昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'80新春ジャイアント・シリーズ

2012年10月13日 20時00分15秒 | '80全日本プロレス

参加選手
ブルーザー・ブロディ(198cm137kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
ビル・ロビンソン(192cm118kgイギリス出身)
アンジェロ・モスカ(190cm130kgアメリカ・マサチューセッツ出身)
ダッチ・マンテル(185cm105kgアメリカ・カンサス出身)
ジェリー・ノバック(185cm125kgチェコスロバキア出身)
ビル・アーウィン(188cm113kgアメリカ・ジョージア出身)

全日本プロレス出場選手 
ジャイアント馬場(PWFヘビー級・インタータッグ王者)
ジャンボ鶴田(UNヘビー級・インタータッグ王者)
タイガー戸口
グレート小鹿(アジアタッグ王者)
大熊元司(アジアタッグ王者)
天龍源一郎
ロッキー羽田
ミスター林
伊藤正男
百田光雄
肥後宗典
大仁田厚
淵正伸
越中詩郎
(レフリー)ジョー樋口、和田京平、桜井公正

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・淵正信は、このシリーズから淵正伸にリングネームを変更。

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コメント

第1戦~第5戦(80新春ジャイアントS)

2012年10月13日 19時55分44秒 | '80全日本プロレス


開幕戦 1月2日(水)東京・後楽園ホール 観衆2800人
東京スポーツ杯争奪ヘビー級バトルロイヤル(13人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、ブルーザー・ブロディ、ジャンボ鶴田、ビル・ロビンソン、タイガー戸口、アンジェロ・モスカ、天龍源一郎、ダッチ・マンテル、グレート小鹿、ジェリー・ノバック、大熊元司、ビル・アーウィン、ロッキー羽田
決勝、ロビンソン(10分45秒逆さ押さえ込み)天龍
※ロビンソンが優勝し、東京スポーツ杯と賞金100万円を獲得。

タッグマッチ60分1本勝負
鶴田&戸口(1-0)ロビンソン&ノバック
①戸口(14分38秒片エビ固め=バックドロップ)ノバック

タッグマッチ45分1本勝負
ブロディ&モスカ(1-0)馬場&羽田
①ブロディ(6分10秒体固め=シュミット流バックブリーカー)羽田

30分1本勝負
天龍源一郎(10分25秒回転エビ固め)ダッチ・マンテル
グレート小鹿(11分2秒両者リングアウト)ビル・アーウィン

20分1本勝負
大熊元司(11分8秒首固め)伊藤正男
ミスター林(11分44秒首固め)肥後宗典
百田光雄(14分18秒首固め)淵正伸
大仁田厚(12分57秒体固め)越中詩郎
新人レフリーとして桜井公正(22歳東京出身)がデビュー。
桜井レフリーのコメント
「和田さん、樋口さんについて2か月も練習したんですが、あがっちゃいました。カウントを数えるのが精一杯でした。」

(試合開始13時)

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第2戦 1月3日(木)東京・後楽園ホール 観衆3000人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(1-1)ブロディ&モスカ
①モスカ(7分40秒体固め)鶴田
モスカは鶴田を肩に担いでの変形ベアハッグからマットに叩きつけてフォール。
②鶴田(4分47秒体固め)モスカ
モスカが鶴田をロープに振りベアハッグに決めようと待ち構えるところへ、鶴田がフライング・ボディシザース・ドロップを決めフォール。
③(4分3秒両軍リングアウト)
ブロディをコーナーに詰め二人がかりのキック攻撃から、馬場がブロディを場外に投げ落とし、助けに出てきたモスカを鶴田が場外に落とし、それぞれ追いかけて場外戦となりリングへ戻れずドロー。
※馬場・鶴田組がタイトル初防衛に成功。
馬場のコメント
「全くいい所が無かった。ゆっくりやればペースをつかめるんだが、レスリングにならなかった。」
鶴田のコメント
「あの馬力、スピード、破壊力は人間離れしている。1本目に場外でくったブロディのボディスラムで腰を痛め、以後のファイトにブレーキがかかってしまった。」

タッグマッチ45分1本勝負
天龍&羽田(1-0)ロビンソン&アーウィン
①羽田(14分48秒片エビ固め)アーウィン
天龍が突っ張りでロビンソンを場外に落とし、羽田とコブラツイストを掛け合っていたアーウィンの脳天へエルボー。続けて2人がかりのアトミックドロップをアーウィンに決めフォール。

30分1本勝負
タイガー戸口(15分29秒体固め)ジェリー・ノバック
戸口はショルダースルーにきたノバックを蹴り上げ、パイルドライバーを決めフォール。

バトルロイヤル(9人参加)
参加選手=グレート小鹿、ダッチ・マンテル、大熊元司、百田光雄、伊藤正男、肥後宗典、大仁田厚、淵正伸、越中詩郎
決勝、伊藤(11分59秒片エビ固め)マンテル
※伊藤が優勝。

30分1本勝負
大熊元司(7分48秒両者リングアウト)ダッチ・マンテル

20分1本勝負
グレート小鹿(12分18秒逆片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(16分5秒エビ固め)大仁田厚
淵正伸(15分20秒原爆固め)越中詩郎

(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録

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第3戦 1月6日(日)千葉・八千代町総合体育館 観衆3000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&天龍(2-1)ロビンソン&マンテル&アーウィン
①天龍(14分30秒回転エビ固め)アーウィン
②ロビンソン(6分45秒片エビ固め=ワンハンド・バックブリーカー)天龍
③鶴田(5分43秒体固め=ダブルアーム・スープレックス)マンテル

45分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(5分49秒体固め)ロッキー羽田

30分1本勝負
タイガー戸口(10分13秒両者リングアウト)アンジェロ・モスカ
グレート小鹿(11分12秒逆片エビ固め)ジェリー・ノバック

20分1本勝負
大熊元司(14分2秒首固め)肥後宗典
伊藤正男(9分35秒体固め)大仁田厚
百田光雄(10分47秒反則勝ち)ミスター林
淵正伸(12分53秒体固め)越中詩郎

(試合開始14時)

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第4戦 1月7日(月)宮城・村田町民体育館 観衆2000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&戸口(2-1)ブロディ&モスカ&ノバック
①(11分6秒両軍リングアウト)
②鶴田(4分55秒体固め=ジャンピング・ニーパット)ノバック

45分1本勝負
ビル・ロビンソン(9分20秒片エビ固め)グレート小鹿

30分1本勝負
ロッキー羽田(11分27秒体固め)ダッチ・マンテル
天龍源一郎(12分15秒回転エビ固め)ビル・アーウィン

20分1本勝負
大熊元司(13分49秒体固め)伊藤正男
ミスター林(11分57秒エビ固め)肥後宗典
淵正伸(12分3秒体固め)大仁田厚
百田光雄(12分13秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第5戦 1月8日(火)宮城・泉市体育館 観衆2800人
日本テレビ杯争奪ヘビー級バトルロイヤル(13人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、ブルーザー・ブロディ、ジャンボ鶴田、ビル・ロビンソン、タイガー戸口、アンジェロ・モスカ、天龍源一郎、ダッチ・マンテル、グレート小鹿、ジェリー・ノバック、大熊元司、ビル・アーウィン、ロッキー羽田
決勝、天龍(12分55秒体固め)マンテル
①馬場の16文キックで倒れたところを大勢に押さえ込まれ、ノバック退場。
②モスカがボディスラムで叩きつけたところを大勢で押さえ込み、大熊退場。
③ブロディが戸口へボディスラムを決めようとしたところを馬場が押し倒し大勢で押さえ込み、ブロディ退場。
④ロビンソンが馬場へワンハンドバックブリーカーを決め大勢で押さえ込み、馬場退場。
⑤ロビンソンが鶴田へサイド・スープレックスを決めた瞬間、大勢に押さえ込まれ、ロビンソンと鶴田同時退場。
⑥モスカがショルダー・バスターでフォールし、羽田退場。
⑦モスカが羽田をフォールした瞬間、戸口と小鹿がモスカへ逆片エビ固め。これでモスカがギブアップし退場。
⑧戸口がアーウィンへパイルドライバーを決め倒れた瞬間、小鹿が戸口を押さえ込み、戸口退場。
⑨アーウィンが羽交い絞めした小鹿へマンテルがドロップキックを決め、アーウィンと共に押さえ込み、小鹿退場。
⑩アーウィンが羽交い絞めした天龍へ、マンテルがドロップキック。これを天龍がかわしアーウィンに誤爆。すかさず天龍がフォールしアーウィン退場。
(決勝)ロープの反動をつけて走ってくるマンテルへ天龍がフライング・エルボーバットを決めフォール。
※天龍が優勝し、日本テレビ杯と賞金100万円を獲得。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)ロビンソン&マンテル
①鶴田(12分12秒逆エビ固め)マンテル
鶴田がマンテルのランニング・ニードロップをかわして自爆させ、リング下から馬場がサードロープにマンテルの足を乗せて押さえたところへ、走り込んでのレッグブリーカー。続けて逆エビを決めるとマンテルはギブアップ。

タッグマッチ30分1本勝負
戸口&羽田(0-0)ブロディ&モスカ
①(8分35秒両軍リングアウト)
モスカからタッチを受けたブロディは、出てくるなり戸口を場外に投げ落とし追いかけて場外戦に。モスカと羽田も場外でやり合いドロー。

30分1本勝負
天龍源一郎(13分54秒首固め)ビル・アーウィン
大熊元司(11分33秒体固め)ジェリー・ノバック

20分1本勝負
グレート小鹿(13分33秒体固め)伊藤正男
肥後宗典(13分1秒片エビ固め)淵正伸
ミスター林(11分32秒逆エビ固め)百田光雄
大仁田厚(12分5秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第6戦~第11戦(80新春ジャイアントS)

2012年10月13日 19時50分00秒 | '80全日本プロレス
第6戦 1月11日(金)高知県民体育館 観衆4300人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(1-1)ビル・ロビンソン
①鶴田(38分25秒片エビ固め)
ジャンピング・ニーパット、パイルドライバーに続き、コーナー最上段からのダイビング・ニーアタックを決めフォール。
②ロビンソン(14分25秒体固め)
ネックブリーカー・バスター、ニードロップから鶴田を肩に担いだ状態からのツームストン・パイルドライバーでフォール。
③時間切れ
残り3分、ロビンソンがワンハンド・バックブリーカーを決めたが、左ヒザを痛めてダウン。先に起き上がった鶴田が、ロビンソンの左ヒザヘ攻撃を集中しキック、スピニング・トーホールドから4の字固め。回転してロープに逃げたロビンソンは、鶴田のドロップキックをかわしネックブリーカー・バスターを決めたもののフォールにはいけず、両者ロープ際でもつれ合った状態で時間切れ。
※鶴田がタイトル12度目の防衛に成功。
鶴田のコメント
「もう少し攻め込んでいれば、2フォール取れた。ワンハンド・バックブリーカーは、さほど効かなかった。今度対戦する時は、必ず2フォール奪ってみせる。」
※この試合の選手コールを日本プロレスのリングアナだった小松敏男氏が務めた。

タッグマッチ45分1本勝負
ブロディ&モスカ(1-0)馬場&戸口
①ブロディ(8分15秒体固め)戸口
アトミックドロップからダイビング・ニードロップを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)マンテル&アーウィン
①天龍(6分22秒片エビ固め)マンテル

30分1本勝負
ジェリー・ノバック(7分5秒体固め)大熊元司

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、越中詩郎(11分48秒逆片エビ固め)百田光雄

20分1本勝負
グレート小鹿(7分43秒逆片エビ固め)肥後宗典
伊藤正男(11分18秒体固め)淵正伸
ミスター林(11分12秒体固め)百田光雄
大仁田厚(7分51秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第7戦 1月12日(土)愛媛・西条市体育館 観衆2800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&戸口&羽田(2-1)ロビンソン&マンテル&アーウィン
①ロビンソン(14分30秒体固め)羽田
②羽田(7分20秒片エビ固め)マンテル
③戸口(5分35秒首固め)アーウィン

45分1本勝負
ジャンボ鶴田(6分35秒両者リングアウト)ブルーザー・ブロディ

30分1本勝負
アンジェロ・モスカ(3分7秒体固め)グレート小鹿
天龍源一郎(13分36秒回転エビ固め)ジェリー・ノバック

20分1本勝負
大熊元司(14分6秒体固め)伊藤正男
ミスター林(13分4秒エビ固め)肥後宗典
百田光雄(13分47秒逆さ押さえ込み)淵正伸
大仁田厚(13分15秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第8戦 1月13日(日)愛媛・宇和町体育館 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&天龍(1-1)ブロディ&モスカ
①モスカ(8分20秒体固め)天龍
②天龍(4分10秒回転エビ固め)モスカ
③(1分15秒両軍リングアウト)

タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&戸口(1-0)ロビンソン&アーウィン
①鶴田(16分38秒片エビ固め)アーウィン

30分1本勝負
ロッキー羽田(9分57秒片エビ固め)ジェリー・ノバック
グレート小鹿(8分28秒逆エビ固め)ダッチ・マンテル

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、淵正伸(14分30秒体固め)伊藤正男

20分1本勝負
大熊元司(12分46秒体固め)肥後宗典
伊藤正男(12分58秒片エビ固め)淵正伸
ミスター林(11分37秒体固め)大仁田厚
百田光雄(13分55秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始14時)

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第9戦 1月15日(火・祝)福岡・大川市民体育館 観衆3200人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&天龍(2-1)ロビンソン&アーウィン
①(15分33秒両軍リングアウト)
②天龍(4分50秒エビ固め)アーウィン

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&羽田(1-0)ブロディ&マンテル
①羽田(9分3秒逆エビ固め)マンテル

30分1本勝負
タイガー戸口(12分5秒両者リングアウト)アンジェロ・モスカ
グレート小鹿(13分10秒エビ固め)ジェリー・ノバック

20分1本勝負
大熊元司(19分1秒体固め)伊藤正男
ミスター林(13分47秒エビ固め)肥後宗典
百田光雄(15分52秒首固め)大仁田厚
淵正伸(17分28秒回転エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第10戦 1月16日(水)広島・呉市体育館 観衆3600人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&天龍(2-1)ブロディ&モスカ&マンテル
①(13分23秒両軍リングアウト)
②天龍(1分52秒体固め)マンテル

45分1本勝負
ビル・ロビンソン(11分55秒片エビ固め)ロッキー羽田

30分1本勝負
大熊元司(12分41秒体固め)ビル・アーウィン
タイガー戸口(11分28秒体固め)ジェリー・ノバック

20分1本勝負
グレート小鹿(13分27秒コブラツイスト)肥後宗典
伊藤正男(16分24秒逆エビ固め)淵正伸
百田光雄(16分13秒反則勝ち)ミスター林
大仁田厚(13分12秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第11戦 1月17日(木)兵庫・姫路市厚生会館 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&戸口(2-1)ロビンソン&アーウィン
①(15分両軍リングアウト)
②戸口(7分30秒片エビ固め)アーウィン

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&天龍(1-0)ブロディ&マンテル
①天龍(9分10秒片エビ固め)マンテル

30分1本勝負
アンジェロ・モスカ(9分45秒片エビ固め)ロッキー羽田
グレート小鹿(13分25秒エビ固め)ジェリー・ノバック

20分1本勝負
大熊元司(15分52秒体固め)肥後宗典
伊藤正男(13分50秒体固め)大仁田厚
ミスター林(16分20秒エビ固め)淵正伸
百田光雄(15分3秒逆エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第12戦~第16戦(80新春ジャイアントS)

2012年10月13日 19時45分20秒 | '80全日本プロレス
第12戦 1月18日(金)静岡・清水市鈴与記念体育館 観衆4500人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&天龍(2-1)ロビンソン&アーウィン
①天龍(16分10秒回転エビ固め)アーウィン
天龍がアーウィンをロープに振りショルダースルーを狙ったところで、前かがみの天龍にアーウィンが飛びつき回転エビ固め。しかし天龍は切り返しジャックナイフを決めフォール。
②アーウィン(5分59秒体固め)天龍
アーウィンは天龍をコーナーに逆さ吊りにしてのキック攻撃からブレーンバスターを決めフォール。
③鶴田(2分30秒エビ固め)アーウィン
アーウィンは鶴田をロープに振ってキチンシンク。さらにもう一発キチンシンクを決めようとしたところで、鶴田はアーウィンの上げた左足へ飛びついて回転しエビ固めに決めフォール。

45分1本勝負
タイガー戸口(4分50秒両者リングアウト)ブルーザー・ブロディ
ブロディが戸口をロープに振ってドロップキック。場外に吹っ飛んだ戸口を追いブロディも場外へ出て、鉄柱・イス攻撃を続け両者リングアウト。

30分1本勝負
ジャイアント馬場(5分50秒反則勝ち)アンジェロ・モスカ
馬場がモスカをロープに振って16文キック。場外に逃げるモスカを馬場が追いかけ場外戦になると、そこへブロディが乱入し二人がかりで馬場を攻撃した為、馬場の反則勝ち。

グレート小鹿(14分26秒逆片エビ固め)ダッチ・マンテル
ロッキー羽田(11分24秒エビ固め)ジェリー・ノバック

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、越中詩郎(12分25秒体固め)大仁田厚

20分1本勝負
大熊元司(14分48秒体固め)伊藤正男

タッグマッチ20分1本勝負
林&肥後(1-0)百田&大仁田
①肥後(16分7秒片エビ固め)大仁田

20分1本勝負
淵正伸(13分33秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第13戦 1月19日(土)滋賀・長浜市民体育館 観衆3200人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&天龍(2-1)ロビンソン&ノバック&アーウィン
①鶴田(14分33秒片エビ固め)アーウィン
②ロビンソン(4分28秒首固め)鶴田
③馬場(4分40秒逆エビ固め)ノバック

45分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(3分47秒体固め)ロッキー羽田

30分1本勝負
タイガー戸口(12分38秒両者リングアウト)アンジェロ・モスカ
大熊元司(8分30秒逆エビ固め)ダッチ・マンテル

20分1本勝負
グレート小鹿(16分30秒コブラツイスト)肥後宗典
百田光雄(9分58秒反則勝ち)ミスター林
伊藤正男(15分12秒逆エビ固め)淵正伸
大仁田厚(11分14秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第14戦 1月20日(日)愛知・稲沢市総合体育館 観衆3300人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&戸口(2-1)ブロディ&モスカ&マンテル
①鶴田(7分45秒エビ固め)マンテル
②モスカ(3分40秒体固め)戸口
③戸口(5分10秒体固め)モスカ

45分1本勝負
ビル・ロビンソン(14分13秒体固め)天龍源一郎

30分1本勝負
ロッキー羽田(17分47秒片エビ固め)ビル・アーウィン
グレート小鹿(12分19秒エビ固め)ジェリー・ノバック

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、越中詩郎(11分48秒体固め)大仁田厚

20分1本勝負
大熊元司(14分38秒体固め)伊藤正男
ミスター林(13分35秒エビ固め)肥後宗典
大仁田厚(時間切れ)淵正伸
百田光雄(16分20秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始13時)

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第15戦 1月21日(月)静岡・富士市吉原体育館 観衆3500人
60分1本勝負
ジャンボ鶴田(0-0)ブルーザー・ブロディ
①(9分58秒両者リングアウト)
鶴田はブロディのダイビング・ニードロップを転がってかわし場外へ。ブロディが追いかけアトミック・ドロップからイス・鉄柱攻撃、これに鶴田も反撃しドロー。

60分1本勝負
ビル・ロビンソン(1-0)タイガー戸口
①ロビンソン(13分47秒エビ固め)
戸口がバックを取ったロビンソンの左足を掴もうと前かがみになった瞬間、ロビンソンは戸口の両腕を掴んで引っ張り一回転させ肩口に足を掛けダブルアームバー状態に。戸口が逃げようと両足を上げるとロビンソンは自分の足を引っかけてエビ固めに決めフォール。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&天龍(1-0)モスカ&ノバック
①天龍(11分48秒首固め)ノバック
天龍はノバックを馬場めがけて振り、馬場がエプロンから16文キック。続けて天龍が首固めを決めフォール。

30分1本勝負
ロッキー羽田(10分38秒片エビ固め)ビル・アーウィン
ダッチ・マンテル(12分3秒片エビ固め)大仁田厚

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、大仁田厚(11分40秒体固め)伊藤正男

20分1本勝負
グレート小鹿(13分57秒コブラツイスト)肥後宗典
大熊元司(15分30秒体固め)伊藤正男
百田光雄(12分52秒反則勝ち)ミスター林
淵正伸(11分46秒エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第16戦(最終戦) 1月22日(火)長野・諏訪湖スポーツセンター 観衆3400人
PWFヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ブルーザー・ブロディ
①ブロディ(6分24秒体固め)
ブロディはロープ際で馬場へ首絞め攻撃から場外に出てチェーンを持ち出し首に巻き付けて攻撃し、レフリーが馬場の首からチェーンを外すとストンピング攻撃からアトミックドロップで倒した馬場へダイビング・ニードロップを決めフォール。
②馬場(4分8秒反則勝ち)
馬場はブロディのコーナー最上段からのニードロップをかわし逆エビ固めを決めるが、ブロディはロープに逃げ場外に出てチェーンを持ち出し、ロープ際で倒れていた馬場の首へチェーンを巻き付け攻撃。レフリーが反則カウントを数えるが攻撃をやめず反則負け。
③馬場(1分55秒体固め)
ブロディは馬場を場外に落とし追いかけてイスで一撃した後、リングにイスを投げ入れて戻り、リングへ戻ろうとエプロンに上がった馬場の腹部へイス攻撃。再び馬場がエプロンに上がるとブロディのイス攻撃が繰り返されたが、ロープをはさんでイスを奪った馬場がブロディの脳天をイスで一撃してコーナー最上段へ上り、近づいてきたブロディへアバランシュホールド気味のボディアタックを決めフォール。
※馬場がタイトル2度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「技が何も通じなかった。最後の決め手は狙っていたものだが、次対戦する時は何をしたらいいかわからない。とにかく防衛してホッとしたというのが正直な気持ちだよ。」
ブロディのコメント
「俺は負けていない。こんなにピンピンしているのが敗者か?今日はレフリーにやられただけだ。」

タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&戸口(1-0)ロビンソン&マンテル
①戸口(12分27秒体固め)マンテル
マンテルへ鶴田がカナディアン・バックブリーカー、交代した戸口もカナディアン・バックブリーカーを決めた後にパイルドライバーでフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ノバック&アーウィン
①大熊(18分13秒片エビ固め)ノバック
ノバックが小鹿へエルボーバットを決めフォールに入ると大熊がカット。ここにアーウィンも飛び込み大熊にキックを見舞うが、レフリーに注意され自軍のコーナーへ戻されるスキをついて、極道コンビが二人がかりのボディスラムから大熊がダイビング・ヘッドバットを決めフォール。

30分1本勝負
天龍源一郎(10分38秒両者リングアウト)アンジェロ・モスカ

20分1本勝負
ロッキー羽田(10分14秒片エビ固め)肥後宗典
伊藤正男(16分20秒背骨折り)大仁田厚
ミスター林(14分42秒エビ固め)淵正伸
百田光雄(14分29秒逆エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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・1月26日負傷欠場中だった佐藤昭夫は、病院は退院したもののリング復帰までまだしばらくかかると思われる為に家族の住むカンザスへ戻った。
・シリーズ終了後、肥後宗典が引退。
・2月2日天龍源一郎は、フロリダ地区へ向け渡米。

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ジャイアント馬場渡米
1月23日渡米した馬場は、アメリカマット視察とプエルトリコで数試合行った後、2月13日に帰国。

2月1日プエルトリコ・ポンセ・パチン・ビセンス・コリセオ
ジャイアント馬場対カルロス・コロン
ジ・インベーダー1号対ムース・モロウスキー

6人タッグマッチ
サイクロン・ネグロ&ホセ・リベラ&エリック・フローリッチ対ミスター・フジ&ディック・スタインボーン&ロジャー・カービー
※試合結果不明

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2月2日プエルトリコ・カグアス州カンチャ・バホ・テチョ・デ・カグアス
カルロス・コロン(1-0)ディック・スタインボーン
ジャイアント馬場(0-0)ホセ・リベラ
ジ・インベーダー1号(勝敗不明)ミスター・フジ
ムース・モロウスキー(勝敗不明)サイクロン・ネグロ
エリック・フローリッチ(勝敗不明)ロジャー・カービー

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(海外情報)高千穂・トンガ1月

2012年10月13日 19時40分20秒 | '80全日本プロレス
高千穂明久

高千穂明久はミズーリ、カンザス地区に入り、タカチホとして出場。

1月19日ミズーリ州カンザスシティ・KBMAテレビスタジオ(TVテーピングマッチ)
タカチホ(1-0)ジム・ハンセン
タカチホ(1-0)ケリー・ブラウン

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1月19日カンザス州フォートスコット・メモリアルホール
10人参加バトルロイヤル
(参加選手)ジ・アサシン、ジ・アベンジャー、ボブ・ブラウン、ロック・ハンター、タカチホ、ケリー・ブラウン、エド・ウイスコスキー、ロン・マクファーレン、エディ・ギルバート、ビル・ハワード
(優勝)タカチホ

タカチホ(1-0)ケリー・ブラウン

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1月20日アイオワ州デモイン・ベテランズ・オーデトリアム
タカチホ(1-0)ケリー・ブラウン

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1月21日カンザス州ハッチンソン・コンベンションホール
タッグマッチ
タカチホ&ロック・ハンター(勝敗不明)ボブ・ブラウン&エド・ウイスコスキー

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1月22日カンザス州ガーデンシティ・ガーデンシティハイスクール・ジムナジウム
11人参加バトルロイヤル
(参加選手)アンドレ・ザ・ジャイアント、タカチホ、エド・ウイスコスキー、ボブ・ブラウン、ケリー・ブラウン、ジ・アサシン、ジ・アベンジャー、ロック・ハンター、ロン・マクファーレン、エディ・ギルバート、ビル・ハワード
(優勝)アンドレ・ザ・ジャイアント

タカチホ(1-0)ケリーブラウン

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1月23日カンザス州トピカ・ミュニシパル・オーデトリアム
13人参加バトルロイヤル
(参加選手)アンドレ・ザ・ジャイアント、タカチホ、エド・ウイスコスキー、ボブ・ブラウン、ケリー・ブラウン、ジ・アサシン、ジ・アベンジャー、ロック・ハンター、ザ・ビースト、ロン・マクファーレン、エディ・ギルバート、ビル・ハワード、ジム・ハンセン
(優勝)アンドレ・ザ・ジャイアント

タカチホ(1-0)ジム・ハンセン

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1月24日カンザス州カンザスシティ・メモリアルホール
ジ・アベンジャー(反則勝ち)タカチホ

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1月25日ミズーリ州セントルイス・キール・オーデトリアム 観衆11053人
16人参加バトルロイヤル
(参加選手・退場順)ビル・ハワード、トミー・シャープ、ケリー・ブラウン、ロン・マクファーレン、ディック・マードック、アート・トーマス、エディ・ギルバート、エド・ウイスコスキー、ジャック・ブリスコ、パット・オコーナー、デビッド・フォン・エリック、タカチホ、ボブ・ブラウン、ロード・アル・ヘイズ、ディック・ザ・ブルーザー、アンドレ・ザ・ジャイアント
(優勝)ブルーザー&アンドレ(8分32秒)
最後にブルーザーとアンドレが残ったが戦わずに両者優勝。

タカチホ(3分44秒体固め=チョップ)ケリー・ブラウン

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1月31日カンザス州カンザスシティ・メモリアルホール 観衆4300人
30分1本勝負
ジ・アベンジャー(13分38秒反則勝ち)タカチホ

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プリンス・トンガ

トンガはハワイ(NWAポリネシアン・レスリング)へ転戦し、タマ・トンガとして出場。

1月2日ハワイ州ホノルル・ニール・ブレイズデル・センター
タマ・トンガ(反則勝ち)ハンス・シュローダー

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1月16日ハワイ州ホノルル・ニール・ブレイズデル・センター
タマ・トンガ(1-0)カンフー・リー

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1月23日ハワイ州ホノルル・ニール・ブレイズデル・センター
ハワイ・タッグ選手権 60分3本勝負
タマ・トンガ&アチィ・タゴ(2-1)マッドドッグ・バション&リッパー・コリンズ
※トンガ・タゴ組がタイトルを防衛。


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