やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ダイサギ?(富山県中央植物園/富山市[婦中町]上轡田)

2024-01-08 06:12:51 | 鳥類

2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものを、紹介しています。

今回は、コサギより大きな白いサギです。ダイサギ、チュウダイサギ、オオダイサギ、チュウサギ。名前を聞いただけでも混乱してよくわかりません。

ウェブサイト『日本野鳥の会 東京/身近な野鳥の識別口座①シラサギ3種の識別』を参考にすると、
 〈オオダイサギ〉  ダイサギの亜種で、単にダイサギとも呼ばれ、日本国内では冬鳥。
 〈チユウダイサギ〉 ダイサギの亜種で、日本国内では夏鳥で、一部は越冬。

そうなると、次は、ダイサギとチュウサギの見分けです。
 大きさ     ダイサギ>チュウサギ 
 くちばしの色  ダイサギ、チュウサギとも、夏‥黒色、冬‥黄色
 口角      ダイサギ‥眼より後方に伸びている チュウサギ‥眼の下で終わる
 見られる時期  ダイサギ‥周年          チュウサギ‥夏鳥として4月頃~11月
 指の色     ダイサギ、チュウサギ‥周年黒色(コサギ‥非繁殖期は黄色、繁殖期はピンクや橙色味)

以上を参考に、ダイサギだと思われるものを紹介します。


《ダイサギ 2007/06/28》


《ダイサギ 2007/06/28》


《ダイサギ 2008/12/10》

ところが、夏にもかかわらず、くちばしの黄色いものがいました。いろいろなウェブサイトを見ていくと、『ZUKAN/ダイサギ』に、次のように説明されていました。
 【幼鳥】    全身純白な点は成鳥と変わりはない‥嘴は黄色である。
 【第1回冬羽】   幼鳥は8月~11月に体羽だけを換羽して第1回冬羽‥この羽衣は成鳥冬羽と酷似‥。
ひょっとして、チュウサギは?と、同じウエブサイトを見ると、
 【幼鳥】    ‥嘴は黄色。
とありました。
これでは区別できませんが、口角をみると「眼より後方に伸びている」ように見えるので、ダイサギの幼鳥ではないかと思います。


《ダイサギの幼鳥? 2008/08/27》

※ 2月の中央植物園(2) 18年ほど昔の写真なので、状況は変わっていると思います。


《スイセン属カンタブリクス 2006/02/17》


《シクラメン(アルピタム) 2006/02/17》


《バイカオウレン 2006/02/17》


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