歳を重ねると否応なく誰しもがかかりうる身近な病気の『認知症』。
とても関心があるこの問題を、今朝のTVで取り上げていました。
認知症にかかっている人は現在500万人に近い人で、65歳以上の7人に1人。
軽度の人(およそ400万人)を合わせると、4人に1人の割合になるそうです。
しかし自分はまだ大丈夫と思って受診していない人を加えると数字は更に増えますので、考えただけで空恐ろしくなります。
単に物忘れでも、危険なものとセーフなものがあるそうです。
セーフな物忘れは、
・自分が収めた財布の置き場所を忘れる(盗まれたと思うと危険)
・昨夜食べた物を忘れる(食べてないと思うと危険)
・人の名前を忘れる(知り合いの人ではないと思うと危険)
危険な物忘れは、
・予約の日に行かない(日時曜日が解らない)
・同じ本を何冊も買う(体験)
・人と交わした約束を忘れる(約束)
・ここに何しに来た?(用事)
日常生活に支障が少ないため軽度認知症に気づかないことが多いですが、認知予備力を高めることで軽度であれば回復することができます。
その方法としては、
・人とコミュニケーションをとる。
・楽しみをルーティンで生活の中に取り入れる
・1人でやるゲームより対戦相手がいるほうが脳が活性化する。
(クロスワードや計算問題などより将棋等)
口で言うのは容易いことですが、実行となると難しい面もあるかと思います。
いろいろ考えさせられましたが自分に合った方法を見つけて、楽しみながら病気にならない努力をしていきたいと思います。