今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

急行電車男(前編3)

2014-09-17 22:20:42 | 鉄道旅行
普通列車広島行1

 昭和36年(1961)10月ダイヤ改正後、京都発だった「宮島」のダイヤは、新設の名古屋発鹿児島行の「さつま」に置き換わりました。京都から「だいせん」を併結しますが、こちらは倉敷から伯備線に入ってしまい福山まで行きません。
夏休みとかの混雑期、名古屋発で九州行となると混み合うことも予想されたので、京都始発の普通列車の利用となったようです。尤も、少しでも長く列車に乗りたいと言う私の意向が働いたのかもしれません。
 三、四度利用したと思いますが、いずれも京都を14時前に発車して福山に20時少し前に到着する広島行でした。
乗り込んだ車両は、1ボックスに狭い2つの窓が並ぶタイプで、それまで乗った広い窓(標準なのですが)の車両と異なることに驚いたものです。
二度目に乗った時、天井に窓がないことに気が付きました。前回はダブルルーフ屋根の客車に乗ったようです。つい最近に至るまで32系客車の初期グループと思っていたのですが、どうやら違っていたようです。
と言うのは、何年か前に、多くの昭和30,40年代の列車や車両がアップされている「北総レール倶楽部」と言うホームページを見つけて、その中にこの広島行普通列車の写真があるのに気付きました。丸屋根の32系に交じってダブルルーフの客車が確かに繋がれており、写真の説明書きに32系以外の形式が載っていました。31系だったかなあと、もう一度このブログを書くにあたって確認しようとしたらホームページがありません。調べてみたらこのホームページの投稿者である里見氏が数年前に急逝されて引き継ぐ人がなく、自然消滅したらしいのです。形式写真風に個々の車両を写されたり、何より画像が綺麗だっただけに残念です。鉄道遺産と言って良いくらいに当時の多くの車両を紹介されていましたので、何とか有志の方で復活していただきたいものです。

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