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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

アインシュタイン物理学の間違い3

2008年02月23日 17時34分26秒 | 宇宙

 物理学は、時間という次元・新たな空間を想定したところから、おとぎ話、あるいはファンタジーの世界に入ってしまった。何故、いつまでもファンタジーであり続けるか?実は時間が存在しないからだ。ネス湖のネッシーの話を連想して欲しい。1933年以来、ネッシーの報道があり、様々な探索がなされているものの、未だ確実な発見には至っていない。現在でも、専門家による本格的な探索も続けられている。様々な説が出てきては、世界中の人々を楽しませてくれる。ネッシーは夢であり、ロマンなのだ。

 もし、時間の存在を簡単に確認・計測できたら、実態は即座に解明できたことだろう。実は時間が存在しないから、勝手にマイナスにしたり、虚数になったりということが有っても、誰も否定できない。例えば、実際に存在しない人、t仮にA氏としよう。A氏が存在するらしいどんな人だろうかと友人に聞いてほしい。様々な推論が成り立つ。何とでも言る。議論は収束はしない。時間のことは、何しろ、世界の天才たちの言うことだ。簡単に否定できない。宇宙物理学の天才たちは、ビッグバンという、これも奇想天外な説を正当化するために、時間にしわ寄せした理論を発表する。

 欧米の物理学者が受け入れ難いのは、宇宙の始まりが無いということだ。論理的な思考が停止してしまう。キリストの宗教感も大きく影響している。(日本の物理学者は疑うことも無く受け入れているだけだ) ところが、人類を含む生命体は明らかに、宇宙が継続的に存在する中で、新たに生まれてきた。生命体の始まりは存在する。生命体といえども物質の組み合わせであり、組み合わせにははじまりと終りがある。ところが、物質自体の始まりを想定することは難しい。

 量子大で物質と反物質が存在するとされている。量子大の物質と反物質が合体すると両方が打ち消しあって消滅するという。そこで、この全宇宙を量子大にしてしまえば、反物質との組み合わせで無になる。物質と反物質の組み合わせは無限大にある。たまたまこれらの組み合わせのバランスが崩れれば、量子大の宇宙が誕生するというわけだ。バランスが一度でも崩れるということは、度々バランスが崩れるということだ。そのバランスの崩れは、反物質側でも起きる。どこかに、反物質で形成される宇宙も存在することになる。 量子大の大きさと言えども、その重さは半端じゃない。何しろこの全宇宙の重さがある。

 アインシュタイン物理学によると、ある時、時間がマイナスになり、高速で拡散している宇宙が収縮し始める。地球も太陽も、そして無数の銀河系までが一点に収縮して、量子大になるという。その一点とはどこか分からない。これがいかに現実離れした話であるか、大学教授や博士号を持った仲間と議論したことがあるが、例えば10トンの鉄の容積を半分にすることでさえ現代の技術をもってしても不可能である。このようなことが起こるとしたら、ブラックホールかもしれない。ブラックホールは全ての物質を吸収・凝縮させ、この地球をも吸収してもおかしくはない。ところが、そうはならない。ブラックホールは蒸発するとされている。吸収力の大きくなりすぎたブラックホールは一部が蒸発することにより、全宇宙を飲み込むことが無いのだ。

 私は学生時代ブラックホールの発見を聞いた時、人類が発見できていない電子より小さな物質が存在しているのではないかと考えた。光さえ重力のために、放射されないとすれば、何らかの物質が光を伝搬させていなければならない。これはエーテル説とも共通する。私が習った教科書では電子が最も小さな物質とされていた。果たして、リーダーズダイジェストで電子より小さな物質の発見が報告されていた。エーテル説はアインシュタインにより完全に否定されたと、最近まで報告されていた。ところが、最近ではエーテル説が見直されているらしい。

 再び、この宇宙を生みだした母なる真空に戻る。物資と反物質のずれから物質が誕生するには動きがある。実際、物質と反物質が煮えたぎるように分離・合体を繰り返しているという。動きが有れば、時間が存在することになる。動きが有り、時間が無いとの議論は成立しない。だから仮に母なる真空が存在すると仮定して、その母なる真空の前に何があったのかという議論は当然起きる。母なる真空の前の状態のその前の状態も当然存在しなければならない。この議論は無限に続く。かくして、ビッグバン理論は破たんしてゆく。

 我々が確認できる宇宙の果ては光に近い速度で暗い何も無い暗黒の真空へ向けて拡散しているという。そうだろうか?私は、宇宙の果てのさらに外側の恒星などが光を超える速度で拡散している可能性は十分あると思う。アインシュタインによれば、光より速い速度は存在しない。ところが、宇宙が無限大と考え、巨大な重力で引っ張られた場合には、いつか物質の速度は光を超えてしまう。この速度という概念も面白い。例えば、光に近い速度で拡散する恒星から地球を見ると、地球が光に近い速度で遠ざかっているのである。

 アインシュタイン物理学は宇宙の議論を非常に狭くしてしまう。宇宙が有限とする仮説と同様に、宇宙が無限である可能性があることを主張しておこう。

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