昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

全日本 VS 新日本・TEAM2000

2019年04月13日 20時00分02秒 | 2000全日本プロレス
9月4日午後1時過ぎ新日本プロレスの越中詩郎が全日本プロレス事務所を訪れ、馬場元子社長と会談。

同日午後4時過ぎから新日本プロレスが記者会見を行い、9月16日愛知県体育館で蝶野正洋・後藤達俊組対渕正信・太陽ケア組の試合を行うと発表。

9月7日午後1時新日本プロレスが記者会見を行い、10月9日東京ドーム大会の主要カードとして、新日本プロレス対全日本プロレスのカード(佐々木健介対川田利明、スコット・ノートン対スティーブ・ウイリアムス、吉江豊対太陽ケア)を発表。

9月12日午後3時渕正信が全日本プロレス事務所で記者会見を行い、「(東京ドーム大会のカードについて)混成チームではなく全日本プロレスのチームとして越中とタッグを組み、新日本を迎え撃ちたい。」と発言。

9月13日午後5時半から新日本の試合が行われる宮城県スポーツセンターで長州力が記者会見(ドーム大会の追加カード)を行い、「渕・越中組対蝶野(パートナーは未定)組」を発表。
また越中について「相談を受けてあいつの真意を聞いた段階では、全日本に移籍するとかという話ではない。越中自身、この世界でお世話になったってとこもあるだろうし、客が喜ぶいい試合をしてくれれば。」とコメント。
続いて会見を行った越中は「全日本に対して凄い思い入れがあって、10月9日は全日本の一員として、渕さんとタッグを組みたいと思います。」と発言。

この決定を受けて午後6時半から会見を行った蝶野は「今までのドームの中で大仁田戦に続く屈辱的なカードという感じだよ。こっちもそれなりに屈辱的なものを用意する。ミスターXじゃないミスターTとしてね、誰かを用意してくるよ。」と発言。

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新日本プロレス「AMAZING」第6戦
9月16日(土)愛知県体育館 観衆9500人(超満員)
タッグマッチ60分1本勝負
渕正信&太陽ケア(1-0)蝶野正洋&後藤達俊
①ケア(2分18秒片エビ固め)後藤
先に入場してきた蝶野とTEAM2000のメンバーがリングを占拠した為、後から入場してきた渕とケアがリングに入れずリングコールを場外で受けるハメに。コール後もTEAM2000のメンバーがリングを降りずに試合が開始できないでいるところへ、越中が入ってきてリングを降りろとアピール。レフリー3人がかりでメンバーを下ろし、やっと渕らがリングに入ったと思った瞬間、いきなり渕が蝶野の左ヒザヘ低空ドロップキックを決め試合開始。
試合がスタートしても乱闘のような展開で、場外の鉄柵へ渕がアトミックドロップ式に持ち上げた蝶野の股間を打ち付けて動けなくした間に、後藤と渕・ケアのやり合いの中、ケアが後藤へ胸へのキック、左足へのローキック、後頭部へのジャンピング・ニールキックと続け、エプロンに上がってきた蝶野をトラースキックで再び場外に落とし、後藤へハワイアンクラッシャーを決めフォール。

「7th Problem」60分1本勝負
中西学(15分17秒エビ固め=スピアー)小島聡

田中リングアナの呼びかけで川田利明がリングに登場してマイクを持ち「10月9日東京ドーム。全日本の川田として健介を潰す。」と言うと、ここへ佐々木健介が現れ、リング上の川田とリング下の佐々木のにらみ合いになるが、川田はそれ以上のアクションを起こさずリングを降り引き揚げると、佐々木がリングに上がり川田へ向かって「やるんだったらとことんやるぞ、コラ」とアピールしてリングを降りた。

タッグマッチ45分1本勝負
永田裕志&飯塚高史(1-0)佐々木健介&ブライアン・ジョンストン
①永田(15分26秒ナガタロック)ジョンストン

タッグマッチ30分1本勝負
越中詩郎&吉江豊(1-0)ドン・フライ&天山広吉
①越中(12分18秒エビ固め=パワーボム)天山

6人タッグマッチ30分1本勝負
スーパーJ&ヒロ斎藤&小原道由(1-0)平田淳嗣&安田忠夫&鈴木健三
①J(13分33秒片エビ固め=ダイビング・ラリアット)鈴木

タッグマッチ30分1本勝負
獣神サンダーライガー&ケンドー・カシン(1-0)金本浩二&田中稔
①ライガー(8分12秒4の字固め)田中

タッグマッチ20分1本勝負
エル・サムライ&井上亘(1-0)高岩竜一&柴田勝頼
①サムライ(10分43秒逆エビ固め)柴田

(試合開始18時)「ワールド・プロレスリング」収録

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2000サマー・アクション・シリーズⅡ

2019年04月06日 20時00分27秒 | 2000全日本プロレス
2000サマー・アクション・シリーズⅡ

参加外人選手
スタン・ハンセン(195cm140kgアメリカ・テキサス出身)
スティーブ・ウイリアムス(188cm123kgアメリカ・コロラド出身)
マイク・バートン(194cm120kgアメリカ・テキサス出身)
ジョニー・スミス(180cm112kgイギリス出身)
サブゥー(185cm103kgアメリカ・ミシガン出身)
ザ・セッドマン(191cm110kgアメリカ・カリフォルニア出身)
スペル・パルカ(178cm91kgメキシコ出身)
スペル・カロ(173cm87kgメキシコ出身)
ハロウィン(175cm94kgメキシコ出身)
ダミアン666(176cm101kgメキシコ出身)

他団体参加選手
(フリー)
天龍源一郎(189cm120kg福井出身)
奥村茂雄(182cm108kg大阪出身)
荒谷信孝(185cm120kg神奈川出身)
(新日本プロレス)
蝶野正洋(188cm108kg東京出身)9/2
(藤原組)
藤原喜明(186cm108kg岩手出身)8/25、31
(みちのくプロレス)
新崎人生(180cm108kg徳島出身)
(バトラーツ)
モハメド・ヨネ(185cm105kg愛知出身)8/21~23、31、9/2
土方隆司(175cm98kg埼玉出身)8/21~25、9/2
(世界のプロレス)
相島勇人(178cm112kg福岡出身)8/20、21、25~9/2
(闘龍門JAPAN)
CIMA(174cm84kg大阪出身)9/2
SUWA(179cm90kg鹿児島出身)9/2
スモー・ダンディ・フジ二千(175cm105kg大阪出身)9/2
望月成晃(175cm92kg東京出身)8/26~9/2
神田裕之(175cm88kg千葉出身)8/26~9/2
望月享(173cm81kg神奈川出身)8/26~9/2

全日本プロレス出場選手
川田利明
太陽ケア
渕正信
(レフリー)和田京平、ウォーリー山口

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・三沢社長解任により空位となっていた社長の職にオーナーの馬場元子さんが7月13日付けで就任した。
・9月2日日本武道館で行われた渕対蝶野戦は、テレビ朝日の「ワールドプロレスリング」で放送された。

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2000サマー・アクションⅡ・第1戦から第5戦

2019年04月06日 19時55分36秒 | 2000全日本プロレス
開幕戦、8月20日(日)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
ハンセン&バートン&スミス(1-0)川田&天龍&荒谷
①バートン(17分49秒エビ固め)川田
バートンは川田のジャンピング・ハイキックを受けながらも、ボディブローから高角度パワーボムを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ケア&人生(1-0)ウイリアムス&セッドマン
①ケア(18分43秒片エビ固め)セッドマン
ハリケーンクランチからハワイアンクラッシャーを決めフォール。

30分1本勝負
サブゥー(7分57秒片エビ固め)奥村茂雄
サブゥーはイスで一撃し倒した奥村へ、コーナー最上段からイスを足の下に持った状態でのダイビング・ギロチンドロップを決めフォール。

リング上にモスマンが登場し、約5000通の応募の中から選んだ新リングネームの「太陽ケア」を発表。

タッグマッチ30分1本勝負
パルカ&カロ(1-0)ハロウィン&ダミアン
①カロ(10分40秒片エビ固め)ハロウィン
コーナー最上段からのフランケンシュタイナーでフォール。
試合後、闘龍門ジャパンのM2K(望月成晃・神田裕之・望月享)がキックボードに乗ってリングに現れ、メキシコ人レスラーを挑発しつつ全日本プロレスへの参戦をアピール。

30分1本勝負
渕正信(13分15秒逆片エビ固め)相島勇人
顔面キック、バックドロップから逆片エビ固めで勝利。

(試合開始12時30分)「全日本プロレス・オフィシャルビデオ」収録

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第2戦、8月21日(月)宮城・多賀城市総合体育館 観衆1550人
タッグマッチ60分1本勝負
川田&ケア(1-0)バートン&スミス
①川田(15分3秒片エビ固め=延髄蹴り)スミス

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&人生(1-0)ウイリアムス&セッドマン
①人生(18分27秒エビ固め=念仏パワーボム)セッドマン

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&相島(1-0)ヨネ&荒谷
①ハンセン(13分42秒体固め=ウエスタン・ラリアット)荒谷

30分1本勝負
サブゥー(7分35秒片エビ固め=ムーンサルト・プレス)土方隆司

タッグマッチ30分1本勝負
パルカ&カロ(1-0)ハロウィン&ダミアン
①パルカ(11分19秒エビ固め=セントーン)ダミアン

30分1本勝負
渕正信(12分54秒エビ固め=回転エビ切り返し)奥村茂雄

(試合開始18時30分)

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第3戦、8月23日(水)福島市体育館 観衆1400人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&天龍&ケア(1-0)ウイリアムス&バートン&セッドマン
①ケア(17分49秒片エビ固め=ハワイアンクラッシャー)セッドマン

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&スミス(1-0)人生&ヨネ
①スミス(17分23秒片エビ固め=ブリティッシュフォール)ヨネ

30分1本勝負
奥村茂雄(12分2秒片エビ固め=エクスプロイダー)土方隆司

タッグマッチ30分1本勝負
ハロウィン&ダミアン(1-0)パルカ&カロ
①ハロウィン(13分2秒片エビ固め=パワーボム)カロ

30分1本勝負
渕正信(11分10秒腕ひしぎ十字固め)荒谷信孝

(試合開始18時30分)

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第4戦、8月25日(金)新潟・長岡市厚生会館 観衆2400人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&藤原&ケア(1-0)ハンセン&天龍&人生
①川田(19分27秒エビ固め)人生
パワーボムで叩きつけ、全体重をかけてのしかかるようにフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&バートン(1-0)奥村&荒谷
①ウイリアムス(13分片エビ固め=バックドロップ)奥村

30分1本勝負
ジョニー・スミス(15分14秒片エビ固め=ブリティッシュフォール)ザ・セッドマン

30分1本勝負
サブゥー(7分42秒体固め)土方隆司
イスを使ってトップロープに飛び乗り、ムーンサルト・プレスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ハロウィン&ダミアン(1-0)パルカ&カロ
①ハロウィン(10分38秒片エビ固め=ハロウィン・ドライバー)カロ

30分1本勝負
渕正信(10分32秒顔面絞め)相島勇人

(試合開始18時30分)「全日本プロレス・オフィシャルビデオ」収録

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第5戦、8月26日(土)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
タッグマッチ60分1本勝負
ハンセン&天龍(1-0)ウイリアムス&バートン
①ハンセン(17分45秒片エビ固め)バートン
ハンセンは天龍とバートンへ合体パワーボムから、ハンセンが押さえたバートンへ天龍がラリアットを決め、倒れたところをハンセンがフォール。

30分1本勝負
川田利明(17分35秒顔面絞め)ジョニー・スミス
延髄蹴りからパワーボム。これをスミスにカウント2で返されると、川田はすかさず首も決めるような形のフェースロックで締め上げ勝利。

タッグマッチ30分1本勝負
ケア&相島(1-0)セッドマン&奥村
①ケア(14分11秒片エビ固め=ハワイアンクラッシャー)奥村

30分1本勝負
新崎人生(15分19秒極楽固め)サブゥー
念仏パワーボムから極楽固めで勝利。

6人タッグマッチ30分1本勝負
望月成晃&神田&望月享(1-0)パルカ&ハロウィン&ダミアン
①成晃(9分49秒片エビ固め)ダミアン
三角飛び延髄蹴りから垂直落下式ブレーンバスターでフォール。

30分1本勝負
渕正信(10分14秒顔面絞め)荒谷信孝
渕はコーナーに上った荒谷を捕まえて雪崩式バックドロップ。さらにもう一発バックドロップを決めた後、フェースロックで勝利。

(試合開始18時30分)

試合前、大仁田厚が後楽園ホールへ姿を見せ、ホールの東側通路奥で馬場元子社長と渕と対面。大仁田は持参した請願書(大仁田厚の原点は全日本プロレスにあり、ジャイアント馬場さんのリングにある。20年のプロレス人生の中で、もう一度上がれるなら、第一試合であれ、どんな場所であれ、要望があればいつでも馳せ参じたいと思います。)を渕に渡し会場を後にした。

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2000サマー・アクションⅡ・第6戦から第10戦

2019年04月06日 19時50分56秒 | 2000全日本プロレス
第6戦、8月27日(日)京都・醍醐グランドーム 観衆1700人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&天龍&ケア(1-0)ウイリアムス&バートン&セッドマン
①ケア(20分3秒片エビ固め=ハワイアンクラッシャー)セッドマン

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&人生(1-0)スミス&荒谷
①人生(18分5秒エビ固め=念仏パワーボム)荒谷

30分1本勝負
サブゥー(11分48秒片エビ固め=ムーンサルト・プレス)相島勇人

6人タッグマッチ30分1本勝負
望月成晃&神田&望月享(1-0)パルカ&カロ&ダミアン
①享(11分2秒北斗原爆固め)カロ

30分1本勝負
渕正信(11分14秒顔面絞め)奥村茂雄

(試合開始17時)

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第7戦、8月29日(火)兵庫・神戸サンボーホール 観衆1450人
6人タッグマッチ60分1本勝負
ハンセン&ケア&(1-0)川田&天龍&人生
①ハンセン(20分39秒体固め=ウエスタン・ラリアット)人生

タッグマッチ30分1本勝負
ウイリアムス&バートン(1-0)サブゥー&セッドマン
①バートン(18分52秒片エビ固め=ツイスト・オブ・フェイト)セッドマン

30分1本勝負
奥村茂雄(12分21秒エビ固め=エクスプロイダー)相島勇人

6人タッグマッチ30分1本勝負
望月成晃&神田&望月享(1-0)カロ&ハロウィン&ダミアン
①神田(11分45秒片エビ固め=下剋上エルボー)ハロウィン

30分1本勝負
渕正信(10分11秒顔面絞め)荒谷信孝

(試合開始18時30分)

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第8戦、8月31日(木)静岡・ツインメッセ静岡 観衆1200人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&ハンセン&天龍(1-0)ウイリアムス&バートン&スミス
①川田(20分34秒片エビ固め)バートン
川田はバートンへジャンピング・ハイキック3連発。さらに倒れたバートンを引き起こし次の技を仕掛けようとするが、バートンが半失神状態で動けず、そこで押さえ込みカウント3。

30分1本勝負
太陽ケア(12分36秒片エビ固め=ハワイアンクラッシャー)モハメド・ヨネ

30分1本勝負
新崎人生(13分36秒極楽固め)ザ・セッドマン

30分1本勝負
サブゥー(9分1秒体固め=ムーンサルト・プレス)荒谷信孝

6人タッグマッチ30分1本勝負
望月成晃&神田&望月享(1-0)カロ&ハロウィン&ダミアン
①享(11分5秒北斗原爆固め)パルカ
(※週刊ゴングの熱戦譜では、こうなっています。週刊プロレスの熱戦譜では、このシリーズが抜けているため確認できません。)

タッグマッチ30分1本勝負
渕&藤原(1-0)奥村&相島
①藤原(13分50秒ワキ固め)相島
奥村が藤原を羽交い絞めに決めたところへ相島がロープの反動をつけてラリアット。しかし藤原は羽交い絞めを振りほどいて、ラリアットにきた相島の左腕をキャッチしてワキ固めを決め勝利。

(試合開始18時30分)

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第9戦、9月1日(金)千葉・市原市臨海体育館 観衆1200人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&ケア&人生(1-0)ウイリアムス&バートン&セッドマン
①ケア(20分27秒片エビ固め=ハワイアンクラッシャー)セッドマン

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&ハンセン(1-0)スミス&荒谷
①ハンセン(9分49秒体固め)荒谷
天龍がハンセンめがけ荒谷を振り、ハンセンがウエスタン・ラリアットを決めフォール。

30分1本勝負
サブゥー(8分44秒体固め=アラビアン・プレス)相島勇人

6人タッグマッチ30分1本勝負
望月成晃&神田&望月享(1-0)カロ&ハロウィン&ダミアン
①神田(13分13秒体固め=下剋上エルボー)ダミアン

30分1本勝負
渕正信(10分25秒顔面絞め)奥村茂雄
バックドロップからフェースロックを決め勝利。

(試合開始19時)

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第10戦、9月2日(土)東京・日本武道館 観衆16300人(超満員)
タッグマッチ60分1本勝負
天龍&ハンセン(1-0)川田&ウイリアムス
①ハンセン(26分54秒体固め)ウイリアムス
川田がハンセンのラリアットで場外でダウンしている間に、ウイリアムスへ天龍がダイビング・エルボードロップ、続いてハンセンがエルボードロップからフォールに入るがカウント途中で引き起こし、合体パワーボム。さらに天龍がハンセンめがけウイリアムスを振り、ハンセンがラリアット。これをウイリアムスがかわしてハンセンにパンチを打つも、後ろから天龍が延髄蹴り、続いてハンセンがショートレンジのラリアットを決めフォール。
試合後マイクを持った川田は、「渕さんが蝶野に負けて、これで僕も新日本のトップ選手とやりたいという気持ちが固まりました。全日本ファンの期待を裏切らないように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。」と対新日本に向けて宣言。

60分1本勝負
蝶野正洋(1-0)渕正信
①蝶野(16分53秒片エビ固め)
蝶野はロープの反動をつけてケンカキック2連発からフォールに入るが、これを渕に返されるとさらにもう1発ロープの反動をつけたケンカキックを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
バートン&スミス&セッドマン(1-0)ケア&人生&ヨネ
①バートン(13分46秒エビ固め)ヨネ
バートンはヨネのキックを受け止めてボディブローから高角度パワーボムで叩きつけフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
望月成晃&神田&望月享(1-0)CIMA&SUWA&フジ二千
①成晃(11分13秒飛龍原爆固め)フジ二千
成晃はフジの肩口へかかと落としからフジのラリアットをかわしてドラゴン・スープレックスを決めフォール。

30分1本勝負
サブゥー(12分53秒片エビ固め)ダミアン666
サブゥーはダミアンのムーンサルト・プレスをかわしイスで一撃した後、イスを使ってトップロープに飛び乗りギロチン・ドロップを決めフォール。

トリプル・スプリットマッチ30分1本勝負
ハロウィン(1-0)スペル・パルカ、スペル・カロ
①ハロウィン(9分4秒エビ固め)カロ
場外でパルカがハロウィンを羽交い絞めしているところへカロがコーナーポストからミサイルキック。これをハロウィンがかわしパルカに命中しパルカダウン。ハロウィンがカロをリングに入れコーナーポストに上がったが、カロもコーナーにかけ上がり雪崩式フランケンシュタイナー。これをハロウィンがパワーボムに切り返してフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
相島&荒谷(1-0)奥村&土方
①荒谷(12分37秒片エビ固め=ムーンサルト・プレス)土方

(試合開始18時)「全日本プロレス・オフィシャルビデオ」「ワールド・プロレスリング」収録

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全日本 VS 新日本・TEAM2000

天龍入団&大仁田参戦

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全日本VS新日本

2019年04月01日 20時00分49秒 | 2000全日本プロレス
7月31日全日本プロレス事務所で次期シリーズの対戦カードが発表され、会見に出席した渕が新日本プロレスとの交流問題に触れ「(6月29日新日本との会談後に永島取締役企画部長に対し、全日の武道館大会を見に来いと呼びかけた件について)武道館にも来なかったし、先シリーズ前に会って以来連絡もない。俺だったらああ言われたら、ひとりでも全日本の看板を背負って行きますよ。」と発言。
これを受け新日本の永島企画部長は、「両国でもどこでも、それぐらいの覚悟をしてくればいい。」とコメント。

8月3日全日本プロレス道場で次期シリーズから参戦が決まった荒谷信孝と公開練習を行った渕正信は、練習後にマスコミに対して「新日本が来いって言っているなら、俺は両国に行く。川田に来てほしいかもしれないけど、俺がひとりで行く。」と発言。

8月11日新日本プロレス・両国国技館大会の休憩時間に田中リングアナの呼びかけに応え渕正信がリングに登場。
マイクを持ち「30年、この長い間、全日本プロレスと新日本プロレスの間には、常に大きな壁がありました。その壁を今日、ぶち破りに来ました。私は宣言通りひとりで来て、たった二人しかいない全日本プロレスですが、看板の大きさとプライドは、新日本に負けておりません。この意気込みを新日本プロレスのフロント及びレスラー諸君はどう対処するか、現場責任者の長州力選手、ご返答を願いたい。」とマイクアピール。
ここに名指しされた長州力がリングに登場し、何やら語りかけながら渕と握手。(※渕によると長州は「やるなら徹底的にやろう。」と言ったとの事)
そこへ蝶野正洋が飛び込んできてマイクを持ち、渕に対して「てめえ何様だと思ってんだ。ここは新日本だ。てめえの入る隙間はねえんだ。とっとと出ていきやがれ。」とアピールした後、渕へ帽子を投げつけツバを吹きかけシャツを脱ぎ渕へ向かおうとするが天山らが押さえ、そこへ飛び込んできた長州とやり合った後、リングを降り引き上げようとする蝶野に対し、それまで蝶野の投げた帽子を被りながら成り行きを見ていた渕はマイクを持ち、リング下の蝶野へ「蝶野忘れ物だ。」と帽子を投げ返した後、「もう止まることはできない。全日本プロレスは逃げも隠れもしない。これが全日本プロレスの心意気だ。蝶野、来るなら来い。新日本プロレスのファンの皆様、お騒がせしました。」とアピールしてリングを降りた。

8月20日後楽園ホールで、9月2日日本武道館大会のカードが発表され、渕正信対蝶野正洋戦が決定。

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