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キャロライン・ケネディー大使に手紙を書こう 日本を愛するアメリカへの最高のメッセンジャー

2015年11月01日 10時49分39秒 | 国際・政治
 日本の未来を考える時、アメリカとの協力関係は極めて重要と言うか、日本にとって命綱はアメリカしかない。日本を57年間ずっと注視してきたが、日本は自主的に改革し発展できる国ではない。殆どの組織で目標とルールが曖昧、上位者が我儘放題、下位者が保身のため従う国だ。

 一般の日本人が考える以上に日本とアメリカの結びつきは強く、今後も続くし、続ける努力が必要だ。一方、アメリカは日本を動かし、利用してきた。アメリカが世界のポリスとして君臨し、世界に働きかけたがことごとく失敗。唯一例外的に成功したのは日本だった。



 日本が戦後の焼け跡から不死鳥のように復活する手助けをしてくれたのはアメリカであるが、残念ながら日本とアメリカの関係は従属的で、日本は現代版の植民地。アメリカは日本から莫大な利益を得るため、諜報機関のネットワークを政府などに張り巡らせ、経済システムや株式市場などをコントロールしてきた。

 今、再びアメリカとの関係が改善するきっかけとなるのは中国の南シナ海などの軍事侵攻だ。中国を愛して止まなかったオバマ大統領も流石に目が覚めた。唯一の超大国から、地位を失いつつあるアメリカの選択は軍事同盟国日本との協力関係だ。その一環が先頃のTPPの総括合意だった。



 さて、キャロライン・ケネディーを日本大使に就任させたのはオバマ大統領だった。ぎくしゃくしてきた日米関係の立て直しにこれ以上ない切り札を用意したのだった。キャロライン・ケネディーは20歳の時、叔父のエドワード・ケネディと来日、広島の平和記念公園を訪問、新婚旅行でも、京都や奈良を訪れるなど日本への愛着は深い。


 キャロライン・ケネディーは日本を愛し、アメリカへの最高のメッセンジャーだ。オバマ大統領の任期も1年余りとなり、キャロライン・ケネディーもいつまで在籍するか分からない。是非、キャロライン・ケネディーに我々の意見や要望を送ろう。



 キャロライン・ケネディーは日本の政治家らへオバマ大統領に要望などが有れば手紙を書いて送って欲しいと述べている。「オバマ大統領は必ず読んでくれる」と言っている。これはキャロライン・ケネディーへ手紙を送れば読んでくれることを約束している。

 僕は彼女がアメリカ大使就任した直後に手紙を送っている。返事は来ないがその後の彼女の言動などで読んでくれたと感じる。独特の僕の勘だが。例えば、安倍首相には150回以上提案などを送付しているが、多分本人は読んでいないと感じる。



 鳩山首相も読んでいない。小沢一郎は読んでくれただろう。菅直人首相は一部は読んでくれた感じがする。前アメリカ大使のルースは読んでいない。政治家に限らず提案・情報提供している。僕は正しいと思う意見や提案を送る。それを読む読まないは本人の勝手だ。

 キャロライン・ケネディーが協力してくれたと思えるのは例えば、イルカ問題だ。彼女の発言や行動はまずいなと思ったのですぐ手紙を書いた。その後、目立った大きな動きが無くなったように思う。安倍首相の靖国参拝は謝罪した。



 僕が最初に送った手紙で指摘した日米の様々な不幸な関係は彼女を驚かせた事だろう。懸念した中国の野望は現実になりつつあることを実感して頂けたと思う。対中国政策の提案が影響するはずもないが、中国の経済失速は僕の意図するところより早かった。


 こんな内容はホットな期間にはブログには明かさない。何年も経過した今だから書ける一端だ。

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