが韓国や中国では半分ぐらいで済むし、CITY BANKで千万円残高が有ると個人相手の場合は無料で振り込める。ビットコインは無条件で送金できたわけだ。

 犯行の目的は三つ考えられる。一つは金儲けだが、仮想通貨なので使うことが出来ない。二つ目はこのシステムを壊す事。不利益を被る何者かが仕掛けたか。最後はハッカーなどの腕試しだろう。ガードが甘かったから簡単に目的達成したか。

 最大手のマウント・ゴックスが倒産したものの世界には6社程度運営企業が残っているようで、ビット・コインのシステム自体はなくならないようだ。

 

お詫び:情報収集が十分ではなく、内容の変更を余儀なくされました。問題が有ればこのテーマに限らずご指摘ください。

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