夢の中で雷鳴が轟き、長く続いたため次第に現実に引っ張り出され、寝ようと頑張ったが、かつて経験した事の無い激しい雷が連続した。3時ぐらいだったか諦めてテレビをつけると文字情報で「安佐北区上原で1時間に120mm、安佐南で110mmの大雨」「災害に注意」など流れた。
しかし、外では全く雨の音もせず、どこか別の世界の出来事のように受け取った。兎に角寝なくてはと、運動し、焼酎を少し飲み、いつの間にか寝たようだ。
朝、8時20分頃電話が入り起こされた。長野の家内の兄から、「生きていますか?」と確認の電話だった。安佐南区の八木の方では、土砂に流され、10棟が見当たらなくなった地区も有り、死傷者も出たようだ。
テレビは民法も含め全局で1時間から1時間半も報道していた。安佐南区が放映されるのは、ジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門で、優勝した萩原麻未さん以来かな。大きな長い区でちょっとした市ぐらいの規模が有り、地域により特色が有る。
安佐南区でもこの「こころ団地」は山を削った強固な岩盤の上に有り、およそ災害には縁が無い。兄には、「雨も降ってませんよ、安心してください、有難うございました」と伝えた。親類や知人から問い合わせが来た。
後に分かった事だが、湿気を帯びた空気が九州と四国の間の欲しい海域を北北東に上昇し、広島市のデルタ地域から太田川の海抜が低い地域に沿って上がったため、太田川沿いの緑井、八木などで山際の住宅が土砂災害を被った模様。
こころ地区は安佐南区では太田川と反対の西の端であり、緑井など太田川流域が史上かつてない大雨だったのに、殆ど降らなかった。ボケたブログを書いてしまい、申し訳ない。
21日朝、39名の死者が確認され、1100世帯が停電中という。痛ましい事でありご冥福を祈ると共に、早い復旧を待ちたい。家族や家を失った人々の気持ちはいかほどのものであろうか。
当社の従業員は全員、太田川流域や太田川を越えて西の当社に向けて通勤している。昨日、緑井の従業員から特段の話も出なかったので気付かなかった。
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