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オバマ大統領は尖閣の日米安保第5条の適用宣言で何としても日米のTPP妥結を図りたい

2014年04月24日 21時08分22秒 | アベノミクス

 オバマ大統領は、共同声明を先延ばしにした上で、尖閣諸島について「日本の施政権下にあり、したがって日米安全保障第5条の適用対象だ」と表明。流石にアメリカの大統領は戦略的であり、オバマ大統領の実務的な性格が溢れている。

 国賓待遇の要求にも応じた。北朝鮮拉致家族にも会った。オバマ大統領は出来るだけの譲歩をしてきた。しかし、本丸はTPPだったのだろう。経済最優先だ。安倍首相がここの所アベノミクスに消極的なのと対照的だ。

 TPP交渉が長引き詰めきれず、本来はTPPは継続協議とすべきところ、日米の共同声明を遅らせて尖閣への踏み込んだ発言をした。つまり、安倍首相に対して、豚肉の価格を守りたいのか、国土を守りたいのかと問いかけているのだ。

 誰が考えても国土を守るのが第一優先のはず。安倍首相が決めかねているからオバマ大統領はイライラしている。安倍首相はここまでオバマ大統領が尖閣に対して踏み込んでくるとは読んでいなかったと思われる。

 もし、安倍首相が今回TPP合意をパスすると、オバマ大統領はアベノミクスに協力しなくなるし、それ以上にアメリカのヘッジファンドや金融筋が非協力的になる。日米関係を好転させる絶好のチャンスを逸する事になる。

 実はアメリカ国民は今でも日本を、日本人を信用していないし、信頼していない。911の時、アメリカ人はパールハーバーと叫んだことを想い出すべき。

 元々、オバマ大統領がTPPを日本に持ち掛けてきた意図は、日本がTPPの輪に入り、仲間として、運命共同体として、中国に対抗して行こうという壮大な戦略だ。オバマ大統領は真面目だ。信用して良いと思う。

 オバマ大統領が米中関係は最も重要な関係と発言するのは中国へのリップサービスであり、中国との衝突を避けるための作戦なのだ。だから、安倍首相の靖国参拝は非常に痛かった。

 果たして、安倍首相や取り巻きが気付くかどうか?

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