木の葉が落ちて尾根の向こうの空が見える。
一筋の光が晩秋の森を照らす。
足元の森はコケの森。
残る緑の葉はツルリンドウ。
ジャゴケは冬でも緑色をしている。
オオカメノキはすでに来春の準備ができている。
木の葉が落ちて尾根の向こうの空が見える。
一筋の光が晩秋の森を照らす。
足元の森はコケの森。
残る緑の葉はツルリンドウ。
ジャゴケは冬でも緑色をしている。
オオカメノキはすでに来春の準備ができている。
このごろ小笠原諸島の南東海域で地震が多発しています。震源の深さは0km~34km、マグニチュードは4.2~5.3程度、
11月7日午前7時54分には深さ0kmでマグニチュード6.3も発生し、一時津波注意報が出ていた。
どんな場所で地震が発生しているのか、太平洋プレートに乗った魚の骨と頭みたいな古い海山が
フイリピン海プレートにぶつかっている所です。
小笠原諸島付近には気象庁の地震計が少ないのであまりあてにはなりませんがね。
付近の海底地形の位置関係はこうなっています、この魚の骨を小笠原海台と言います。
この海台(古い海底火山)を乗せた太平洋プレートがフイリピン海プレートの下に
沈み込もうとしているため地震が発生しているものと思われます(わたくし的には)。
父島の海岸で見られる枕状溶岩の露頭、海底火山をスッパリと切るとこうなっているかも。
緑の石とはカンラン岩、漢字で書くと「橄欖岩」、オリーブ色した岩という意味です。
主たる構成鉱物はカンラン石、あの宝石の olivine 、八月の誕生石だったかな。
あなたの住んでいる所の足元なら、30kmも掘れば出てくるかも、孫子の代まで気長に頑張って下さい。
橄欖岩の表面を拡大して見ればこうなります、濃い緑色は輝石の類、淡緑色が橄欖石、黒色の部分はクロムスピネル、
遠目に見れば緑色の石に見える訳です。
いずれも主成分は鉄、マグネシュム、クロム、ケイ素、酸素ですから橄欖岩の比重は3.5g/cm3、ズッシリと重いです。
これは橄欖岩と水が反応して出来た蛇紋岩、白いのはクリソタイル(白石綿)、石綿は橄欖岩の産物です。
橄欖岩が蛇紋岩化する時に水素が発生します、水素は化学合成独立栄養生物(バクテリア等)のエネルギー源、
月にも火星にも橄欖岩は有ります、バクテリアぐらいは居るかもね、緑の石を突き詰めると面白いのです。
(蛇足:この写真は北海道のアポイ岳で撮ったものです)
「空気より重たい鉄の塊が空を飛ぶはずがない、あれは何かが間違っているのだ」と言って飛行機に乗らない人がいた。
では空気より重たい巨大な水の塊である雲がなんで空に浮かんでいるのだろう、やはり何かが間違っているのか。
人間の直観力はアフリカのサバンナで、目で見えるギリギリの大きさの物の範囲で形成されたもの。
小はアリンコから大はゾウまでの大きさが直観的に判断できる範囲、それ以外は理解不能な対象。
なんてことを考えるようになった私の頭は先祖返りしてしまったのか、いやこれは Sense of Wonder なのです。
「美しい物、未知な物、神秘的なものに目を見張る感性:センス・オブ・ワンダー」先祖返りではなく幼児返りだな。
暁(あかつき)、朝未き(あさまだき)、朝焼け(あさやけ)、曙(あけぼの)、
朝明け(あさあけ)、東雲(しののめ)、黎明(れいめい)ざっと拾っただけでこれだけ有ります、
でもこの使い分けは日本語学者でなければ分からない。それともどうでもいいのかな。
良く晴れた夜空だったので30秒間隔でインターバル撮影した内の一枚です、空には何も写っていません。
173枚、1時間26分を比較明合成するとこうなります、使用したソフトは「キクチマジック」、
何も無い所から星が現れます、まさにマジックです。
それにしても都会の夜空は寂しいな、光害の無い所で撮ったなら夜空が星だらけでレコード盤の様になります。
秋の空の夜明け前、夜の帳が明けてゆく、今日もまた一日が始まる。
雲一つない地平線から日が昇る、街の御来光だ。
今年は太陽活動の極大期、アインシュタインはこう言っていた
「光速度が有限である以上、この世に今と言う時間は無い」8分19秒前の太陽です。
朝方まで降っていた雨、時々あられが上がりました、手稲山(1023m)に初冠雪です、ついにやってきた冬の使者。
裏山の散歩道も前回行ったのは10日ほど前か、これで木の葉も一気に落ちるだろう。
朝鮮五味子の赤い実、こんな写真ももう撮れなくなるだろう、あとは枯れ木と雪ばかり。
今時のマムシグサの赤い実、色彩の乏しくなった森の中では良く目立つ存在だ。
赤と緑のコントラストは何に対するアピールなのか、これを食う生き物は見たことない。
ホコリタケ別名キツネノチャブクロ、中まで真っ白な幼菌は食べられるそうです。
10月17日の朝日、今日は一日天気がよさそうだ、この太陽が西へ沈んだらカメラの準備をしましょう。
10月17日18時58分、一日違うと出現位置が随分と西へ寄って小さく暗くなった、135mmレンズで。
東の空には今年一番大きい満月、スーパームーンが昇ってきた、満月の写真はあまり面白くない。
10月15日は曇り空だったので彗星の写真は休み、昨日は良く晴れたので撮ってみた。
18時20分撮影、日ごと高度は高くなってゆくのだが、この日は東の空に煌々たる満月が輝いていた。
この彗星は8万年の周期彗星なので、前回見たのはネアンデルタール人だったとか。
実はこの写真、本人は居間でビール飲んでいる間に窓際にセットしたカメラでインターバル撮影したもの、手抜き写真です。
今日も天気よければ望遠で少し寄って撮ってみようかな、段々暗くなってゆくので上手く取れるかな。
これは13日の17時54分、撮るのが5分遅かったので彗星のシッポだけ。
これは14日17時58分、雲間から出てきた彗星、肉眼では良く見えないが写真に撮ると意外と明るい。
18時03分、薄雲掛っているが尾が長く伸びている、空が晴れているのは昨日まで。