STAP論文の調査委員長を務め、STAP論文には写真に捏造が有り、その全責任を小保方一人に擦り付けていた張本人である石井俊輔氏の論文の写真改竄をネットで指摘されていたらしい。
今月24日、石井氏は産経新聞の取材を受けて委員長を辞任する意向を明らかにしたと伝えられている。改竄を認めた証拠と受け取れる。以下のカッコ内は抜書き。
「この論文は乳がんを抑制するタンパク質関連、平成20年に理研などのチームが英学術誌に発表。石井氏は責任著者の一人。遺伝子を調べる実験結果の画像の一部を入れ替えた改竄ではないかとの指摘が出ていた」
理研は実質100%税金で運営されている日本国の最高研究機関である。小保方はユニットリーダーとはいえ、その支配下にある研究者に過ぎない。しかも、上司の笹井副センター長をはじめ14人の共著となっている。
小保方は確かに軽率だったが、小保方一人が悪いとする判断は、北朝鮮の諸悪の根源が全て張 成沢(チャン・ソンテク)にあると決めつけるようなもの。しかも証拠も無く捏造・悪意と断定している。最終判断の法廷では通らない無茶・無謀であった。
理研としての正式な発表としては組織の体をなしていないし、何故、笹井氏が真っ先に、私の指導と管理が悪かったと言わなかったのか理解し難い。
まともな組織なら、上司である笹井氏が全面的な責任を負う場面。加えて、このような事態になった事に対して、所長は組織のほころびを自覚し、自らを罰すると共に、率先して全面改革に取り組まなければならないところ。
そこへもってきて、今回の体たらく。私事だが、過去に何度も根も葉もないデマを流された経験では、あり得ないような決めつけをし、とんでもない情報を流す奴は、自分自身の悪辣さを相手に当てはめる。従って悪い奴ほど悪質情報を流す。
そもそも石井氏は手っ取り早い事故処理、強引な幕切れを期待して委員長に選ばれたに違いないから、無理もないが、自分自身が捏造の意識が有るから、小保方を捏造と決めつける。これは理研の権威を相当貶めたね。
はっきり指摘すれば石井氏が小保方を捏造と決めつけたことは裁判で90%以上名誉棄損罪になる。その上で、今回の改竄、石井氏が調査委員長の辞任だけで逃れられはずが無い。一方、理研として再調査は避けられない情勢になった。
また、再調査結果の発表では、STAPと併せて①石井氏がなした画像の改竄内容、②彼に委員長の資格が有ったのか、③石井氏を委員長に任命した責任・・の説明が求められる。
特定研究開発法人の認定を受けたいがための、お粗末すぎる理研の対応ではあった。