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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ヒッグス粒子はビッグバンの矛盾を更に拡大させた

2012年07月21日 10時57分39秒 | 宇宙

 ヒッグス粒子はこの宇宙に隙間なく埋め尽くされ、この構成を壊すのは容易ではないので、陽子を光速度に高めて正面衝突させ、確認できたという。もしこれが事実なら、ビッグバン以来、宇宙の膨張と共に、ヒッグス粒子は宇宙に供給され続けた。しかも、質量的にはヒッグス粒子が作るダークマターは全宇宙の96%にもなる。

 実はこの宇宙は、光に近い速度で膨張している。であれば、新たな宇宙を埋め尽くす莫大な量のヒッグス粒子が供給されなくてはならない。どれほどのヒッグス粒子が必要なのか。クオークと同じサイズとしても直径は10のマイナス16乗cm。NHK(クローズアップ現代)で紹介されたようなびっしり状態だと、1立方cmに10の48乗個。NHkの図が現実的ではない(実際は隙間だらけ)としても、10の20乗個~10の30乗個にはなるだろう。

 例えば、宇宙拡大速度が光速の90%でも1秒で27万㎞だ。しかも、新しい宇宙空間の容積は速度の3乗で増加する。数字が大きすぎて、計算する意味を感じない。全宇宙の端がこの速度で膨張するので、それはそれはすさまじい数字のヒッグス粒子がどこからか、現れて新たな空間を埋め尽くすのだ。

 ビッグバンが正しいとすると、時々刻々ととてつもない目もくらむような質量とエネルギーの創出が拡大するのだ。どこから、どのようにしてヒッグス粒子は創出されるのか?物凄いおとぎ話を科学者たちは考えたのだ。

 かくして、加速度的にこの宇宙の質量やエネルギーは増加しているのだが、何故か、宇宙の拡散速度の加速度は増しているという。宇宙の内側に引っ張る力が大きいほど、外側への拡散速度は増すというこの矛盾。科学者たちはいかに説明するのか。

 元々、宇宙には真空などなく、光や重力を伝搬させる粒子が充満されているとする、エーテル粒子説(エーテル説は昔からあった。私はエーテルが粒子で構成されていると考える)の方が遥かに説得力を持つのではないか。

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