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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

維新の会に挽回のチャンスは有るか?

2013年04月04日 13時26分28秒 | 橋下改革

 安倍政権への支持が高まる中、大阪維新の会に以前のような期待や勢いが感じられなくなった。橋下ちゃんは大阪市長でありながら国政政党の共同代表、残りの共同代表の石原慎太郎は病気がち、元立ち上がれのメンバーとは方針を巡ってギクシャクでは無理もない。

 瞬間的な支持率ではみんなの党を下回るありさまである。前も書いたように、先にみんなの党と合併、立ち上がれと選挙協力なら大躍進していた。自民党をおびやかしていたであろう。

 私は焦らず、大阪の改革を進め、上手に実績を公表したらよいと思う。橋下徹が支持を集めた原点は、大阪の改革実績である。意外性と驚きだった。その中で現在の地方行政と中央官庁との問題点を指摘し、解決案を示すべきだ。

 橋下手法(問題点を取り上げ、当事者を激しく追及する)は健在で、相手が官僚だったり地方公務員だったりすると拍手喝さいだが、結果的とはいえ桜宮高校(入学試験中止)のように受験者(一般人)が犠牲者になる場合には逆に非難を浴びることになる。この切り替えは今後の生命線だろう。

 橋下ちゃんはやりたくないかもしれないが、町の人々の不満がどこに有るかを十分調査した上で、関心の高いテーマを取り上げ、国民がうっぷんを晴らすような発言を代行してあげれば(発信力は普通の人の数万倍)間違いなく支持率は上昇する。

  例えば、大阪府と大阪市に「何でもお聞きしましょう課」を作る。府民や市民は府や市に対して喋りたいことが山ほどある。ところが全く聞き入れて貰えないからフラストレーションがたまっている。これらの声を全て(不真面目や感情的なものは除く)お聞きし、体系化し、データベース化する。そこから、より多くの住民の声を反映させる政策を実行する。

 プロジェクトチームがデータベースのデータを分析し、実現や解決のため練りに練った対策を手にした上で、マスコミや住民に対して、橋下ちゃんが得意の演説をぶつ。

 あと一つ、支持率が上昇する手。橋下ちゃんが原発を容認する方向に大きくぶれたことと、無条件で容認しているようにとられていることがマイナスになっている。「原子力の安全性が確認されれば、現段階では原発稼働を認めざるを得ない。然しながら、現状では安全性が確認されていない」と電力会社に噛みつくべきなのだ。

 再びぶれたわけではないし、電力が安全性を軽視してきた状況を追求し、改善させる姿勢を見せれば、多くの国民がついてくる。また、現実に原子力は安全性が確保されている前提でまだまだ必要なのだ。

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