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宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

小池百合子氏の正論と勇気ある行動は東京都知事向きではないか 昔、お手紙を頂いた事を思い出す 

2016年07月05日 16時27分04秒 | 国際・政治
 新進党旗揚げに共鳴し、衆議院選挙にはせ参じて選挙事務所に詰めていた頃、小池百合子氏からお手紙を頂き驚いた。手書きの立派で実に美しい字だった。もっとも、字はご本人ではないだろうし、政治献金要請だった。ちらっとお見かけしたと思うがドタバタで、お話しする機会は無かった。



 東京テレビのキャスター時代、ミニスカートで脚線美を見せ乍らインタビューする姿はフレッシュで印象的だった。惹かれ、魅力を感じた男性は多かったはず。手紙も効果的だったし、これほど左様に積極的で、なかなかやり手だった。

 女性の強みで党首間を渡り歩いたとか色々な見方をされているが、今回改めて、彼女の経歴を調べ、なかなか筋の通った勇気ある行動力を示してきたと思う。政治家は結果を問われるのであって、例えば、イージス艦機密情報漏洩事件に関して、有耶無耶になるところ防衛大臣として自ら離任で責任を取るなど筋が通っている。



 自分の既得権維持しか頭に無く、欲深い政治家が多い中、立派な行動である。今回の都知事立候補への動きは、情勢を見ながら一か八かの勝負であろうが、軟体動物の男どもよりよほど男らしい。

 自民党・公明党の推薦が得られなくても、そんなことは気にせず戦ったらよい。増田は元官僚らしく、担いでくれるなら立ちましょうなどと、母親のスカートの後ろに隠れる幼稚園児のようであって、東京都の発展を推進できるとは思えない。



 本人は無難な優等生を演じようとするし、都の役人や都議会議員などの操り人形になる事は明らか。舛添よりましといえそうな位。それじゃ東京も日本も発展しないよ。

 それにしても石原 伸晃氏は真面目なのかもしれないけど、親父と違ってスカッとしないね。将来首相になりたかったら、「やめたほうが良い」と対案(水から官邸と交渉)を示し説得すべきなんだろうね。

小池百合子の状況は厳しいが、この状況に及んで降りるわけにはいかない。当選したら猪瀬氏以上にバシバシ改革や立て直しをやって貰いたい。期待してるよ。

イギリスのユーロ離脱に伴う円高・株価暴落対策 沖縄の人は英・ユーロ離脱を参考にしたら良い

2016年06月24日 13時59分43秒 | 国際・政治
 イギリスのユーロ離脱は期待に反した動きとなり、既に円高、株価暴落の方向に動いている。こういう時、日本(官僚、企業)は慌てふためくだけで何もできないでいた。何もしないとマイナス。実は海外を安く買うチャンスなんだね。



◆僕に決定権が有れば、金利は現在より更にマイナスに振らせて、商社や企業が海外資源、企業を買収する際の金利をゼロにさせる。貸し付けに制限を加えず、海外の資源や有望企業を買って買って買いまくる。

 つい先ごろ、ソフトバンクがスプリント社買収で120円台円安に誘導された(米国側が危機感を感じた)。昔は有事のドル高、現在は円高。これはアメリカ金融筋が勝手に決めているルール。

 買収公社(本当の名前は資源開発公社など)を創立して、これは政府系だからマイナス金利で貸し付けて、心おきなく、海外資源の買収を進める。石油、LNG,レアメタルなど。併せてメタンハイドレードの開発もやるか。



◆安倍のミックスの規制緩和や改革が殆ど無くて、市場などはもう諦めている。ここは日本全体を見渡していくらでも規制緩和や改革の種が有るのだから、順番に実施して行けば、間違いなく経済成長に繋がる。

 安倍首相は支持するが、経済政策は消極的過ぎる。企業などに遠慮しているんだろうね。献金や集票でお世話になるから。そんなことしていたら、倒れるべき企業がゾンビの様に生き残って、活力が生まれない。退場すべき企業はどんどん退場させ、世界企業を育てよう。



◆この際、5万円札、10万円札の発行も面白い。日本の誇る小型ICチップを紙幣に刷り込む。理論的効果より、姿勢を示すもので、海外の金融などは敏感に反応するだろう。

◆ガス抜きを図って投票に持ち込んだキャメロン首相は、大博打に負けたわけで、責任は追及されるし退場になるだろうね。世界経済も冷え込む。



◆◆僕は勿論沖縄には日本に残って欲しいが、日本人があまりにも沖縄への理解が無い。先の沖縄戦の沖縄の人達の莫大な犠牲と言い、過度な米軍基地の沖縄集中と言い、全く改善されていない。

 日米地位協定が全く改善されずに、アメリカに改定の希望を伝えてもいないのは、ちょっと日本人がまともな人間だとは思えないね。沖縄が日本に残るべきか否か?イギリスの様に投票で決めたらよい。兎に角、悩むより、今ネットなどで投票をやってみれば良い。

 沖縄が日本から離脱するかもしれない、中国に吸収されるかもしれないという状況になって初めて日本人が目覚めるのではないか。愛しい沖縄と、沖縄の人達を僕らは見捨てているのではないか?

せこい舛添都知事に対しマスコミは会計報告を掘り進み暴露で圧力を強める

2016年05月20日 14時43分41秒 | 国際・政治
 舛添氏は東大の助教授時代(国際政治学者)から何かとマスコミに登場していた人物で、東大を辞め何故か政治家に。然るに鳴かず飛ばずだったのが ひょこっと東京都知事に滑り込んだ。選挙前、僕は舛添が他候補に比べ安定感が有り当選すると見た。活躍も期待された。

 ところが、就任後、舛添知事の積極的な改革などは全く聞こえなかった。予想外で拍子抜けしたね。その意味では前任者・猪瀬氏は改革し、風を通し、東京都のために尽力してきた。返す返すも、猪瀬氏はちょっと金を欲張った過去が残念だった。

 舛添都知事が辞任との観測は、余りにもまずい証拠を残し過ぎたとの意見だ。母親の介護についても信憑性が疑われ始めている。次々、暴かれる話はせこい内容ばかり。ガードが甘く情けない。しかし、百条委員会やるにしても、自民党、公明党のバックがあるから、そう簡単ではない。

 昭和22年~25年生まれの厚みのある集団は、戦後の何も無い貧しい時代に野原を駆け回りたくましく育った、実力のある世代で、焼け跡からの大発展を支えた。しかし、皆さんある程度成功しながらも派手でもないし、特に恵まれた生活をしている訳でもない。

 貧乏だった記憶が、控えめな暮らしに導き、華々しさから遠ざけているのかもしれない。そんな中で、舛添氏は輝かしい舞台に登場した数少ない成功者だった。

 雑誌では次の候補が橋下徹などと書かれているらしい。僕は彼のために選挙ボランティアまでやったのに、その後の動きは何だか分からない。堺屋 太一、中田元横浜市長、東国原元宮崎県知事らが集まり多士済で新しい政治の流れを作るのかと思いきや、分裂して行く。

 江田憲司とは方向が異なる部分は有るだろうが、十分ピカピカのエースになり得る存在だ。こんな得難い宝を何で手放してしまうのかね。お互いに夢を話し合って、共通のベクトルを見いだせなかったのか。

 橋下徹はテレビの露出をベースに、時代の生んヒーローのようでも有り期待度は高かった。しかし、才能の有る人材を上手に働かせるだけの度量が欠けていたのか。彼が、都知事選に出るかどうかは分からないが、何か日本の政治は芯が無くぐちゃぐちゃだね。

 有り得ない事だろうが、僕は猪瀬氏が猛反省して、再び都知事に返り咲くのが良いと思う。どん底まで叩き落とされ、辛酸をなめた人間は信用できるし、機会を与えれば頑張る。それだけの度量を都民が持ち得るか?

アメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の雀卓で日本だけがアマチュア

2016年03月06日 11時43分30秒 | 国際・政治
 大学院時代の同じ研究室に麻雀とスキーが上手なK氏がいた。K氏が言うにはプロ同士の麻雀では必ずいかさまが有るので、そのいかさまを見抜かなければ負けてしまうという話。当然K氏はプロ級という事だろう(僕は麻雀はやらなかった)。

 これをアメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の雀卓に当てはめてみると、アメリカ、中国はプロ中のプロ、ヨーロッパは平均レベル、日本だけがアマチュアという図式。勝敗でみると、アメリカと中国が大勝し、一人 日本だけがカモられている。

 アメリカと中国はあの手この手で、裏表併せて日本から莫大にカモってきたのだが日本は気付かず、気付いた事も言わず、言えず、カモの役割を続ける。アメリカと日本は軍事同盟という強い絆で結ばれているはずだが、実際にはアメリカが中国大好き(日本嫌いの裏返し)、片思いの蜜月が先頃まで続いた。

 しかし、中国は実力が付くにつけて潜在させていた気持ちが抑えられなくなり、衣の下から刃が覘きはじめてアメリカも慌て始めた。安倍政権になり日本がアメリカに接近し始めた事もあり、日本との関係は少しづつ改善しつつある。

 ヨーロッパ連合は、早くからアメリカの意図を知っていたドイツが自らをガードする仲間づくりとして構築してきたもの。盟主でもあるが、絶対にヨーロッパ連合は崩せず、その維持のためには耐えて耐えて、譲歩し、出来る事は何でもやる。

 勿論、ドイツがやりたかったのはヨーロッパの通貨統合で、これによりアメリカの為替操作などから逃れ、独立できる(植民地化も防ぎたかった)。この体制維持のための国家統合も実現しなくてはならない。歴史的にかつてなかった大スケール実験をおっぱじめ、今のところそのベクトルは失っていない。

 ドイツと日本の違いは、ドイツがアメリカ同様にアングロサクソンの建設した国家であり、アメリカ社会中枢にもドイツ系が多い。ドイツ人とアメリカ白人とは見分けがつかない。アメリカに移住した日本人は先の大戦で排斥され隔離された。

 中国の3000年の歴史は被支配下の歴史でもあった。長年支配され、その中で権力者の懐柔策や倒し方を身に覚え、蓄積してきた。楽観的でお人好しのアメリカを騙す事は簡単だった。オバマ大統領のような紳士が歴史的に重要な時期にトップを担っていた事はアメリカの不幸を増大させた。

 共和党のトランプ候補が出てきたのは、虐げられてきたアメリカの大多数を占める下位市民の気持ちなのかもしれない。1%が富の99%を持つのではなく、0.1%が99%を持つとも言われる。アメリカが中国に敗退するのではないかとの閉塞感も有る。

 オバマ大統領はまともで、真面目に国際情勢に取り組んできた。実績も上がっている。ところが、それまで有ったアメリカのいかさまの部分が消滅し、中国に相当押し込まれた。

 ドイツに比べると日本は?マクロ的にはアメリカのなすがままと言える。ソフトで確実な網をかけられ、独立国家のようにも見える植民地。僕は、アメリカが世界のポリスであって欲しい(アメリカへの支持表明)と前のアメリカ大使から手紙を送ったものの、植民地となった歴史環境を劇的には改善できるとは思えない。

 しかし、まずは事実を究明する事が第一歩。今後日本とアメリカは共に協力しながら、課題を解決して行き、中国などのごり押しや脅威に立ち向かっていかなければならない。言うべきは遠慮せず言う、そういう間柄が求められているのに、日本は遠慮しすぎて殆ど言っていない。

追記:僕は10歳の頃から日本の発展を願っており、そのために可能な事は全部やりたい。発展を阻害するものは全て悪だと考え(意図的にやる場合は犯罪行為)、一つづつ解決したい。これを書いておかないと単なる批判者、クレーマーになりかねない。

 中小企業の社長は社員の給料を稼ぐため、日本の水没を防ぐ資金獲得のため(トラブルも有って思うに任せない)、日曜日も働いているんだよ。今、PCが順調に処理しているのを見ながら、記載している。資金が無いと積極攻勢に出れない。

キャロライン・ケネディー大使に手紙を書こう 日本を愛するアメリカへの最高のメッセンジャー

2015年11月01日 10時49分39秒 | 国際・政治
 日本の未来を考える時、アメリカとの協力関係は極めて重要と言うか、日本にとって命綱はアメリカしかない。日本を57年間ずっと注視してきたが、日本は自主的に改革し発展できる国ではない。殆どの組織で目標とルールが曖昧、上位者が我儘放題、下位者が保身のため従う国だ。

 一般の日本人が考える以上に日本とアメリカの結びつきは強く、今後も続くし、続ける努力が必要だ。一方、アメリカは日本を動かし、利用してきた。アメリカが世界のポリスとして君臨し、世界に働きかけたがことごとく失敗。唯一例外的に成功したのは日本だった。



 日本が戦後の焼け跡から不死鳥のように復活する手助けをしてくれたのはアメリカであるが、残念ながら日本とアメリカの関係は従属的で、日本は現代版の植民地。アメリカは日本から莫大な利益を得るため、諜報機関のネットワークを政府などに張り巡らせ、経済システムや株式市場などをコントロールしてきた。

 今、再びアメリカとの関係が改善するきっかけとなるのは中国の南シナ海などの軍事侵攻だ。中国を愛して止まなかったオバマ大統領も流石に目が覚めた。唯一の超大国から、地位を失いつつあるアメリカの選択は軍事同盟国日本との協力関係だ。その一環が先頃のTPPの総括合意だった。



 さて、キャロライン・ケネディーを日本大使に就任させたのはオバマ大統領だった。ぎくしゃくしてきた日米関係の立て直しにこれ以上ない切り札を用意したのだった。キャロライン・ケネディーは20歳の時、叔父のエドワード・ケネディと来日、広島の平和記念公園を訪問、新婚旅行でも、京都や奈良を訪れるなど日本への愛着は深い。


 キャロライン・ケネディーは日本を愛し、アメリカへの最高のメッセンジャーだ。オバマ大統領の任期も1年余りとなり、キャロライン・ケネディーもいつまで在籍するか分からない。是非、キャロライン・ケネディーに我々の意見や要望を送ろう。



 キャロライン・ケネディーは日本の政治家らへオバマ大統領に要望などが有れば手紙を書いて送って欲しいと述べている。「オバマ大統領は必ず読んでくれる」と言っている。これはキャロライン・ケネディーへ手紙を送れば読んでくれることを約束している。

 僕は彼女がアメリカ大使就任した直後に手紙を送っている。返事は来ないがその後の彼女の言動などで読んでくれたと感じる。独特の僕の勘だが。例えば、安倍首相には150回以上提案などを送付しているが、多分本人は読んでいないと感じる。



 鳩山首相も読んでいない。小沢一郎は読んでくれただろう。菅直人首相は一部は読んでくれた感じがする。前アメリカ大使のルースは読んでいない。政治家に限らず提案・情報提供している。僕は正しいと思う意見や提案を送る。それを読む読まないは本人の勝手だ。

 キャロライン・ケネディーが協力してくれたと思えるのは例えば、イルカ問題だ。彼女の発言や行動はまずいなと思ったのですぐ手紙を書いた。その後、目立った大きな動きが無くなったように思う。安倍首相の靖国参拝は謝罪した。



 僕が最初に送った手紙で指摘した日米の様々な不幸な関係は彼女を驚かせた事だろう。懸念した中国の野望は現実になりつつあることを実感して頂けたと思う。対中国政策の提案が影響するはずもないが、中国の経済失速は僕の意図するところより早かった。


 こんな内容はホットな期間にはブログには明かさない。何年も経過した今だから書ける一端だ。

TTPは難産だったが大筋合意は良かった。アメリカ中心の世界維持に必要だったが日本のためでもある

2015年10月06日 11時36分53秒 | 国際・政治
 ヨーロッパ連合が崩壊の危機にさらされつつも何とか維持でき、中国がABBIでアジア地域の開発で中心的な役割を果たす中、アメリカは相対的な地位が沈みつつあり、孤独感が強まってきた。TTPの遅れもそんなアメリカの力の喪失を表していた。

 相当遅れた大筋合意ではあったが、まとまることが出来て良かった。これはアメリカにとって最大の利益をもたらすが、日本にとってもメリットは多い。実のところ、日本はアメリカ以上に水没が激しく、極めてスムーズに世界の舞台から姿を消しつつあった。

 日本は、官僚、政治家、大企業をはじめ、がちがちの既得権を守ることが本能のような社会構造や国民意識であり、自らの過ちは認めないし、反省もしないし、改革が必要であっても自ら動くことが無い。不満は多くともTPPの外力で無理やり歪んだ構造を僅かでも変えてゆくしかない。

 若い人達は、体力希薄、軟弱傾向が強まる中、中身はがちがちのロボットで、思考力なく安直な現状維持の体制志向。未来を切り開くなんて どだい無理な相談。だから、日本はアメリカの子分として、或いは愛犬ぽちとして仕え乍ら 存在を保って行くしか無いだろうな。

追記:日本人は昔から自分が分かっていなかった。特にエリートがメモリーロボットだからこの傾向がひどい。思考力が弱く自分を客観的に見つめることが出来ない。全てを知識で得ようとする。そして、教育がますます産業化し利益追求になる中で、メモリーロボット化は進んでいる。

 大学を出た日本人は、優秀なら優秀な分だけ高性能なメモリーロボットとして、自分の事が分からず、ましてや他人や他国の事がそれ以上に分かることなく、世代交代により、そのような分からん民族傾向を顕著にしながら継承して行くんだ。

官僚の歴史的大チョンボ 今後も繰り返される大失態

2015年09月23日 21時11分47秒 | 国際・政治
 日本を支配してきた官僚は、競争率の高い試験を合格し、自他ともに頭脳明晰で、能力が高いと信じている。ところが、その思いと実際との落差の大きさに気付いていない。最初の歴史的大チョンボは、先の大戦前にアメリカの考えやその能力を見誤った事だ。

 知識系のスーパーエリートは知識、実績から判断する傾向が顕著で、知ってる範囲は瞬時に答えが出せるが画一的。そこに加えて、思考力が不足するため①新しい事、②難しい事、③変化・・に対応できず、考え方も自分中心となる決定的な欠陥がある。

 国内では実質的な支配者だが、海外では相手が有り思い通りにはいかない。官僚対アメリカの戦いは常に一方的に負け続けている。特に、バブル崩壊後、官僚はアメリカに完全敗北し、戦うどころかアメリカ政府の支配下にある。官僚とは、アメリカの飼い犬となった組織である。アメリカの飼い犬となる事で官僚は国内の絶対的な既得権を維持できる。

 「失敗の本質」に書かれていたのは笑い話にもならないが、先の大戦で、スーパーエリートの指揮官(軍人は官僚)が授業で習ったような戦闘場面は一度も起こらず、対応の方法が分からず、終始ミスリードしてたというのが有る。深刻だが、まだ傷は浅い。

 軍部のスーパーエリートは世界NO1だったアメリカの潜在能力、特性や考え方、目指す方向などを殆ど研究もせずに、勝手な妄想で戦争に突っ走った。アメリカの事が分かっていなかったが、実は自国の事も把握できていなかった。

 そして、圧倒的に国力や軍事力が優れる相手とどう戦い、何を持って良しとするかが全く決まっていなかった。話は異なるが、女王蜂が最初にやる重要な仕事は、次の女王蜂を殺す事だ。アメリカと戦って負けることは明白で、そうであればどう対応するか、戦うにしても終わり方をどうするかは最も重要な事だが、何も決まっていなかった。

 日本は戦後の奇跡的な復興と共に、またもや経済でアメリカに挑戦する事になった。官僚の鬱屈した思い、コンプレックスや色々な感情がそうさせたのかもしれないが、気持ち優先で、何が目標だったのか分からない。

 アメリカは冷戦終了と共に、日本のバブルを破たんさせ、日本を徹底的に叩いてきた。今も叩いている。アメリカは世界の経済システムも大幅に変更した。アメリカにとって有利で、日本にとって不利な変化であったことは間違いない。

 日本のスーパーエリートはまたしても、アメリカの目標や戦略を全く理解できていなかった。日本の民主党政権下ではアメリカは本気で日本を潰しにかかった。オバマを見たらわかるが、中国に寄り添い、中国の発展を支え、日本の沈下を促進させたのだった。

続く!

ウィキリークス発!アメリカが日本政府や主要企業を盗聴し利用 古いテーマですね 歴代首相には報告していた

2015年08月05日 09時00分22秒 | 国際・政治
 例えば鳩山首相、菅首相、当然安倍首相に「日本政府内にはCIAのネットワークが有り、情報はじゃじゃ漏れですよ」と報告した。アメリカにも抗議していますよ。鳩山首相には某大臣を通して届けているがこの方は何を報告しても殆ど意味が無い。菅首相も反応しなかった。

 安倍首相は僕の報告に反応したかどうかは分からないが、秘密保護法を作りましたね。CIAに相当するような諜報機関(NCIA?)も設立すべきでしょうね。それにしてもアメリカと日本ではあまりにも情報に関する意識、文化、金融などの官民協力、政府システムが違い過ぎる。

 アメリカ政府の盗聴などを知ったのは橋本首相の日米自動車交渉で、アメリカが日本側の電話を盗聴しているとニューヨークタイムスだったかがすっぱ抜いてから。アメリカの情報入手・盗聴ターゲットは世界中が対象だった。

 しかし、何度も何度も書いたが、1990年代、アメリカにとって最優先の盗聴先はロシアでも、中国でも、北朝鮮でもなく同盟国日本だった。日本は「経済的な」敵であり、搾取する最重要なターゲットだった。軍事同盟とは全く別の話。それはそれ、これはこれ。

 ニクソン大統領がピンポン外交で中国へ飛んだ時に話し合った内容の40%は日本だった。日本の頭越しで、当然いない人の悪口となる。以降、経済ではアメリカと中国がスクラムを組んで日本からふんだくりに来た。

 アメリカ政府は日本政府の尻を叩いて、日本の製造業を中国にシフトさせた。大企業からこの町の中小企業まで中国に進出し、大金、工場、ノウハウをプレゼントし従業員を教育して差し上げた。

 かくして世界の工場は日本から中国に移り中国は濡れ手に粟で世界第2位の経済大国となった。初期投資したアメリカもぼろ儲け。

 アメリカは日本経済の原動力だった銀行を叩き、商社の情報を盗聴して日本のビジネスを悉く旧英連邦に移し替えさせた。実は日本の商社は賄賂ビジネスを展開していたから、それを指摘し、交渉の武器にした。

 青森県の米軍三沢基地に有るエシュロンはロシアの電波情報を傍受する目的に見えるが、実は日本向けの電波傍受の目的に法が大きかっただろう。兎に角、インターネットも電話もFAXもアメリカは全部高速計算機でチェックして、必要に応じ人も動く。

 それと、アメリカ系の企業、特に製造工場などは諜報機関都の協力関係が有り日本国内にある拠点、前線基地と見て良い。P&Gとの裁判の時、準備書面に書いたら司法修習生が目をむいて「何を言っとるんだこのおっさん」みたいに睨んでいたが、少しは理解できただろうか?

 失われた20年の大きな要因は、アメリカの諜報機関をフルに利用した、政府と民間が協力したなりふり構わぬぶったくり作戦だった。その主戦場は東京、大阪の株式市場だった。アメリカのヘッジファンドや金融は利益が欲しい時に日経平均を暴落させれば良かった。

 暴落させるネタは諜報活動で溢れるほど持っていた。ネタが無くても、過熱感が出たところで大量な売りを出すと、雪崩のように株価が下がった。この手口は何度もブログで書いた。雪崩アメリカぼろ儲けのパターンが少し変わったのはつい最近の事だね。

 日本市場が本当に変わったかどうかのリトマス試験紙は、1989年12月29日 の最高値(ザラ場 38957.44円、終値38915.87円)を抜けるかどうかだろう。昨年、アメリカのダウが何十回高値を更新したかご存知ですか?

 僕はアメリカと軍事協力を更に進める事に大賛成。安倍首相のベクトルは支持する。やり方についてはちょっとまずかったねとお伝えするつもりだが。
続く

天皇陛下には本当に頭が下がる つける薬の無い馬鹿な官僚とは比較にもならない

2015年06月05日 09時32分34秒 | 国際・政治
 フィリピンのアキノ大統領が国賓で来日し、歓迎の宮中晩餐会が6月3日夜、皇居・宮殿で開かれた。 天皇、皇后の両陛下が主催した。

冒頭のあいさつで天皇陛下は、先の大戦時、多くのフィリピン国民が犠牲となったことに触れ、「私ども日本人が深い痛恨の心と共に長く忘れてはならないことであり、戦後70年を迎える本年、犠牲者へ深く哀悼の意を表します」と述べた。

 これは天皇陛下ご自身が考えた言葉で、心から謝罪とお詫びの気持ちを伝えようとしている。マスコミは最も若い女性皇族にスポットライトを当てているが、注目すべきポイントを外している。

 戦後、官僚の余りにもクールすぎる周辺諸国への対応で、日本の近隣国からの日本に対する国民感情、およびこれらの国々との外交関係は最悪である。韓国しかり、中国しかりだ。ドイツが戦後成してきた事とはあまりにも対照的。

 天皇陛下のひたむきでゆるぎない姿勢、まじめさが海外からの国賓に感銘を与え大きな外交的役割を果たしている。何も考えていない1億3千万人の国民を白髪の弱々しい一人の老人が救っている事をひと時でも考える必要が有る。

イスラム国戦闘員を100名確保して日本人の安全対策(アメリカなどとの協力)

2015年02月02日 12時46分05秒 | 国際・政治
 安倍首相に提案した内容。

 この度の日本人お二人に関しては、交換要員がいなかったので殺され、女性死刑囚を収監していたヨルダンのパイロットは殺されなかった模様。そこで、アメリカなどにイスラム国戦闘員確保を要請し、日本は後方での可能な協力を実施してイスラム国戦闘員を例えば100名程度確保する。日本人が不当にイスラム国に抑留されたら、人質交換する・・・というのが最も現実的な安産対策かと思います。

 この度の事件では次の事が問題と感じました。
1.安倍首相は言葉が先に走り不要な摩擦を起こしがち
 気持ちは分かりますが、首相の発言は日本全体のリスクを増大させるので、言動に関しては、アメリカの大統領の様に、事前にスタッフなどと打ち合わせされるのが良いかと。

2.外交的なバラマキは成功しない
 お金には心が有りません。日本が外交的にばら撒いてきた歴史を振り返ると失敗例が多い。国の借金も増えている事でもあり、例えば、現地に人を派遣し現地の人と共に汗をかいて貢献するような方法に切り替えることを期待します。
 国連も常任理事国になれないのであれば、資金拠出を止めるべきでしょう。中国ならそれぐらいの事はしますよ。