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ファッション製品のネット店出品の全自動化を他社に先駆けて実施し5年経過

2018年01月05日 16時36分47秒 | デジタル・インターネット
 ネット通販ではアマゾンが一人勝ちであり、それを楽天が追っている。特にアマゾンの影響を受けて、価格がオープンになり、販売価格が低下しているところから、最近の顕著な傾向として、小規模なネット店は次々撤退を余儀なくされている。

 わが方も例外ではなく、売り上げの減少に伴い通販部門は人数を減らしており、さりとて販売を継続したいわ・・で、スーパーブランド製品の店舗出品を自動化することにした。

 計算機のやる作業は、大手卸の商品情報をホームページからダウンロードし、キャッチフレーズ、説明文等を制作し、写真などと関連付けたファイルを作成し、アマゾン、楽天、ヤフーなどへのアップロードである。簡単そうに聞こえるがそうはいかない。これをやっている会社は大手でも聞いた事がない。

 例えば、説明文の作成について慣れた社員なら簡単であるが、計算機は何も分からないし判断力も無い。そこで、説明文のパターンを作り、商品の名称、商品番号、特徴、サイズなどを説明文の指定した箇所に入れるようソフトを組む。

 卸のホームページの中に入るには、URLでジャンプさせ、ID,パスワードを入れてログインすると、目的のブランドページに飛び、データー関係のCSV、商品毎の画像をダウンロードする。スーパーブランドは100以上あり、商品数は千種類ある。同じ商品でも色も異なる。

 これらを選別しながら、楽天など企業ごとに異なるフォームに合わせて、アップロードするCSVを作成する。アップロード方法は色々有るが、一挙に大量処理するにはFTPが適する。このFTPアップロードもタイミングを見ながら操作しなくてはならない。

 全自動が可能になったのは楽天、ヤフー、ビッダーズであり、アマゾンはHTMLの中を覗く事を許可しないので、半自動で止まった。

 これに使うソフトは複雑だ。当初はUWSCでやっていたが、全部をVBA(ソフトの開発やメンテが容易)に切り替えることにした。しかしVBAだけでは限界があり、今ではVBAをメインに、パワーシェルでそれぞれの得意な分野に関してUWSC,VBを呼び出し処理し、データを受け渡している。つぎはぎのソフトになった。

 インターネットを利用するソフトは難しい。インターネットは言わば、大量の水が高速で流れる川みたいなもので、状況が瞬間瞬間で変わるし、何が起こるか分からない。例えば、ある処理では状態が落ち着くまで待ってやるとか、泥臭い処理が必要になる。泥臭さは随所にあって全部が自動で対応できなければならない。

 ま、このおかげで、省力化は格段に進んだ。毎日、数千の商品の最新情報を取り込み、店舗情報をリニューアルするには5~10人ぐらいを要するが、当然全自動化なので計算機(パソコン)が全部やってくれる。これで売り上げが伸びたか?これはまた別の問題である。

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