宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

世界一のこだわり安全技術と車文化・ベンツワールド トヨタでは知り得ない世界

2014年10月13日 11時54分25秒 | 

 トヨタも一時期は静粛さスムーズさで世界をリードした時期が有った。以前、ベンツの幹部がそれを認め、発言している事を知り驚いた。この素直さ、率直さがベンツを更に発展させている原動力なのだろう。

 ベンツ(世界で初めて車を開発した)について四駆を中心に、特にトヨタに無い技術やサービスを語り、逆も紹介したい。

1.パワフルで静粛なディーゼルエンジン

 大型四駆をガソリンエンジンで引っ張るなんてナンセンスの極み。トヨタには繰り返しランクル200にはディーゼル搭載を要望したが「窒素酸化物の基準をクリアできない」「日本の基準は厳しすぎる」との回答、ギブアップで、ガソリン車のみとなった。

 そこで、世界中のディーゼル四駆を探し、ベンツになったのだが、ベンツのディーゼルは文句なく世界一。トルクは強大で、例えば3リットルの63.2kgmは国産の大型ガソリンターボさえ凌駕する。その静粛さスムーズさはガソリン車の領域。

 ディーゼルながら、追い越し加速ではレーシングカーと良い勝負。急坂でも全く意に介さず、ガンガン加速し駆け上がる。凄い心臓。

 BMWのディーゼルも良かったが、高周波振動が抑制できていない。トルクもやや低い。トヨタは、今やそのBMWのディーゼルエンジンを購入している。

2.破れないベンツイモビライザー

 ベンツとトヨタの技術とこだわりの差が顕著に表れているイモビライザー。前にも書いたように、トヨタのイモビライザーはイモビカッターで簡単に破られてしまい、トヨタ車は簡単に盗まれる。特にエンジン音の小さいハイブリッド車が狙われる。

 ベンツのイモビライザーは毎回キー番号が変更され、コンピューターがエンジンとキーの両方のキー番号を確認するので、キーが無いとエンジンがかからない。極めて安全性の高い方式である。

3.横滑り防止・駆動制御

 四輪のうち一輪を完全に浮かせた状態でまともに走れるのはベンツの四駆だけらしい。大雨の中のカーブなどで、安心してコーナーを攻めることが出来るのは大きい。この安全性は最もベンツが強みとする技術である。

4.電子ミッション

 ギアが突然逆方向に入って壊れないよう、最近の手動ミッションはぎざぎざになっている。あれは慣れても使いにくい。ベンツとBMWは電子ミッションを採用しており、特にベンツはハンドル右側のレバーなので違いが際立つ。

 指で操作する新感覚には驚いた。新しい時代の新しいミッションだ。女性にも好まれるだろう。ただミッションが左から右に変わったので慣れるのには時間がかかった。何度もウィンカーと間違って操作した。

 電子ミッションだからウィンカーと間違えても、コンピューターの判断が働くので、誤操作にはなりにくい。

5.絹の感触の強力なブレーキ

 高速をレーシングカーの様に走る車が、市内に入るとステージを変えフィーリングを変え、滑らかで心地よい走りや取り回しを楽しませてくれる。その感覚を作るのが、まるで絹でできたようなブレーキだ。

 この心地良さは癖になる。最初は気付かないのだが、フットワークに応じる柔らかい確実なタッチが何とも言えないフィーリングを作る。トヨタのブレーキがごつごつしているとは言わないが、まそんなものか。

 それでいて、効きは強力だ。トヨタでは間に合わないところが、ベンツではあれっという感じで止まることが出来るだろう。この差も大きい。

 ただし、引き換えにアルミホイルの汚れは早い。2週間すると消耗したパッドが付着するのか、汚れが目立ち始める。

6.AMG

 どのクラスでも、レーシング仕様の高出力なAMGモデルに仕立てられる。音は根太く甲高く、やや近所迷惑であるが、どんな場所でもレーシング場にしてしまうのだ。値段も元々高いものが更に高くなる。

 AMG仕様(ガソリンのみ)は私の好みではないが、ベンツは速いんだと周知するための別タイプ改造プロ仕様モデルというべきか。まずは音で萎縮させる。

7.光ファイバー

 ベンツは情報を伝えるケーブルに光ファイバーを使っている。通常の使用には全く関係が無い。強いて言えば、核ミサイルが撃ち込まれた時に、従来ケーブル(電子機器)は使えなくなるが光ファーバー(光機器)は影響を受けない。

 長期間使用で従来ケーブルは錆でケーブルが劣化したり、断線する危険性が有る。光ファイバーは高湿度環境などに耐久性が高い。このような見えないところのこだわりがベンツ。

8.本革仕様やステアリングの美しさ

 美しい。見事というしかない。ここらは本場ヨーロッパの文化と伝統、技術職人の技、巧みさが見られる。トヨタの安い材料を豪華に見せる技術は見事だが、それだけ。味わいや深みが無い。

9.音響

 最初に音楽を聴いた時の音の良さ、深さの印象は忘れられない。どこから音が来ているのか不思議だった。課題は、ハードディスクの容量。10GBなのでCD録音がいっぱいになってしまった。もっとも、容量オーバーは私が初めてらしい。

10.その他技術

 斜め後の車などのドアミラー表示、歩行者や自転車の飛び出しの表示、危険な場合のブザー音とハンドル操作の制限など、独自の安全システムが装着されつつある。数年後に、ベンツの車は様変わりするに違いない。ベンツの進歩は目が離せない。

11.信頼性

 以前、やくざはベンツに乗っていた。ベンツと言えばやくざだった。そこでヤナセはやくざと対峙し、けが人を出しながら戦い、やくざを完全に締め出した。そのような姿勢が安心できる。

 広島トヨタ西風新都店の様に、突然やくざ店長が出てくるのは驚ろかされる。とてもじゃないがトヨタは信用できない。ヤナセはトヨタのように自己都合(まずい事が有ると客のせいにする)で豹変する事は無い。

 最近、やくざはレクサスに乗っている。白いレクサス600が窓を開けてタバコを吸っていたらやくざでしょう。レクサスはベンツ&ヤナセのコピーでもある。やくざご用達、それがトヨタのレクサス。

◆トヨタに有ってベンツに無い物

1.ナビサービス

 レクサスのナビサービスは、垂涎物だろうね。電話すると女性との会話で、女性がナビに行き先を設定してくれる。それに比べて、ベンツのナビはひどい。タッチパネルではないし、音声認識も今一つ。

 ベンツは三菱電機製ではなく、パイオニアのカッロツエリア最高モデルに変更すれば改善される。曲がる時、「ここです」という絶妙のタイミングが良かったね。

2.クランクションボタン

 国産車なら、ステアリングの中心付近のどこを叩いてもクランクションが鳴る。それに対して、ベンツは叩く場所が中央を外したところになっており、とっさの場合に分かりにくい。中央のベンツマークを叩くなという意味か。

3.タイヤ

 ベンツのコンチネンタル【タイヤ】指定は消耗が早いので止めて欲しい。フロントタイヤは13か月で交換になった。ヤナセのお勧めを振り切り、ブリジストンに履き替え、今は安心。

・・・ベンツとトヨタの差は歴然だ。その差は安全と安心に対する妥協の無いこだわりの差だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヘーゲルやマルクスの弁証法... | トップ | アメリカでエボラ感染が広が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事