宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

熊本市の知人が「水が手に入らない」とファイスブックで嘆いていた

2016年04月17日 21時50分40秒 | 深刻な問題
 熊本在住の知人などの連絡がとれてやれやれと思っていたところ、更に大きな地震が発生し、後のやつが本震だという。震度4クラスが1日中発生、震度4と言えば僕が阪神大震災の時に経験した最大の縦揺れだから、たまったものではない。阪神大震災は未明だったが飛び起きた。

 松山の知人からも、毎日地震だと嘆きが届いた。最大4ぐらいらしい。九州と松山は断層で繋がっているんだね。このつながりは長野まで到達しており、実は長野も昔から地震が多い。

  熊本の人は広島同様、まさか大地震が来るとは考えてもみなかっただろう。だから、準備ができていない。もろくも平和な日常が崩れた。今や日本中、地震が起きない地域は無いのだ。伊方発電所は休止していて助かった。熊本、大分では通常の生活を取り戻すのに、数か月はかかるのではないか。
 
 最初の本震がマグニチュード6.5で昨日1時26分のが7.3この指数が2違うと1000倍エネルギーが異なるとすると、後の本震が前の本震の約16倍のエネルギーを持つことになるようだ(0.2の差で約2倍)。熊本城の瓦が飛び、強固な石垣が破壊されるわけだ。

 僕の地震仮説だが、今後地球上で大地震はますます増加する。地域を選ばない。従来のメカニズムに加えて、地球の表層が経年と共に弾力性&粘性を失い、様々な割れが生じ易くなっているのだと思う。地質劣化地震とでも呼ぶか、今後増加するであろう新しいタイプの地震だ。

 層内部は薄い層に分離し始め多層の積層のような状態をなり、また帯状の層の長手方向も分断しやすくなる。経年的な現象で、地層内の結合力が弱くなる。500年経過したガラスが結晶化して割れるようなものだ。従って、対象になっていない地域でも地震の可能性が出てくる。

 バッティングセンターの帰りの石内(広島市佐伯区)のマックスバリューで長い間かかって車に商品を載せているご婦人がいて、見ると大半が水だった。熊本在住、大阪からの帰りでかつて五日市に住んでいたから、知っているマックスバリューに寄ったという。

 水が手に入らないとはただ事ではない。今の熊本の悲惨な状況を物語っている。僕らが考える以上に事態は悪化している。水が無いために、ご両親のところに帰った女性もおられた。水を購入して送るべきか考えていたが、宅配が届けられるかどうかが分からない。

 安倍首相は米軍の支援を断ったというが、現地は食料も十分ではなく、今この時の飢えや不便さを何とかしたい。断る理由は何もないのではないか。米軍は様々なノウハウと、情報収集力を持っており、是非、支援をお願いしたいところ。

 それにつけても、地震の予想がまるで当たらないことおびただしい。大学などはもう、10年以上前から、地震にかこつけては予算を獲得し、莫大な研究費が使われている。地震と関連づければ予算が出たのだ。

 そろそろ、研究の有り方を考え直す時ではないか。僕は、日本全国で20か所ぐらい、断層などが危険な場所を中心に、直径20cm☓深さ20kmぐらいのボーリング穴をあけ、センサーを埋め込んで、観測するなどを試みても良いと思う。

 超音波や電流で地質を解析するといっても限度が有る。深く穴を掘れば実際の地質が分かるし、センサーも埋められる。深い地層の動きも把握できる。地震予想は当たらないなんて常識を破って、現実的な予想手法を考えるべきだ。

 最後に、マンションを買うなら、持ち家を建てるなら、耐震ではなく、免振ですよ。免振!!揺れない免振がベスト。