今年初めてプランターで育てているサツマイモの葉が、何者かに食べられていました。
よく見ると、裏側に小さなイモムシがついています。尾脚と腹脚で葉の中肋に捉まり、斜め45度ほどに体を真っ直ぐに伸ばしています(枝に擬態したシャクガの幼虫のような感じです)。ただ、腹端に尾角があるので、スズメガの仲間の幼虫だと思います。
スズメガの仲間で幼虫がサツマイモの葉を食べるのは、「セスジスズメ」と「エビガラスズメ」。エビガラスズメ幼虫の尾角は腹側に湾曲しているので、写真の幼虫は、尾角が真っ直ぐなセスジスズメの幼虫ではないかと思います。
セスジスズメの幼虫は、「尾角の先端が白色」で「基部には黄色い紋」があるようですが、まだ小さくてよくわからないので、もう少し大きくなるまで様子を見ようと思います。
《サツマイモ葉裏のセスジスズメの若齢幼虫(赤丸内)(黄丸は食痕) 2024/09/07》
《サツマイモ葉裏のセスジスズメの若齢幼虫(赤丸内)(黄丸は食痕) 2024/09/07》
《サツマイモ葉裏のセスジスズメの若齢幼虫(真っ直ぐな黒い尾角がある) 2024/09/07》
※ 市立図書館から9月7日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)。
1 『西表島の自然図鑑ーネイチャーガイドー』(堀井大輝・著)
2 『「ツトムの虫」を探してー石垣島の自然観察者正木任の残したもの-』(盛口満・著)
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