人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

初夏の野の花 その2

2020年06月26日 | 野の花山の花

木の葉の緑が濃くなって、木の間越しに射し込む陽の光も強くなった初夏の森の中。

 

アカバナ科エゾアカバナ(蝦夷赤花)、雌蕊の先が四裂しているのが特徴。

他のアカバナの雌蕊は太く丸くなっている。

花が赤いからアカバナではない、秋になると葉も茎も赤く紅葉するからアカバナ。

 

ゴマノハグサ科オオイヌノフグリ、早春から初秋まで咲き続ける息の長い花。

春先にこの花を見ると嬉しくなるが、

今頃は「えっ、まだ咲いていたの」記念に一枚撮ってきた。

 

バラ科エゾイチゴ(蝦夷苺)、別名カラフトイチゴ、

北極圏の短い夏に野に出ていちご摘みてえのはこれかな。

 

木漏れ日の当たるハクサンチドリ、

日の当たらない所で育つと草丈がヒョロっとして花数が少ない。

 

ケシ科クサノオウ(草の黄)、生育場所は山地の日向、

ハナアブのお客さんが来ていた、1/500秒でも羽の動きが写らない。

 

小さな花のマイズルソウ、日陰と日の当たる白い花のコントラストを生かして撮ってみた。

秋になると真っ赤で透きとおった実がなる、その時また撮りに行こう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿