2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。
ベニタケ属のキノコは同定が困難なようで、すべて「ベニタケ属の一種」とされています。どれが同じ種であるのかもわからないので、とりあえず当時撮影したキノコを掲げました。
ベニタケ属は、ベニタケ科の属の一つです。ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ベニタケ属』(2019/02/23)には、その形態について次のように書かれていました。
「きのこの大きさは大小さまざまで、かさの径5㎜程度、全体の高さ1cm程度の小形種から、かさの径20㎝にも達する大形のものまで知られている。ほぼ共通して、成熟するとかさの中央部が大きくくぼみ、あるいは漏斗状に反転する。
かさの色調も多種多様で、紅色系のものが多いのはもちろんであるが、そのほかに白・黒・暗褐色・黄褐色・黄色・橙色・桃色・紫色・緑色などを呈する種が知られ、一つの種の中でもさまざまな変異が見られる。あるいは、一個のかさの中でも、部分的に異なる色調が混ざって認められることも珍しくない。
ひだの密度や、その色調も種によってさまざまで、種レベルの同定において重要な手掛かりとされる。肉の色は、多くのものでは白色であるが、傷つけると変色する種が多数あり、その変色パターンも同定の所見として重視されている。 しばしば強い辛味や苦味を持つことがある。
柄は白色系のものが多いが、時に黄色を帯びるものもあり、部分的にピンク色を呈することもしばしばある。ほとんどのものではつばやつぼを欠いており、柄の内部は海綿状に細かい隙間を生じたり、あるいは完全に中空であることも多い。
胞子は広楕円形ないし類球形で、多くはその表面に微細な網目状隆起やとげ状突起などの紋様を備えている。これらの 紋様は、ヨウ素を含む溶液によって青黒く染まる。なお、胞子紋の色調は白色ないしクリーム色あるいは黄色を呈するものが大半で、ピンク色や濃褐色・黒紫色・黒色などの胞子紋を有する種類は知られていない。」
《ベニタケ属の一種 2009/07/03》
《ベニタケ属の一種 2009/07/03》
《ベニタケ属の一種 2010/09/09》
《ベニタケ属の一種 2009/06/19》
《ベニタケ属の一種 2009/07/20》
《ベニタケ属の一種 2009/07/22》
《ベニタケ属の一種 2009/07/22》
《ベニタケ属の一種 2009/07/22》
《ベニタケ属の一種 2009/07/22》
《ベニタケ属の一種 2009/07/24》
《ベニタケ属の一種 2009/07/24》
《ベニタケ属の一種 2009/07/29》
《ベニタケ属の一種 2009/07/31》
《ベニタケ属の一種 2009/07/31》
《ベニタケ属の一種 2009/09/04》
《ベニタケ属の一種 2009/09/27》
《ベニタケ属の一種 2009/09/27》
《ベニタケ属の一種 2009/10/27》
《ベニタケ属の一種 2009/11/03》
《ベニタケ属の一種 2010/07/05》
《ベニタケ属の一種 2010/09/13》
《ベニタケ属の一種 2009/09/18》
《ベニタケ属の一種 2009/09/26》
《ベニタケ属の一種 2010/10/01》
《ベニタケ属の一種 2010/10/08》
《ベニタケ属の一種 2010/07/06》
《ベニタケ属の一種 20010/07/06》
《ベニタケ属の一種 2010/07/06》