昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'73新春ジャイアント・シリーズ

2011年01月15日 20時00分04秒 | '73全日本プロレス


参加選手
ドン・レオ・ジョナサン(187cm128kgアメリカ・ユタ州出身)
ウイルバー・スナイダー(195cm115kgアメリカ・ユタ州出身)
アルゼンチン・アポロ(178cm108kgイタリア出身)
ザ・ビースト(178cm112kgカナダ出身)
メヒコ・グランデ(176cm106kgメキシコ出身)
ゴードン・ネルソン(183cm106kgアメリカ・ニュージャージー州出身)
アレックス・ペレス(187cm112kgメキシコ出身)

全日本プロレス出場選手
ジャイアント馬場
サンダー杉山
大熊元司
マシオ駒
サムソン・クツワダ
百田光雄
佐藤昭夫
藤井誠之
(国際プロレス)鶴見五郎(176cm105kg神奈川出身)
(国際プロレス)八木宏(181cm98kg東京出身)
(レフリー)ジョー樋口、ダニー・プレチェス(テキサス)
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第1戦~第5戦('73新春ジャイアントS)

2011年01月15日 19時00分54秒 | '73全日本プロレス
開幕戦 1月6日(土)岐阜市民センター 観衆3800人
世界ヘビー級王座争奪第5戦 60分3本勝負
ジャイアント馬場(1-1)ウイルバー・スナイダー
①馬場(9分58秒体固め=ネックブリーカー・ドロップ)
②スナイダー(2分46秒体固め=ドロップキック)
③(2分7秒両者リングアウト)
スナイダーがコブラツイストを仕掛けたがもつれて場外転落。場外でもスナイダーが執拗にコブラツイスト決め続け両者リングへ戻れずドロー。
※馬場・争奪戦5戦3勝2分
引き分けた為、1月11日熊本大会での再選が決定。

タッグマッチ45分3本勝負
ジョナサン&アポロ(2-1)杉山&駒
①ジョナサン(11分46秒体固め=ハイジャック・バックブリーカー)杉山
②杉山(6分30秒体固め=サンダードロップ)アポロ
③アポロ(7分13秒アルゼンチン・バックブリーカー)駒
※杉山はシューズを履いて登場。

30分1本勝負
メヒコ・グランデ(11分46秒体固め)大熊元司
サムソン・クツワダ(13分53秒反則勝ち)ザ・ビースト
ゴードン・ネルソン(12分56秒逆さ押さえ込み)佐藤昭夫

20分1本勝負
アレックス・ペレス(12分25秒片エビ固め)鶴見五郎
百田光雄(14分2秒首固め)八木宏

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦 1月7日(日)広島・福山市体育館 観衆3100人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&杉山(2-1)スナイダー&グランデ
①スナイダー(15分54秒コブラツイスト)馬場
②杉山(2分59秒体固め)スナイダー
③馬場(4分3秒片エビ固め)グランデ

30分1本勝負
マシオ駒(時間切れ)アルゼンチン・アポロ
ドン・レオ・ジョナサン(12分53秒体固め)サムソン・クツワダ
大熊元司(11分57秒体固め)ザ・ビースト
アレックス・ペレス(11分38秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(12分59秒体固め)鶴見五郎
百田光雄(15分14秒首固め)藤井誠之

(試合開始17時)

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第3戦 1月9日(火)山口県営体育館 観衆2700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&大熊(2-1)スナイダー&アポロ
①スナイダー(13分24秒コブラツイスト)大熊
②日本組(8分55秒リングアウト)外人組
③馬場(6分5秒体固め)アポロ

30分1本勝負
ドン・レオ・ジョナサン(12分22秒体固め)サンダー杉山
マシオ駒(9分52秒反則勝ち)メヒコ・グランデ
アレックス・ペレス(14分20秒首固め)サムソン・クツワダ
ザ・ビースト(12分46秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(9分15秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(15分43秒エビ固め)藤井誠之

(試合開始18時30分)

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第4戦 1月10日(水)福岡・小倉区体育館 観衆4000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&駒(2-1)ジョナサン&グランデ
①ジョナサン(18分54秒ハイジャック・バックブリーカー)駒
②日本組(3分57秒反則勝ち)外人組
③馬場(2分34秒体固め)グランデ

30分1本勝負
ウイルバー・スナイダー(11分8秒コブラツイスト)大熊元司
サンダー杉山(14分58秒逆片エビ固め)アレックス・ペレス
ゴードン・ネルソン(14分26秒体固め)サムソン・クツワダ
アルゼンチン・アポロ(15分57秒エビ固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ザ・ビースト(13分38秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(11分21秒肩固め)八木宏

(試合開始18時30分)

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第5戦 1月11日(木)熊本県体育館 観衆4300人
世界ヘビー級王座争奪第6戦 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ウイルバー・スナイダー
①スナイダー(15分56秒回転エビ固め)
スナイダーはショルダースルーにきた馬場へ飛びついて回転エビ固めを決めフォール。
②馬場(5分38秒体固め=アトミックドロップ)
③馬場(4分55秒体固め)
エプロンの馬場めがけスナイダーがドロップキック。これをかわした馬場が倒れているスナイダーヘコーナー最上段からダイビング・フットスタンプを決めフォール。
※馬場・争奪戦6戦4勝2分

タッグマッチ45分3本勝負
大熊&駒(2-1)グランデ&ペレス
①大熊(14分54秒体固め)グランデ
②グランデ(2分22秒体固め)大熊
③大熊(8分26秒ベアハッグ)ペレス

30分1本勝負
サンダー杉山(12分20秒逆片エビ固め)ザ・ビースト
ドン・レオ・ジョナサン(12分36秒ハイジャック・バックブリーカー)サムソン・クツワダ
アルゼンチン・アポロ(15分16秒回転エビ固め)鶴見五郎

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(13分34秒体固め)佐藤昭夫
百田光雄(13分10秒逆さ押さえ込み)藤井誠之

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第6戦~第10戦('73新春ジャイアントS)

2011年01月15日 18時30分06秒 | '73全日本プロレス
第6戦 1月12日(金)佐賀・唐津市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&クツワダ(2-1)ジョナサン&グランデ
①ジョナサン(12分3秒体固め)クツワダ
②日本組(8分59秒リングアウト)外人組
③馬場(2分33秒体固め)グランデ

30分1本勝負
ウイルバー・スナイダー(10分52秒コブラツイスト)サンダー杉山
マシオ駒(13分38秒体固め)ゴードン・ネルソン
大熊元司(13分43秒リングアウト)アルゼンチン・アポロ
アレックス・ペレス(13分46秒片エビ固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ザ・ビースト(11分29秒体固め)藤井誠之
鶴見五郎(11分49秒肩固め)八木宏

(試合開始18時)

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第7戦 1月16日(火)埼玉・熊谷市体育館 観衆2700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&駒(2-1)スナイダー&アポロ
①スナイダー(14分16秒コブラツイスト)駒
②駒(8分32秒逆エビ固め)アポロ
③馬場(5分1秒体固め)スナイダー

30分1本勝負
ドン・レオ・ジョナサン(15分4秒体固め)大熊元司
サンダー杉山(12分45秒体固め)アレックス・ペレス
ゴードン・ネルソン(13分39秒逆さ押さえ込み)サムソン・クツワダ
メヒコ・グランデ(14分36秒首固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ザ・ビースト(9分15秒体固め)鶴見五郎
百田光雄(13分17秒首固め)藤井誠之

(試合開始18時30分)

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第8戦 1月17日(水)宇都宮・栃木県立体育館 観衆2100人
タッグマッチ60分3本勝負
ジョナサン&スナイダー(2-1)馬場&クツワダ
①(14分31秒両軍リングアウト)
②ジョナサン(7分10秒体固め)クツワダ

30分1本勝負
サンダー杉山(17分1秒逆片エビ固め)ゴードン・ネルソン
マシオ駒(時間切れ)アルゼンチン・アポロ
大熊元司(11分53秒ベアハッグ)ザ・ビースト

20分1本勝負
アレックス・ペレス(12分18秒体固め)佐藤昭夫
メヒコ・グランデ(4分35秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(8分32秒肩固め)八木宏

(試合開始18時30分)

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第9戦 1月18日(木)神奈川・横浜文化体育館 観衆4800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&大熊(2-1)ジョナサン&アポロ
①ジョナサン(16分55秒体固め)馬場
②大熊(7分11秒体固め)ジョナサン
③馬場(3分5秒体固め)アポロ

30分1本勝負
ウイルバー・スナイダー(11分22秒コブラツイスト)サムソン・クツワダ
サンダー杉山(16分体固め)ザ・ビースト
マシオ駒(9分29秒体固め)アレックス・ペレス
メヒコ・グランデ(11分36秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(13分24秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(13分47秒体固め)藤井誠之

(試合開始18時30分)

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第10戦 1月20日(土)大阪・東大阪市体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&杉山(2-1)ジョナサン&スナイダー
①ジョナサン(11分11秒ハイジャック・バックブリーカー)杉山
②杉山(8分3秒体固め)スナイダー
③馬場(3分38秒体固め)ジョナサン

45分3本勝負
マシオ駒(2-1)アルゼンチン・アポロ
①駒(10分3秒体固め)
②アポロ(4分50秒エビ固め)
③駒(2分44秒体固め)

30分1本勝負
大熊元司(13分13秒体固め)メヒコ・グランデ
ザ・ビースト(13分24秒体固め)サムソン・クツワダ
アレックス・ペレス(14分4秒体固め)佐藤昭夫

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(15分39秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(15分21秒体固め)八木宏

(試合開始18時30分)

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第11戦~第13戦('73新春ジャイアントS)

2011年01月15日 18時00分22秒 | '73全日本プロレス
第11戦 1月22日(月)広島県立体育館 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&大熊(2-1)スナイダー&グランデ
①大熊(15分12秒体固め)グランデ
②スナイダー(4分46秒エビ固め)大熊
③馬場(6分46秒体固め)スナイダー

30分1本勝負
ドン・レオ・ジョナサン(13分36秒体固め)サムソン・クツワダ
サンダー杉山(14分43秒片エビ固め)アレックス・ペレス
マシオ駒(15分57秒体固め)ザ・ビースト
アルゼンチン・アポロ(12分12秒アルゼンチン・バックブリーカー)佐藤昭夫

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(11分30秒体固め)鶴見五郎
百田光雄(15分36秒逆エビ固め)藤井誠之

(試合開始18時30分)

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第12戦 1月24日(水)東京・日大講堂 観衆5400人
世界ヘビー級王座争奪第7戦 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ドン・レオ・ジョナサン
①ジョナサン(4分14秒体固め=ハイジャック・バックブリーカー)
②馬場(4分24秒体固め)
③馬場(45秒体固め)
馬場は16文キックで倒したジョナサンへ、コーナー最上段からフライング・ニードロップを決めフォール。
※馬場・争奪戦7戦5勝2分

タッグマッチ45分3本勝負
スナイダー&グランデ(2-1)杉山&クツワダ 
①スナイダー(14分9秒コブラツイスト)杉山
②杉山(10分体固め)グランデ
③グランデ(2分9秒首固め)クツワダ

30分1本勝負
マシオ駒(11分28秒体固め)ザ・ビースト
大熊元司(14分16秒体固め)アレックス・ペレス
アルゼンチン・アポロ(14分56秒アルゼンチン・バックブリーカー)佐藤昭夫

20分1本勝負
ゴードン・ネルソン(16分45秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(15分16秒体固め)藤井誠之

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第13戦(最終戦) 1月25日(木)東京・大田区体育館 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&杉山(2-1)ジョナサン&ビースト
①杉山(15分45秒体固め)ビースト
②馬場(3分4秒体固め)ビースト

30分1本勝負
ウイルバー・スナイダー(11分10秒コブラツイスト)サムソン・クツワダ
大熊元司(12分31秒体固め)アルゼンチン・アポロ
マシオ駒(14分28秒エビ固め)メヒコ・グランデ
ゴードン・ネルソン(10分42秒逆さ押さえ込み)佐藤昭夫

20分1本勝負
アレックス・ペレス(12分43秒体固め)百田光雄
鶴見五郎(15分7秒体固め)八木宏

(試合開始18時30分)

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全日本プロレスのNWA加盟とPWF設立
ジャイアント馬場はジョー樋口と共に1月31日渡米し、2月4日ミズーリー州セントルイスで開催されたNWAの役員総会にオブザーバーとして出席。役員総会では、全日本プロレスから出されていたNWAへの加盟申請が承認された。
また同日、ハワイ州ホノルルにPWF(パシフィック・レスリング・フェデレーション)が設立されNWAの役員総会で報告された。
PWFは、アメリカとカナダの太平洋岸の各州、メキシコと中南米の太平洋岸、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシアと日本など14ヵ国程度の国の団体が参加予定。会長は、ハワイのプロモーターのロード・ブレアースが就任し、ハワイ州ホノルル・シビック・オーデトリアム内にあるブレア―スがプロモートするハワイ・ビッグタイム・レスリングのオフィスが当面PWF本部となる。
2月8日帰国したジャイアント馬場は、翌9日午後2時から港区の全日本プロレスオフィスで記者会見を行い、正式にNWAへの加盟が認められた事を報告した。
また日本プロレスと新日本プロレスが合同で新会社を設立するという流れの中で、アントニオ猪木が「新たに3団体の統一コミッションと日本プロレス協会を作る為に、全日本プロレスと国際プロレスに呼びかける」と発言した事については、「彼らと協議するつもりはないから、勝手にやってよという事だ」と発言。

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