アメリカの注目すべき柱と動きは経済と軍事の2面である。冷戦終了後、アメリカは経済優先で進めてきた。それ故に、同盟国日本を捨てて、中国に突っ走り、中国の経済成長を強力に後押しした。中国投資は十分すぎる利益を生んだ。
しかし、中国が軍事優先で、強引な経済成長は軍事力拡大を目指したものだった事は分からない筈もなかった。推察するに、楽観主義が支配したか、都合の悪いことを考えず、今この時の利益をとりに行ったのだろう。
誰が考えても、いつか中国がアメリカの経済を上回り、軍事力も上回る。冷戦終了後にアメリカが世界の経済ルールを変えたように、いつか中国が自国に有利なように世界のルールを変える時が来る。
そろそろアメリカも軍事的な面の優先性を元に戻し、手を打つべき時期に来ている。ちょっと遅いかもしれないが。
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