あやめ
「あやめ」が咲いた。（たぶん「あやめ」？）
我が家の庭に毎年咲いてくれるこの花、
「あやめ」か「しょうぶ」か「かきつばた」なのか？今だによくわかっていない。
調べると「花弁の元のところに網目状の模様」があるのが「あやめ」らしいので、多分「あやめ」。
とにかく花の区別は表情が微妙なので難しい。
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この花もなかなか複雑な形をしている。
「おまえ美大らしいな、そんなら描いてみろヨ」と言われると大変困る部類に入る。
「花や昆虫をよ〜く観察して細かな差異を発見し丁寧に描き分けられなければ、
生物学者にはなれないゾ」と、高校の時の生物の教師から言われた。
別に生物学者にはなりたくなかったけど、
私が絵を好きになるきっかけをつくってくれたのがこの先生、だから、
この先生には感謝しているが・・この先生の名前は忘れた。
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五月五日の「端午の節句」、湯船に大きな「しょうぶ」の葉を浮かべる。
柚子湯のような強い香りはないが、シャキっとした感触が気持ちがよい。
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二人の男の子たちがもう巣立ってしまった我が家。
菖蒲湯に入りながら、20年前の幼かった子供達のことを思う。
少し寂しい。
