昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

~さよならデストロイヤー~'79スーパー・パワー・シリーズ

2012年08月18日 20時00分45秒 | '79全日本プロレス

参加選手
ザ・デストロイヤー(183cm110kgアメリカ・ニューヨーク出身)USヘビー級王者
ビル・ロビンソン(192cm118kgイギリス出身)
ビリー・レッド・ライオン(184cm106kgカナダ出身)
ケビン・フォン・エリック(190cm104kgアメリカ・テキサス出身)
デビッド・フォン・エリック(199cm108kgアメリカ・テキサス出身)
ザ・キウイズ
・ボブ・ミラー(180cm110kgニュージーランド出身)
・スイート・ウイリアムス(181cm109kgニュージーランド出身)
マーク・テンダー(181cm112kgアメリカ・マサチューセッツ出身)

全日本プロレス出場選手 
ジャイアント馬場(PWFヘビー級・インタータッグ王者)
ジャンボ鶴田(UNヘビー級・インタータッグ王者)
グレート小鹿
大熊元司
石川隆士
ロッキー羽田
ミスター林
百田光雄
肥後宗典
伊藤正男
大仁田厚
淵正信
園田一治
越中詩郎
(レフリー)ジョー樋口、和田京平

--------------
・'73チャンピオン・カーニバルから6年間、全日本プロレスの一員として活躍してきたザ・デストロイヤーは、このシリーズをもって日本を離れる事となり、このシリーズは「さよならデストロイヤー・シリーズ」として開催された。最後のシリーズは、日本側を離れ外国人側より出場。
・グレート小鹿・大熊元司組が保持していたアジア・タッグ王座は、タイトルを獲得してから1年以上防衛戦が行われなかった為、空位に。改めてこのシリーズで、王座決定戦を行う事となった。

--------------
コメント

第1戦~第6戦(79スーパーパワーS)

2012年08月18日 19時55分16秒 | '79全日本プロレス

開幕戦 5月25日(金)埼玉・大宮スケートセンター 観衆2800人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(1-1)ビル・ロビンソン
①ロビンソン(41分13秒逆さ押さえ込み)
逆エビを仕掛けてきた鶴田をロビンソンは倒立するような形からひねって投げ飛ばし、突っ込んできた鶴田を逆さ押さえ込みに決めフォール。
②鶴田(13分26秒体固め)
ロビンソンが鶴田をロープに振りサイド・スープレックスを狙ったが、鶴田が逆に切り返してサイド・スープレックスを決めフォール。
③時間切れ
残り時間2分、ロビンソンがドロップキック、鶴田がドロップキックからバックドロップと攻めるが決まらず。張り手とパンチの応酬からサイド・スープレックスを仕掛け合う展開となり、強引に鶴田が投げるが、投げられたロビンソンがすぐさまカバー。これを鶴田が返し、首固めの応酬となったところで時間切れ。
※鶴田がタイトル10度目の防衛に成功。
鶴田のコメント
「1本目は奪われたが焦らなかった。大技よりロビンソンのフェイントに気を配って戦った。ロングランになってもスタミナ面の心配はなかった。」
ロビンソンのコメント
「一気に攻めたてるべきだった。体調が良かっただけに残念。今シリーズ中にもう一度戦いたい。」

タッグマッチ45分1本勝負
デストロイヤー&ライオン(1-0)馬場&石川
①デストロイヤー(15分18秒体固め)石川
石川がライオンに相撲タックルをかわされ場外転落。転落の際右肩を痛めた石川がリングへ戻ってきたところをライオンが捕まえてボディスラムで叩きつけたところへ、デストロイヤーがコーナー最上段からのフライング・ニードロップを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)小鹿&大熊
①ケビン(17分3秒体固め)小鹿
小鹿へエリックスは、ダブル・ドロップキックからロープの反動で走ってくるケビンをデビッドがリフトアップし、倒れている小鹿へ落としフォール。

30分1本勝負
ロッキー羽田(6分7秒首固め)マーク・テンダー

タッグマッチ30分1本勝負
ザ・キウイズ(1-0)肥後&伊藤
①ウイリアムス(12分46秒体固め)肥後

20分1本勝負
百田光雄(11分26秒回転エビ固め)ミスター林
大仁田厚(11分56秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第2戦 5月26日(土)福島・大越町体育館 観衆3800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&鶴田&羽田
①ライオン(13分27秒体固め)鶴田
②鶴田(4分43秒首固め)ライオン
③ロビンソン(6分35秒体固め)羽田

タッグマッチ45分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)石川&伊藤
①ケビン(12分43秒回転エビ固め)伊藤

30分1本勝負
グレート小鹿(9分50秒逆片エビ固め)マーク・テンダー
大熊元司(11分41秒体固め)ボブ・ミラー
スイート・ウイリアムス(10分13秒エビ固め)肥後宗典

20分1本勝負
百田光雄(14分59秒片エビ固め)淵正信
ミスター林(14分46秒体固め)園田一治
大仁田厚(13分28秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第3戦 5月27日(日)福島・猪苗代町民体育館 観衆1900人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&鶴田&石川
①(14分33秒両軍リングアウト)
②ライオン(5分14秒体固め=ネックブリーカードロップ)石川

45分1本勝負
グレート小鹿(12分10秒首固め)スイート・ウイリアムス

30分1本勝負
大熊元司(10分24秒体固め)マーク・テンダー
ロッキー羽田(12分38秒エビ固め)ボブ・ミラー

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)大仁田&淵
①デビッド(21分7秒回転エビ固め)大仁田

20分1本勝負
ミスター林(11分37秒足固め)肥後宗典
百田光雄(12分30秒回転エビ固め)伊藤正男
園田一治(11分26秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第4戦 5月29日(火)宮城・石巻市スケートセンター 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&羽田
①馬場(12分52秒片エビ固め)ライオン
②ライオン(5分50秒体固め)馬場
③デストロイヤー(4分22秒4の字固め)羽田

45分1本勝負
ビル・ロビンソン(7分58秒片エビ固め)石川隆士

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(8分40秒コブラツイスト)マーク・テンダー

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)ザ・キウイズ
①(18分14秒両軍リングアウト)

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)肥後&伊藤
①ケビン(17分16秒回転エビ固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(11分37秒片エビ固め)淵正信
百田光雄(14分59秒片エビ固め)園田一治
大仁田厚(12分43秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第5戦 5月30日(水)宮城・中新田町民総合体育館 観衆3200人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&石川(2-1)ロビンソン&フォン・エリックス
①ケビン(9分13秒体固め=リフトアップ式ボディプレス)石川
②日本組(9分32秒リングアウト)外人組
③石川(5分5秒体固め)ケビン
ケビンへ馬場が16文キック。すかさず石川が押さえ込んで勝利。

タッグマッチ45分1本勝負
デストロイヤー&ライオン(1-0)小鹿&大熊
①ライオン(13分32秒4の字固め)大熊

30分1本勝負
ロッキー羽田(10分40秒首固め)マーク・テンダー
ボブ・ミラー(13分47秒体固め)伊藤正男
スイート・ウイリアムス(14分50秒片エビ固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(13分35秒片エビ固め)百田光雄
大仁田厚(15分54秒回転エビ固め)園田一治
淵正信(8分46秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第6戦 5月31日(木)秋田・能代市体育館 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)フォン・エリックス
①鶴田(14分36秒リングアウト)デビッド
デビッドが鶴田をトップロープ越しに場外に落とし場外でストマッククロー。そこへ馬場が助けに入りデビッドとやり合う間に鶴田がリングへ戻ろうとしたが、エプロンに上がったところでケビンにつかまりアイアンクロー。しかしリングアウト寸前にケビンがクローを決めたままリングへ引っ張り込んだ為、リングに戻れなかったデビッドのリングアウト負け。
②鶴田(4分25秒片エビ固め)ケビン
鶴田はケビンのドロップキックをロープをつかんでかわし、エプロンの馬場めがけて振ると馬場が16文キック。さらにロープへ振ってのペンジュラム・バックブリーカーを決めフォール。

タッグマッチ45分1本勝負
デストロイヤー&ライオン(1-0)ロビンソン&テンダー
①ライオン(15分30秒4の字固め)テンダー
デストロイヤーが場外からテンダーの足をサードロープに乗せ押さえているところへライオンがトップロープを飛び越えてのヒップドロップ。さらにレッグブリーカーから4の字固めを決め勝利。

アジア・タッグ王座決定戦 60分3本勝負
小鹿&大熊(2-1)ザ・キウイズ
①大熊(15分10秒体固め)ミラー
大熊がミラーをボディスラムで叩きつけ、コーナーからダイビング・ボディプレスを決めフォール。
②ミラー(5分55秒体固め=ギロチンドロップ)小鹿
③小鹿(4分9秒回転エビ固め)ウイリアムス
極道コンビは二人がかりでウイリアムスの背中を何度もコーナーに打ち付け、助けにきたミラーへウイリアムスを振り同士打ちさせ、倒れたウイリアムスが起き上がりかけたところへ小鹿が飛びついて回転エビを決めフォール。
※小鹿、大熊組がタイトルを獲得。
小鹿のコメント
「ラフな試合が俺たちの信条なんだが、争奪戦は2フォールを奪わなければいけないのでしんどかった。」
大熊のコメント
「奴らのねちっこさには参ったよ。5日に勝って美味い酒を飲みたいねぇ。」

30分1本勝負
石川隆士(17分33秒逆さ押さえ込み)ロッキー羽田

20分1本勝負
肥後宗典(10分49秒反則勝ち)ミスター林
伊藤正男(11分38秒逆エビ固め)百田光雄
淵正信(14分42秒片エビ固め)園田一治
大仁田厚(9分3秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

--------------
コメント

第7戦~第12戦(79スーパーパワーS)

2012年08月18日 19時50分06秒 | '79全日本プロレス
第7戦 6月1日(金)秋田・角館町民体育館 観衆2800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&鶴田&羽田
①鶴田(14分37秒首固め)ライオン
②外人組(6分57秒リングアウト)日本組
③ロビンソン(3分9秒体固め)羽田

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)小鹿&石川
①ケビン(16分4秒回転エビ固め)石川

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、大仁田厚(9分38秒首固め)園田一治

30分1本勝負
大熊元司(12分1秒片エビ固め)ボブ・ミラー
スイート・ウイリアムス(12分37秒体固め)肥後宗典
伊藤正男(7分50秒逆エビ固め)マーク・テンダー

20分1本勝負
ミスター林(14分3秒逆片エビ固め)淵正信
百田光雄(13分4秒体固め)大仁田厚
園田一治(13分18秒逆さ押さえ込み)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第8戦 6月3日(日)北海道・八雲町総合体育館 観衆2000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&鶴田&石川
①鶴田(13分28秒首固め)ライオン
②ライオン(4分59秒リングアウト)鶴田
③ロビンソン(3分26秒体固め)石川

タッグマッチ45分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)大熊&伊藤
①ケビン(16分30秒回転エビ固め)伊藤

30分1本勝負
グレート小鹿(8分38秒逆片エビ固め)マーク・テンダー
ロッキー羽田(13分48秒体固め)スイート・ウイリアムス
ボブ・ミラー(10分43秒体固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(11分37秒体固め)園田一治
百田光雄(13分53秒逆さ押さえ込み)淵正信
大仁田厚(12分48秒体固め)越中詩郎

(試合開始14時)

----------------------------------
第9戦 6月4日(月)北海道・瀬棚町体育館 観衆2500人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&鶴田&羽田
①馬場(12分27秒体固め)デストロイヤー
②デストロイヤー(5分54秒体固め)馬場
③ロビンソン(4分25秒体固め)羽田

タッグマッチ45分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)石川&伊藤
①ケビン(15分49秒エビ固め)伊藤

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、越中詩郎(10分44秒首固め)大仁田厚

30分1本勝負
グレート小鹿(11分1秒首固め)ボブ・ミラー
大熊元司(7分2秒体固め)マーク・テンダー
スイート・ウイリアムス(11分3秒片エビ固め)大仁田厚

20分1本勝負
百田光雄(10分58秒片エビ固め)ミスター林
肥後宗典(11分10秒エビ固め)淵正信
園田一治(8分34秒回転エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時)

----------------------------------
第10戦 6月5日(火)北海道・旭川市体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
デストロイヤー&ライオン(2-1)鶴田&羽田
①ライオン(12分10秒体固め)鶴田
②鶴田(5分3秒片エビ固め)ライオン
③デストロイヤー(4分26秒4の字固め)羽田

アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
小鹿&大熊(2-1)フォン・エリックス
①大熊(15分45秒片エビ固め)デビッド
飛行機投げからロープの反動をつけてのダイビング・ヘッドバットを決めフォール。
②ケビン(5分7秒体固め)大熊
大熊をロープに振ってダブル・ドロップキック。倒れたところへロープの反動をつけて走ってきたケビンをデビッドが跳ね上げて落としフォール。
③小鹿(3分28秒体固め)ケビン
デビッドが小鹿をボディスラムで投げ、ケビンをロープに振って返ってきたところを跳ね上げてのボディプレスにいったが、小鹿はこれをかわして自爆したところを押さえ込みフォール勝ち。
※小鹿、大熊組がタイトル初防衛に成功。
小鹿のコメント
「99%以上外人のペースだった。最後はもう何が何だか…。」
大熊のコメント
「さすが兄弟だ。息がピッタリだった。クローは凄く効いた。」

30分1本勝負
ジャイアント馬場(12分34秒両者リングアウト)ビル・ロビンソン
石川隆士(9分36秒首固め)スイート・ウイリアムス
伊藤正男(10分31秒逆エビ固め)マーク・テンダー
ボブ・ミラー(11分4秒片エビ固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(12分48秒片エビ固め)百田光雄
大仁田厚(12分4秒回転エビ固め)園田一治
淵正信(7分42秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第11戦 6月6日(水)北海道・恵庭さかえ公園 観衆2800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&羽田(1-1)ロビンソン&デストロイヤー&ライオン
①鶴田(12分53秒体固め=ジャンピング・ニーパット)ライオン
②ライオン(4分26秒体固め=ニードロップ)羽田
③(5分37秒両軍リングアウト)
デストロイヤーが馬場を場外に落とし追いかけて場外戦に。そこへ他の選手も加わっての乱闘となりドロー。

タッグマッチ45分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)石川&伊藤
①ケビン(14分35秒エビ固め)伊藤

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、園田一治(9分23秒逆エビ固め)大仁田厚

30分1本勝負
グレート小鹿(8分3秒逆片エビ固め)マーク・テンダー
大熊元司(10分35秒体固め)ボブ・ミラー
スイート・ウイリアムス(11分55秒片エビ固め)園田一治

20分1本勝負
ミスター林(8分59秒エビ固め)肥後宗典
百田光雄(10分45秒逆さ押さえ込み)淵正信
大仁田厚(6分23秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時)

----------------------------------
第12戦 6月7日(木)北海道・遠軽町総合体育館 観衆4800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ロビンソン&ライオン
①(13分33秒両軍リングアウト)
②鶴田(5分15秒首固め)ライオン

タッグマッチ45分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)石川&伊藤
①ケビン(14分28秒回転エビ固め)伊藤
伊藤がデビッドをフロントヘッドロックに決めているところへ、ケビンがコーナー最上段から飛びつき回転エビ固めを決めフォール。

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、大仁田厚(9分59秒体固め)百田光雄

30分1本勝負
グレート小鹿(15分27秒首固め)ボブ・ミラー
大熊元司(7分39秒体固め)マーク・テンダー
ロッキー羽田(11分24秒エビ固め)スイート・ウイリアムス

20分1本勝負
ミスター林(13分35秒両者リングアウト)百田光雄
肥後宗典(11分45秒片エビ固め)淵正信
園田一治(8分48秒回転エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

--------------
コメント

第13戦~第18戦(79スーパーパワーS)

2012年08月18日 19時45分15秒 | '79全日本プロレス
第13戦 6月8日(金)北海道・留萌市スポーツセンター 観衆2600人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&羽田(1-1)ロビンソン&デストロイヤー&ライオン
①ライオン(14分49秒体固め)羽田
②羽田(3分50秒片エビ固め)ライオン
③(4分19秒両軍リングアウト)

タッグマッチ45分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)フォン・エリックス
①(15分59秒両軍リングアウト)

30分1本勝負
石川隆士(6分38秒逆片エビ固め)マーク・テンダー
ボブ・ミラー(12分16秒片エビ固め)伊藤正男
スイート・ウイリアムス(12分35秒体固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(12分1秒体固め)淵正信
百田光雄(12分27秒首固め)大仁田厚
園田一治(9分45秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第14戦 6月9日(土)北海道・羽幌町立小学校体育館 観衆1800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)鶴田&石川&羽田
①ライオン(18分30秒体固め)羽田
②羽田(2分27秒片エビ固め)ライオン
③ロビンソン(8分15秒体固め)石川

45分1本勝負
ジャイアント馬場(6分3秒片エビ固め)マーク・テンダー

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)大熊&伊藤
①ケビン(15分25秒エビ固め)伊藤

バトルロイヤル(?人参加)
決勝、越中詩郎(8分45秒体固め)園田一治

30分1本勝負
グレート小鹿(10分56秒首固め)スイート・ウイリアムス
ボブ・ミラー(11分44秒体固め)淵正信

20分1本勝負
ミスター林(10分30秒エビ固め)肥後宗典
百田光雄(12分1秒回転エビ固め)園田一治
大仁田厚(12分46秒体固め)越中詩郎

(試合開始14時30分)

----------------------------------
第15戦 6月10日(日)北海道・具知安町体育館 観衆1800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&石川(2-1)ロビンソン&ザ・キウイズ
①ウイリアムス(15分30秒逆エビ固め)石川
②石川(2分54秒体固め)ウイリアムス
③鶴田(4分15秒体固め)ミラー

タッグマッチ45分1本勝負
デストロイヤー&ライオン(1-0)小鹿&大熊
①ライオン(19分50秒体固め)大熊

30分1本勝負
ロッキー羽田(5分24秒片エビ固め)マーク・テンダー

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、園田一治(9分37秒回転エビ固め)淵正信

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)伊藤&肥後
①ケビン(14分8秒回転エビ固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(10分20秒体固め)大仁田厚
百田光雄(15分10秒逆さ押さえ込み)淵正信
園田一治(10分54秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時)

----------------------------------
第16戦 6月12日(火)岩手県営体育館 観衆3600人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)デストロイヤー&ライオン
①デストロイヤー(17分42秒体固め)馬場
デストロイヤーは、ライオンと2人がかりのアトミックドロップを馬場に決めフォール。
②馬場(7分32秒体固め)デストロイヤー
鶴田が馬場にタッチした事に気付かないデストロイヤーは、鶴田にロープへ振られると鶴田に向かった体当たりにいったが、これを鶴田がジャンプしてかわすと、ロープにもたれた馬場が16文キック。続けて河津落としを決めフォール。
③鶴田(4分53秒体固め)ライオン
ライオンが鶴田をロープに振ったが、返ってきたところで正面激突し両者ダウン。そこへ馬場が入り鶴田をライオンの上へ乗せようとすると、デストロイヤーも鶴田をはねのけライオンを鶴田の上に。これをレフリーが見つけ注意する間に再度馬場が鶴田をライオンの上に乗せ、そのままカウント3。
※馬場・鶴田組がタイトル7度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「まぁ正直言って力の入らなかった試合だよ。デストロイヤーは全日本プロレス創立以来、よく力を貸してくれたからねえ。(14日は)これこそ最後の戦い。思い切りやるよ。」
デストロイヤーのコメント
「3本目の判定は仕方がない。一生懸命やったのであきらめもつく。14日は、ぜひ馬場さんから勝利を奪い取りたい。」

45分1本勝負
ビル・ロビンソン(11分31秒片エビ固め)石川隆士
ロビンソンは、石川がヘッドロックにきたところを持ち上げワンハンド・バックブリーカーを決めフォール。

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、越中詩郎(11分12秒体固め)大仁田厚

タッグマッチ30分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)羽田&伊藤
①ケビン(16分48秒片エビ固め)伊藤

30分1本勝負
グレート小鹿(5分59秒逆エビ固め)マーク・テンダー
大熊元司(12分17秒体固め)スイート・ウイリアムス

20分1本勝負
ボブ・ミラー(10分1秒体固め)肥後宗典
ミスター林(15分30秒片エビ固め)淵正信
百田光雄(13分5秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第17戦 6月13日(水)山形・尾花沢市民体育館 観衆2000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&デストロイヤー&ライオン(2-1)馬場&鶴田&羽田
①鶴田(16分58秒片エビ固め)ライオン
②ライオン(6分6秒体固め)鶴田
③ロビンソン(3分30秒体固め)羽田

タッグマッチ45分1本勝負
フォン・エリックス(1-0)石川&伊藤
①ケビン(16分19秒回転エビ固め)伊藤

30分1本勝負
グレート小鹿(15分30秒エビ固め)スイート・ウイリアムス
大熊元司(6分47秒体固め)マーク・テンダー
ボブ・ミラー(7分54秒片エビ固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(11分33秒片エビ固め)園田一治
百田光雄(13分58秒逆さ押さえ込み)淵正信
大仁田厚(7分33秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

----------------------------------

第18戦(最終戦) 6月14日(木)東京・後楽園ホール 観衆2300人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&フォン・エリックス(2-1)鶴田&石川&羽田
①羽田(16分13秒片エビ固め)ケビン
②ケビン(7分12秒体固め)羽田
③ロビンソン(3分52秒片エビ固め)石川

45分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分37秒片エビ固め)ジャイアント馬場
デストロイヤーは、馬場がヤシの実割りにきたところをバックドロップに切り返しフォール。
デストロイヤーのコメント
「本当に長い間、ありがとうございました。日本の人達が私を日本の一員として受け入れてくれた事を、深く感謝しています。子供たちの将来や仕事の関係もあってアメリカへ帰らなくてはならなくなりましたが、友達と別れるのは非常に残念です。いろいろな人達と知り合いになれ、有意義な6年間でした。本当にありがとう。また会いましょう。」

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ザ・キウイズ
①小鹿(16分24秒エビ固め)ミラー

30分1本勝負
ビリー・レッド・ライオン(9分45秒体固め)肥後宗典
伊藤正男(8分24秒逆エビ固め)マーク・テンダー

20分1本勝負
ミスター林(11分58秒体固め)淵正信
百田光雄(12分12秒回転エビ固め)園田一治
大仁田厚(8分54秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

--------------
シリーズ終了後にデストロイヤーのお別れパーティ(14日馬場主催、17日後援会主催、18日スポーツ記者クラブ主催)が開かれ、25日デストロイヤーは家族と共にアメリカへ帰国。

--------------
ジャイアント馬場・アメリカ遠征

ジャイアント馬場は、6月17日から7月4日までアメリカ遠征を行った。

6月21日テキサス州アマリロ・スポーツアリーナ 観衆3000人
ウエスタンステーツ・タッグ選手権
ドリー・ファンク・ジュニア&ラリー・レーン(反則勝ち)キヨ・モト&ミスター佐藤
※反則の為、モト・佐藤組がタイトル防衛。

タッグマッチ60分1本勝負
ジャイアント馬場&ディック・マードック(1-0)ブラックジャック・マリガン&ジム・デュラン
①馬場(30分15秒片エビ固め)デュラン
馬場はデュランをロープに振り16文キックを決めフォール。

ミゼットプロレス
リトル・トーキョー(1-0)ココナッツ・ウィリー

エル・モンゴル(1-0)テッド・ヒース
マニー・フェルナンデス(0-0)デニス・スタンプ
リッキー・ロメロ(1-0)アレックス・ペレス

(試合開始20時30分)

----------------------------------
6月24日ニューメキシコ州アルバカーキ・オーデトリアム 観衆4300人
タッグマッチ60分1本勝負
ジャイアント馬場&ディック・マードック(1-0)ブラックジャック・マリガン&ジム・デュラン 
①馬場(29分片エビ固め)マリガン
マリガンへ馬場とマードックが交互にタックルを決めた後、馬場が16文キックを決めフォール。
馬場のコメント
「レイスに挑戦できなかったのは残念だが、夏のシリーズの実戦トレーニングという意味ではまずまずの収穫だと思う。」

(試合開始20時30分)

--------------
コメント

(海外情報)高千穂・佐藤・トンガ5月

2012年08月18日 19時40分04秒 | '79全日本プロレス
高千穂明久・佐藤昭夫

5月3日テキサス州アマリロ・スポーツアリーナ
ウエスタンステーツ・タッグ選手権
ジョン・トロス&ミスター佐藤(1-0)高千穂明久&リッキー・ロメロ
①トロス(体固め)ロメロ
試合中、佐藤が高千穂に何かを耳打ちすると高千穂は試合を放棄して控室へ。ひとり残されたロメロが集中攻撃を受けフォール負け。
試合後、怒ったロメロは高千穂に対しシングルマッチでの対戦を要求。
※佐藤・トロス組がタイトルを獲得。

---------------------
5月4日テキサス州ラボック・フェアパーク・コロシアム
タッグマッチ
ジョン・トロス&ミスター佐藤対マニー・フェルナンデス&デニス・スタンプ

高千穂明久対テッド・ヒース
※試合結果不明

---------------------
5月5日コロラド州プエブロ・アグリカルチャーパレス
タッグマッチ
高千穂明久&リッキー・ロメロ対ブラックジャック・マリガン&ジム・ディロン

ミスター佐藤対デニス・スタンプ
※試合結果不明

---------------------
5月8日テキサス州オデッサ・エクターカウンティ・コロシアム
デニス・スタンプ(反則勝ち)ミスター佐藤
高千穂明久(0-0)マニー・フェルナンデス

---------------------
高千穂は、キヨ・モトというリングネームに変えてアクバ軍団に入り、佐藤とタッグチームを結成。

5月10日テキサス州アマリロ・スポーツアリーナ
リッキー・ロメロ(反則勝ち)キヨ・モト
モトのマネージャーのアクバが乱入。
マニー・フェルナンデス(1-0)ミスター佐藤

---------------------
5月11日テキサス州ラボック・フェアパーク・コロシアム
キヨ・モト対マニー・フェルナンデス
ミスター佐藤対アレックス・ペレス
※試合結果不明

---------------------
5月12日コロラド州コロラドスプリングス・シティオーデトリアム
キヨ・モト(勝敗不明)テッド・ヒース

---------------------
5月14日テキサス州ヘドリー・ヘドリーハイスクール
ミスター佐藤対リッキー・ロメロ
キヨ・モト対アレックス・ペレス
※試合結果不明

---------------------
5月17日テキサス州アマリロ・スポーツアリーナ
タッグマッチ
ブルート・バーナード&マニー・フェルナンデス(1-0)キヨ・モト&ミスター佐藤

---------------------
5月18日テキサス州ラボック・フェアパーク・コロシアム
キヨ・モト対リッキー・ロメロ
ミスター佐藤対デニス・スタンプ
※試合結果不明

---------------------
5月19日テキサス州チルドレス・ジュニアハイスクール・ジム
タッグマッチ
ミスター・サトー&キヨ・モト(勝敗不明)リッキー・ロメロ&マニー・フェルナンデス

---------------------
5月24日テキサス州アマリロ・スポーツアリーナ
6人タッグマッチ
キヨ・モト&ミスター佐藤&ジム・ディロン(勝敗不明)ドリー・ファンク・ジュニア&リッキー・ロメロ&マニー・フェルナンデス

---------------------
5月25日テキサス州ラボック・フェアパーク・コロシアム
タッグマッチ
キヨ・モト&ミスター佐藤(勝敗不明)ラリー・レーン&デニス・スタンプ

---------------------
5月28日テキサス州トゥリア・ジュニアハイスクール・ジム
キヨ・モト対ジョニー・ケアロハ
ミスター佐藤対デニス・スタンプ
※試合結果不明

---------------------
5月29日テキサス州ビッグスプリング・シティオーデトリアム
タッグマッチ
キヨ・モト&ミスター佐藤(勝敗不明)リッキー・ロメロ&マニー・フェルナンデス

---------------------
5月31日テキサス州アマリロ・スポーツアリーナ
タッグマッチ
キヨ・モト&ミスター佐藤(0-0)ドリー・ファンク・ジュニア&ラリー・レーン

--------------
プリンス・トンガ

5月2日ルイジアナ州バトンルージュ・リバーサイド・セントロプレックス
プリンス・トンガ(勝敗不明)剛竜馬

------------------------
5月9日ルイジアナ州バトンルージュ・リバーサイド・セントロプレックス
プリンス・トンガ(勝敗不明)タンク・パットン

------------------------
5月11日ルイジアナ州シュリーブポート・ミュニシパル・オーデトリアム
マイク・ボイヤー(1-0)プリンス・トンガ

------------------------
トンガはテキサス東部地区へ転戦。

5月13日テキサス州ダラス・スポータトリアム
T・ジョン・ティビドー(反則勝ち)プリンス・トンガ

------------------------
5月14日テキサス州フォートワース・ウィル・ロジャース・コロシアム
エル・ハルコン(1-0)プリンス・トンガ

------------------------
5月18日テキサス州ヒューストン・サム・ヒューストン・コロシアム
テキサス州ブラスナックル王座決定11人参加バトルロイヤル
(参加選手)マーク・ルーイン、エル・ハルコン、タイガー・コンウェイ・ジュニア、グレッグ・バレンタイン、ザ・スポイラー、ホセ・ロザリオ、ブル・ラモス、プリンス・トンガ、ペッパー・ゴメッズ、ボブ・マーカス、レジー・パークス
(優勝)マーク・ルーイン
※ルーインがタイトルを獲得。

15分1本勝負
ペッパー・ゴメッズ(1-0)プリンス・トンガ

------------------------
トンガはテネシー・アラバマ地区(NWAミッド・アメリカ)へ転戦。

5月28日アラバマ州バーミンガム・ブートウェル・オーデトリアム
タッグマッチ
トージョー・ヤマモト&プリンス・トンガ(1-0)メキシカン・エンジェル&ロン・ガーフィールド

------------------------
5月30日テネシー州ナッシュビル・フェアグラウンズ・スポーツアリーナ 観衆1125人
タッグマッチ3本勝負
ボビー・イートン&プリンス・トンガ(2-1)デニス・コンドリー&クリス・コルト
③イートン組(反則勝ち)コンドリー組


--------------
コメント