昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'79プロレス大賞

2012年10月06日 20時00分13秒 | '79全日本プロレス
12月20日午後0時30分から東京・銀座キャピタルホテルで、東京スポーツ新聞社制定79年度のプロレス大賞の選考会が開催され、79年度のプロレス大賞が決定した。

年間最高試合賞 ジャイアント馬場&アントニオ猪木対アブドーラ・ザ・ブッチャー&タイガー・ジェット・シン(8月26日日本武道館)
投票の結果・馬場、猪木対ブッチャー、シン13票で決定。
他にノミネートされた試合
NWA世界ヘビー級選手権・ハーリー・レイス対ジャイアント馬場
WWFヘビー級選手権・ボブ・バックランド対アントニオ猪木
WWFジュニア・ヘビー級選手権・藤波辰巳対剛竜馬

最優秀選手賞 ジャイアント馬場
投票の結果・馬場10票で、4年ぶりにNWA世界ヘビー級王座に就いた事が評価され受賞。
他にノミネートされた選手ーアントニオ猪木

最高殊勲選手賞 アントニオ猪木
投票の結果・猪木10票で、WWFヘビー級王座に就いた事が評価され受賞。
他にノミネートされた選手ージャイアント馬場

最高タッグチーム賞 該当チームなし
ノミネートされたチームと投票結果
馬場・鶴田組3票
坂口・長州組4票
井上・浜口組2票
猪木・長州組2票
猪木・藤波組4票
投票の結果、どのチームも過半数に達せず該当チーム無しとなった。

殊勲賞 阿修羅・原
投票の結果・原9票で、わずか2年のキャリアでWWUジュニア・ヘビー級王座奪取と6度の防衛が評価され受賞。
他にノミネートされた選手ー長州力

敢闘賞 長州力
投票の結果・長州10票で、北米タッグ奪取などの活躍が評価され受賞。

技能賞 藤波辰巳
投票の結果・藤波9票で、高千穂(6票)をおさえ受賞。
他にノミネートされた選手ー高千穂明久

大衆賞 テリー・ファンク
投票の結果・テリー14票で、最強タッグなどの活躍が評価され受賞。

努力賞 全日本プロレス・大仁田厚(投票の結果・大仁田9票)
努力賞 新日本プロレス・荒川真(投票の結果・荒川11票)
努力賞 国際プロレス・高杉正彦(投票の結果・高杉10票)

特別功労賞 ジョー樋口、山本小鉄、鈴木正文(京都正武館館長)
日本マット界の発展に尽力したとして

'79プロレス大賞選考委員
委員長・高橋典義(東京スポーツ編集総長)
田鶴浜弘(評論家)
鈴木庄一(プロレス)
竹内宏介(ゴング)
小池幸雄(フクニチ)
山浦力(レジャーニュース)
大加戸康一(デイリースポーツ)
佐藤匠市(デイリースポーツ)
井上義啓(ファイト編集長)
桜井康雄(東京スポーツ・テレビ朝日プロレス中継解説者)
門馬忠雄(東京スポーツ・東京12チャンネルプロレス中継解説者)
長田基(東京スポーツ)
永島勝司(東京スポーツ)
白石孝次(東京スポーツ)
堀内良夫(東京スポーツ)
川野辺修(東京スポーツ)
松田隆(東京スポーツ)

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'80年1月4日午前10時30分から東京プリンスホテル・サンフラワーホールで、東京スポーツ新聞社制定79年度のプロレス大賞の授賞式が行われた。
馬場のコメント
「全日の表彰選手が今年は少なかった。あそこの列(ひな段)に来年は全員、全日プロが並ぶように力を尽くす。」
大仁田のコメント
「今年こそ海外で大暴れしてみたい。」

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'79世界最強タッグ決定リーグ戦

2012年09月29日 20時00分44秒 | '79全日本プロレス

参加チーム
'78世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム
ジャイアント馬場(209cm145kg新潟出身)
ジャンボ鶴田(197cm115kg山梨出身)

'77世界オープン・タッグ選手権大会優勝チーム
ドリー・ファンク・ジュニア(190cm110kgアメリカ・インジアナ出身)
テリー・ファンク(188cm118kgアメリカ・インジアナ出身)

アブドーラ・ザ・ブッチャー(189cm139kgスーダン出身)
ザ・シーク(183cm110kgヨルダン出身)

ミル・マスカラス(180cm105kgメキシコ出身)
ドス・カラス(178cm105kgメキシコ出身)

大木金太郎(185cm122kg韓国・ソウル出身)
キラー・トーア・カマタ(190cm143kgアメリカ・ハワイ出身)

ワフー・マクダニエル(188cm115kgアメリカ・ノースカロライナ出身)
フランク・ヒル(179cm125kgアメリカ・カンザス出身)

ミスター・レスリング(188cm125kgアメリカ・ジョージア出身)
マスクド・ストラングラー(182cm120kgプエルトリコ出身)

リーグ戦ルール
・総当りリーグ戦を行い、最高得点チームが優勝。
・得点は、あらゆる勝ちが2点、時間切れ引き分けが1点、負けと時間内引き分けが0点。

全日本プロレス出場選手 
タイガー戸口
高千穂明久
天龍源一郎
グレート小鹿(アジアタッグ王者)
大熊元司(アジアタッグ王者)
ロッキー羽田
ミスター林
百田光雄
肥後宗典
伊藤正男
大仁田厚
淵正信
越中詩郎
(レフリー)ジョー樋口、和田京平
(立会人)ジム・バーネットNWA事務局長、ロード・ブレアースPWF会長

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・ミスター・レスリングのパートナーとして参加予定だったザ・デストロイヤーは、スケジュールの都合により来日が中止となった。

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第1戦~第5戦(79世界最強タッグリーグ戦)

2012年09月29日 19時55分58秒 | '79全日本プロレス

開幕戦 11月30日(金)東京・後楽園ホール 観衆3400人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)マクダニエル&ヒル
①シーク(6分30秒体固め)ヒル
ヒルへブッチャーがバックフリップ、代わったシークがキャメルクラッチを決めながらの凶器攻撃から凶器を首に突き刺したまま押さえ込みフォール。決着がついた後も攻撃をやめないブッチャー・シークに対し、ファンクスが助けに入り、カマタも加わっての乱闘となった。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(1-0)レスリング&ストラングラー
①マスカラス(11分58秒片エビ固め)ストラングラー
レスリングがドスをボディスラムで叩きつけたところへ、ストラングラーがサンセットフリップ。続けてコーナー最上段から回転ドロップにいくが、ドスにかわされ自爆。ここでドスからタッチを受けたマスカラスが、ストラングラーが立ち上がったところへダイビング・ボディアタックを決めフォール。

特別試合タッグマッチ30分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ザ・ファンクス
①時間切れ
残り時間1分、テリーに続きドリーも鶴田へスピニング・トーホールドを決めるが馬場がカット。代わった馬場がドリーの胸板へチョップ2発を打ち込み押さえるがフォールならず。チョップの打ち合いのスキをついてドリーが馬場の右足をすくってスピニング・トーホールド。鶴田のカットにも技を解かずに締め続けるがここでゴング。

タッグマッチ30分1本勝負
大木&カマタ(1-0)戸口&天龍
①カマタ(4分14秒体固め)天龍
天龍を大木がヘッドバットで倒したところへ、カマタがダイビング・ボディプレスを決めフォール。

入場式
最強タッグ戦参加チームの入場式が行われたが、ブッチャーとシークはリングへ入らずブレアースPWF会長の開会宣言の途中で控室に戻っていった為、混乱なく入場式は終了。

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)小鹿&大熊
①高千穂(16分13秒片エビ固め)大熊

20分1本勝負
百田光雄(11分50秒反則勝ち)ミスター林
伊藤正男(13分17秒体固め)淵正信
肥後宗典(11分35秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦 12月1日(土)秋田県立体育館 観衆5800人
特別試合30分1本勝負
テリー・ファンク(9分55秒無効試合)アブドーラ・ザ・ブッチャー
凶器、パンチ攻撃により両者流血の試合となり、テリーがスリーパーを決めているところへシークが乱入しテリーを攻撃。そこへドリーも入ってきて乱闘となりノーコンテスト。

特別試合30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(4分30秒反則勝ち)ザ・シーク

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)マクダニエル&ヒル
①鶴田(13分21秒片エビ固め)ヒル
鶴田はヒルへジャンピング・ニーパットからコーナーの馬場めがけて振り、馬場がエプロンから16文キックを決め、倒れたところを鶴田がフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(1-0)高千穂&天龍
①ドス(14分21秒片エビ固め)高千穂

タッグマッチ30分1本勝負
大木&カマタ(1-0)戸口&羽田
①大木(10分13秒体固め)羽田

タッグマッチ30分1本勝負
レスリング&ストラングラー(1-0)小鹿&大熊
①レスリング(12分7秒首固め)小鹿

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、大仁田厚(11分4秒回転エビ固め)淵正信

20分1本勝負
淵正信(12分42秒回転エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(12分15秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第3戦 12月2日(日)北海道・函館市民体育館 観衆5600人(満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)大木&カマタ
①テリー(22分25秒体固め)カマタ
ファンクスは大木を場外に落とし、カマタへ2人がかりのアトミックドロップを決めフォール。

特別試合30分1本勝負
ミル・マスカラス(4分10秒両者リングアウト)ザ・シーク
乱闘のままゴングが鳴り、ほぼ場外での乱闘が続き、そこへファンクス、ブッチャー、カマタも加わっての乱闘となりドロー。

特別試合30分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(2分18秒体固め)ドス・カラス
ブッチャーはフライング・ヘッドアタックに来たドスへ地獄突き。さらにバックフリップからジャンピング・エルボードロップを決めてフォール。決着がついた後も攻撃を続けるブッチャーにマスカラスがリングに飛び込みドロップキック。リングに入ってきたシークへもドロップキックを決めて場外に落とし乱闘となった。

特別試合30分1本勝負
ジャイアント馬場(5分10秒片エビ固め=16文キック)フランク・ヒル

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(9分55秒両者リングアウト)ワフー・マクダニエル

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、越中詩郎(13分10秒体固め)大仁田厚

タッグマッチ30分1本勝負
レスリング&ストラングラー(1-0)小鹿&大熊
①レスリング(11分20秒首固め)大熊

タッグマッチ20分1本勝負
戸口&羽田(0-0)高千穂&天龍
①時間切れ

20分1本勝負
百田光雄(17分4秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(12分33秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第4戦 12月3日(月)北海道・札幌中島スポーツセンター 観衆7800人(満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ブッチャー&シーク
①(10分52秒両軍リングアウト)
ブッチャーのヘッドバットで馬場がロープ際で倒れるとブッチャーが首絞め攻撃。場外からシークも首絞めに加わると、鶴田が助けに入りシークと場外戦に。さらに場外に逃げた馬場をブッチャーが追いかけ客席後方まで行っての場外戦となりドロー。ゴングが鳴った後も、2階席に上がっての乱闘が続いた。
馬場のコメント
「何もしないで終わってしまった。この引き分けはファンクスに有利になってしまった。痛いドローだ。」

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(1-0)マクダニエル&ヒル
①マスカラス(7分17秒体固め)ヒル
マスカラスがヒルをロープに振りショルダースルー。立ち上がったヒルへマスカラス兄弟はダブルのドロップキックからマスカラスがボディプレスを決めフォール。

特別試合30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(14分12秒逆さ押さえ込み)ミスター・レスリング
ドリーはレスリングの2発目の腰投げを切り返して逆さ押さえ込みに決めフォール。

特別試合30分1本勝負
テリー・ファンク(15分32秒反則勝ち)キラー・トーア・カマタ
テリーのパンチ攻撃をレフリーが制止する間に、カマタは隠し持っていたチェーンをテリーの首に巻きつけ攻撃を続けた為に、カマタの反則負け。

30分1本勝負
大木金太郎(16分54秒リングアウト)天龍源一郎
タイガー戸口(18分37秒両者リングアウト)マスクド・ストラングラー

タッグマッチ20分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)小鹿&大熊
①高千穂組(14分15秒反則勝ち)小鹿組

20分1本勝負
百田光雄(11分10秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(8分48秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第5戦 12月5日(水)仙台・宮城県スポーツセンター 観衆6000人
特別試合30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(時間切れ)ミル・マスカラス
残り1分、ドリーがレッグブリーカー2連発からスピニング・トーホールド。これをマスカラスは蹴り返すが、ドリーは続けてスピニング・トーホールド。マスカラスは再び蹴り倒しコーナー2段目からダイビング・ボディアタック(カウント2)からメキシカン・ストレッチ。ドリーが足を持って倒し三度スピニング・トーホールドにいくものの、マスカラスが蹴り倒して両者にらみ合ったところで時間切れ。

特別試合30分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(5分25秒両者リングアウト)ワフー・マクダニエル
ブッチャーがロープ際でマクダニエルにかみつき・首絞め攻撃。場外に逃げたマクダニエルをブッチャーが追いかけ場外戦となり、客席後方まで行って乱闘を続けドロー。

特別試合30分1本勝負
ジャイアント馬場(2分30秒反則勝ち)ザ・シーク
シークがボールペンを使って攻撃し、制止するレフリーを場外に投げ落とし反則負け。

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(13分30秒体固め)ドス・カラス
ドスは鶴田に正面から飛びつきモンキーフリップからドロップキックを決め、再度鶴田に飛びついたが、鶴田はカラスを受け止めてマットへ叩きつけて、そのまま押さえつけてフォール。

特別試合30分1本勝負
テリー・ファンク(13分24秒エビ固め)ミスター・レスリング

30分1本勝負
キラー・トーア・カマタ(3分58秒体固め)天龍源一郎
大木金太郎(3分15秒体固め)マスクド・ストラングラー
タイガー戸口(8分1秒片エビ固め)フランク・ヒル

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&羽田
①大熊(17分58秒体固め)羽田

20分1本勝負
大仁田厚(13分12秒逆さ押さえ込み)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(10分29秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第6戦~第10戦(79世界最強タッグリーグ戦)

2012年09月29日 19時50分10秒 | '79全日本プロレス
第6戦 12月6日(木)静岡・浜松市体育館 観衆5500人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)マクダニエル&ヒル
①テリー(15分5秒後方回転エビ固め)ヒル

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
大木&カマタ(1-0)レスリング&ストラングラー
①カマタ(9分18秒体固め=ダイビング・ボディプレス)ストラングラー

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(3分55秒両者リングアウト)アブドーラ・ザ・ブッチャー

特別試合30分1本勝負
ザ・シーク(4分30秒反則勝ち)ジャイアント馬場
シークの凶器攻撃に怒った馬場は、脳天チョップの連打から凶器を奪い、制止するレフリーを突き飛ばし凶器攻撃を続けた為、反則負け。

タッグマッチ30分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(1-0)高千穂&天龍
①ドス(16分16秒体固め=ダイビング・ボディアタック)高千穂

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、越中詩郎(11分38秒体固め)大仁田厚

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)戸口&羽田
①時間切れ

20分1本勝負
百田光雄(13分13秒逆さ押さえ込み)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(9分21秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第7戦 12月7日(金)大阪府立体育会館 観衆6500人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)マスカラス・ブラザーズ
①ドリー(18分16秒エビ固め)ドス
ドスがドリーにメキシカン・ストレッチ。そこへテリーがカットに入りパンチを受けたドスは場外へ。テリーも場外に落ち場外戦となるが、マスカラスがテリーにコーナー最上段からプランチャーを決める間にエプロンに上ったドスはドリーへ飛びつき回転エビ固め。しかしドリーは切り返してエビに固めフォール。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)レスリング&ストラングラー
①ブッチャー(5分42秒体固め)ストラングラー
地獄突き、バックフリップからサードロープからのエルボードロップを決めフォール。

特別試合30分1本勝負
ジャイアント馬場(9分24秒両者リングアウト)ワフー・マクダニエル
場外からマクダニエルが馬場の足を引っ張り鉄柱へ。馬場も場外に下り、チョップから河津落とし、そのまま場外乱闘となりドロー。

特別試合30分1本勝負
タイガー戸口(3分33秒反則勝ち)キラー・トーア・カマタ

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(7分2秒片エビ固め)フランク・ヒル
鶴田はヒルをロープに振ってドロップキックからジャンピング・ニーパット。そしてボディスラムで叩きつけてコーナー最上段に上がり、立ち上がってきたヒルへダイビング・ニーアタックを決めフォール。

30分1本勝負
大木金太郎(9分20秒体固め)ロッキー羽田

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、越中詩郎(9分13秒体固め)大仁田厚

タッグマッチ20分1本勝負
高千穂&天龍(1-0)小鹿&大熊
①高千穂組(15分30秒反則勝ち)小鹿組

20分1本勝負
百田光雄(10分10秒逆さ押さえ込み)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(9分57秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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第8戦 12月8日(土)徳島市体育館 観衆3800人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(1-0)大木&カマタ
①ドス(3分50秒反則勝ち)カマタ
カマタはレフリーの制止を聞かずロープ際でドスへ攻撃を続け反則負け。

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)ドリー・ファンク・ジュニア

特別試合30分1本勝負
テリー・ファンク(3分18秒反則勝ち)ザ・シーク
ブッチャーが乱入し、シークと2人がかりでテリーを攻撃。

特別試合30分1本勝負
ジャイアント馬場(6分2秒両者リングアウト)アブドーラ・ザ・ブッチャー

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
レスリング&ストラングラー(1-0)マクダニエル&ヒル
①レスリング(9分38秒首固め)ヒル

30分1本勝負
タイガー戸口(12分54秒回転エビ固め)ロッキー羽田

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&天龍
①時間切れ

20分1本勝負
百田光雄(12分21秒小包固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(10分55秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第9戦 12月9日(日)愛媛県民ホール 観衆4800人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)レスリング&ストラングラー
①テリー(16分47秒首固め)ストラングラー
ストラングラーはテリーがスピニング・トーホールドにきたところを首を抱え込んで首固めに決めたが、テリーはそれを反転してフォール。

特別試合タッグマッチ30分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(0-0)ブッチャー&シーク
①(8分30秒両軍リングアウト)
ブッチャーがドスを場外に落としたところから、ブッチャーとドス、マスカラスとシークの場外戦となりドロー。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)大木&カマタ
①馬場(12分40秒片エビ固め)大木
馬場は大木へストンピング攻撃から鶴田のヒザへアトミックドロップ式に叩きつけてフォール。

30分1本勝負
ワフー・マクダニエル(8分50秒リングアウト)タイガー戸口
天龍源一郎(3分30秒体固め)フランク・ヒル

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、大仁田厚(12分30秒逆さ押さえ込み)越中詩郎

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&羽田
①時間切れ

20分1本勝負
百田光雄(14分40秒首固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(13分58秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第10戦 12月10日(月)大分県立荷揚町体育館 観衆4500人
特別試合30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(7分30秒反則勝ち)アブドーラ・ザ・ブッチャー
ドリーがブッチャーへスリーパー。そこへシークが角材を持って乱入し、ドリーを2人がかりで攻撃した為、ブッチャーの反則負け。

特別試合30分1本勝負
テリー・ファンク(5分40秒反則勝ち)ザ・シーク
シークはテリーへ角材で攻撃した後、ロープに宙吊り状態にして攻撃を続けた為、反則負け。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)レスリング&ストラングラー
①鶴田(13分52秒体固め)ストラングラー
鶴田がストラングラーを日本側のコーナーに振りエプロンの馬場が16文キック、続いて鶴田がドロップキックを決めフォール。

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
大木&カマタ(1-0)マクダニエル&ヒル
①カマタ(10分59秒体固め=ダイビング・ボディプレス)ヒル

タッグマッチ30分1本勝負
マスカラス・ブラザーズ(1-0)高千穂&天龍
①マスカラス(13分58秒体固め)高千穂

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)戸口&羽田
①時間切れ

20分1本勝負
淵正信(15分52秒首固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(14分3秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第11戦~第13戦(79世界最強タッグリーグ戦)

2012年09月29日 19時45分35秒 | '79全日本プロレス
第11戦 12月11日(火)福岡九電記念体育館 観衆5300人
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)マスカラス・ブラザーズ
①シーク(7分55秒リングアウト)ドス
ブッチャーがドスをエプロンから押さえシークが首絞め攻撃をしているところへマスカラスが助けに入り、ブッチャーをチョップで場外に落とすが、ブッチャーに足を引っ張られ場外戦に。リング内でドスはシークへフライング・ヘッドアタックからドロップキックと攻めていたが、組みつくシークを振り切って場外のブッチャーへトペ・スイシーダを決めたものの、場外戦にドスが巻き込まれてしまい、一人リングに残っていたシークのリングアウト勝ち。

特別試合30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(9分13秒反則勝ち)キラー・トーア・カマタ
ブッチャーとシークが乱入しドリーを攻撃した為、カマタの反則負け。

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)テリー・ファンク

特別試合30分1本勝負
ワフー・マクダニエル(9分48秒リングアウト)タイガー戸口
場外戦となり、マクダニエルがパイルドライバーを決めてリングに戻り勝利。

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&羽田(1-0)レスリング&ストラングラー
①馬場(10分28秒片エビ固め)ストラングラー

30分1本勝負
大木金太郎(4分40秒体固め)フランク・ヒル

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&天龍
①時間切れ

20分1本勝負
百田光雄(12分50秒首固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(9分24秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

大木とカマタが記者会見を行い、12日長崎大会で行われる予定だったブッチャー・シーク組との試合をやらないと宣言。
大木のコメント
「ブッチャー・シーク組を優勝させるためには、我々との一戦は避けた方がいい。万全の態勢で蔵前大会に臨ませてやりたい。」
馬場のコメント
「突然そんなこと言われても困る。とにかく結論は当日まで待ってほしい。」

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第12戦 12月12日(水)長崎国際体育館 観衆5400人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ザ・ファンクス
①時間切れ

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(不戦勝)大木&カマタ
大木・カマタ組がブッチャー・シーク組との対戦を拒否。

タッグマッチ30分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)戸口&羽田
①ブッチャー(6分32秒体固め)羽田

タッグマッチ30分1本勝負
大木&カマタ(1-0)小鹿&大熊
①大木(10分10秒体固め)小鹿

30分1本勝負
ミル・マスカラス(11分28秒体固め=フライング・クロスアタック)マスクド・ストラングラー
ドス・カラス(10分33秒首固め=ダイビング・ボディアタック)フランク・ヒル
ワフー・マクダニエル(12分1秒体固め)高千穂明久
ミスター・レスリング(10分59秒片エビ固め)天龍源一郎

20分1本勝負
大仁田厚(12分3秒逆さ押さえ込み)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(11分56秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

79世界最強タッグリーグ戦得点経過(優勝の可能性があるチーム)
9点ーファンクス
8点ーブッチャー・シーク組
7点ー馬場・鶴田組

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第13戦(最終戦) 12月13日(木)東京・蔵前国技館 観衆12500人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)ブッチャー&シーク
①ドリー(17分15秒体固め)シーク
シークがドリーを押さえたところへブッチャーが凶器突き。しかしドリーにかわされシークに誤爆し、すかさずドリーが押さえ込んで勝利。
試合後、シークがブッチャーに襲い掛かり2度にわたって火炎攻撃を加えた。
※ファンクスが優勝。
ファンクスのコメント
「タッグリーグ戦に優勝できて、日本のファンも喜んでくれたと思う。親父にも報告できるし、自分達が世界一のタッグチームだと自信を持って言える。
もし馬場と猪木が組んで雌雄を決したいと思うのなら、いつでも受けて立つ用意がある。彼らは日本で一番のチームだと思うし、ぜひともやってみたいものだ。」
馬場のコメント
「優勝ならず満足とはいかないが、前回、今回ともファンクスとは勝負がつかなかったので、その意味では誇りをもって来年に臨める。(ファンクスの発言について)今すぐに返事をと言われても困るが、前向きに考えてみる。」

試合後表彰式が行われ、優勝したファンクスには優勝トロフィー(日本テレビ杯)、東京スポーツ杯と優勝賞金1千万円、準優勝の馬場・鶴田組にはトロフィー(デイリースポーツ杯)、各賞には楯が贈られた。
各賞受賞チーム
殊勲賞(フクニチスポーツ賞)ブッチャー・シーク組
技能賞(レジャーニュース賞)マスカラス・カラス組
敢闘賞(週刊ファイト賞)レスリング・ストラングラー組
チームプレー賞(ベースボールマガジン社・プロレス賞)大木・カマタ組
フェアプレー賞(日本スポーツ出版社・ゴング賞)マクダニエル・ヒル組

'79世界最強タッグ決定リーグ戦得点結果
優勝(11点)ファンクス
準優勝(9点)馬場・鶴田組
3位(8点)ブッチャー・シーク組
4位(6点)マスカラス・カラス組
5位(4点)大木・カマタ組
6位(2点)レスリング・ストラングラー組
7位(0点)マクダニエル・ヒル組

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)マスカラス・ブラザーズ
①鶴田(12分43秒片エビ固め)ドス
鶴田はドスのフライング・ヘッドアタックをかわしてコーナーポストへ激突させ、ドスが倒れたところへジャンピング・ボディプレスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
大木&カマタ(1-0)戸口&羽田
①カマタ(17分59秒体固め)羽田

タッグマッチ30分1本勝負
レスリング&ストラングラー(1-0)高千穂&天龍
①レスリング(12分30秒首固め)高千穂

タッグマッチ30分1本勝負
マクダニエル&ヒル(1-0)小鹿&大熊
①マクダニエル(10分49秒体固め)大熊

20分1本勝負
ミスター林(11分57秒エビ固め)肥後宗典
伊藤正男(19分24秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(12分36秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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韓国遠征
高千穂明久と大仁田厚は、フランク・ヒルと共に12月15日~20日まで韓国遠征を行った。大仁田はマスクを被りタイガーマスクとして出場。
韓国遠征後、高千穂明久は12月22日にアメリカ遠征の為渡米。

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