今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

鉄道模型製作は開店休業状態 パーツだけは増えて行きます KATOのダンパー

2020-10-23 23:37:46 | 鉄道模型

 ここしばらくブログの方も休んでいましたので現状報告をいたします。

 鉄道模型の製作は4~5ヶ月間休止状態です。理由はこの夏暑かったのでやる気が出なくなった事や軽い体調不良が挙げられます。しかしながら最大の要因は引っ越しを決断した事にあります。

 我が家は60年近く前に建てられた後、何回か改装を施して来ましたが老朽化も進んでおり自営業を営んでいた事もあって使い勝手の悪い間取りになっています。基礎部分からリフォームするにしても改築するにしてもかなりの費用も必要で、この歳になってローンも組めるはずがありません。娘や息子が地元に就職していたらまた違ったかもしれませんが・・・。そんな事で我が家は現在売り出し中です。(いつ売れる事やら・・・)

 そのため、現在週2日ほどになった勤め仕事の日以外は不用品の整理に追われています。特に自営業で使用してきた材料の仕分けに手こずって「もっと早くからやっとけば良かったのに」と反省しきりです。それで鉄道模型の製作まで手も気も回らないと言う訳です。

 とは言え、手や気が回らなくても意欲はありますので時々必要なパーツのチェックをして少しづつ買いそろえています。いつ使用できるかわからないままパーツ集めが趣味になりつつあります。

 最近買ったパーツですがほとんどKATOのassyです。TOMIXもそうですが見つけた時に買っておかないと次は何年か先になってしまいます。その中で車体妻板に付くダンパーを紹介します。製作中のキハ82系にはロストワックス製のパーツを取り付けるつもりで2両分先行して購入し、自作のキハ80の妻板にはその取付穴を開けていました。ところがロッド等を自作する必要があって思案していた時に見つけたのがキロ80用ダンパーです。キロ用としてありますがキハ82系全てや181系電車にも使えそうです。1セットで10両分あります。

ついでに製作中断のアリイの24系客車用のストックにと思って買ったダンパーは、よく見るとキロ80用と同じ物らしく製品の色が違うだけのようです。


我が鉄道模型製作の現状をお話しします

2020-06-15 16:29:43 | 鉄道模型

製作ペースが遅い言い訳をたらたらと申し訳ありません

 ブログを復活して1年になります。その間少しずつですが読者の方も増えてきて大変感謝しています。

 今年の正月のブログで、勤め先を変え、勤務日数も減らしたいようなことを書きましたが、今の勤務会社との話し合いで5月以降かなり勤務日数を減らして続けることになりました。そのためにこれまでよりは自由な時間が増えたわけですが、その時間をすべて鉄道模型の製作に当てると言う訳にも行きません。

 ここしばらくキハ82やEF58の製作ブログがストップしていますが、少しずつですが進行はしています。ただ、どちらもハンダを盛ってヤスリによる整形を繰り返しているために時間が掛かっています。尤も、集中してやれば数日でできるのかもしれませんが。

 その代わりにこの3週間ほど「急行電車男」と題したブログを集中的に公開しています。こちらも長い間溜めていたネタを鉄道模型製作の停滞の間に出しているのですが、この先画像も増やしたり派生ネタも出番を待っています。

 私にとって鉄道模型は中断期間があったとは言え一番長く、一番好きな趣味でもあります。けれども、他にもやりたい事、やらなければならないことがあります。その一つがヤフーオークション出品です。身の回りの不用品もありますが、これまで自営業をやっていた時に知り合いになった人からいろいろと我楽多を買わされて、それが大き目の段ボール箱10個分くらいになって部屋を占拠しています。こいつを何とか処分しなくてはなりません。我楽多とは言え珍しい物もありますので売れる事は売れるのですが、商品の下調べや説明書き、売れたら梱包作業とか数十円の利益の物も数万円の利益の物も同じくらいの手間暇がかかってしまいます。さらに、ここ2年ほど多忙で中断していますが、アメリカのEbayにも出品していたことがあります。日本ではあまり売れないものがアメリカだけでなくロシア、ヨーロッパの方が買ってくれたりしました。コロナの影響が無くなればこちらも出品を再開したいと思っています。

 

 他にもあまり言いたくはないのですが6年前からFXにも手を出しています。時間がそれ程なかったこともあって取引回数は多くありませんが、これまで大負けもせずに何とかプラスマイナス0近く(マイナスですが)に留まっています。今後はもう少しそのための勉強もやりながら本腰を入れて取り組むつもりですのでこれまた時間が取られてしまいます。

 それ以外にも国土地理院の地図蒐集とかがあり、廃止や付け替えられた鉄道路線と合わせたデータベース化も行っています。

 また、自営をしていて不要になった物をどうしようかと思案していたら、最近引っ越しの話が持ち上って家の中にある物の整理や処分をどうするのかと言う事も加わって、やるべきことが山積した状態になっています。当分落ち着いて製作に取り組む余裕が無くなりつつあります。

 そのような事でなかなか鉄道模型の製作時間が増えないのです。本当は増やしたいところなのですが。画像にあるクハ86はつぼみ堂製のレストア中、スハネ16はしなのマイクロ製でレストア待ちです。ご覧の皆さまよりは少ないかもしれませんが他にも製作中や手を入れたい車両は数十両もあります。

このような状態でスローペースではありますが、これからも引き続きブログをご覧いただければ幸いです。

 


鉄道模型の酸洗い サビ取り液を使用した微妙な結果

2020-02-29 18:18:45 | 鉄道模型

 レストア予定のキハ82系4両に加える自作キハ80は、途中で製作を中断して以来数十年と経過してサビと汚れとで黒っぽくなっていました。製作再開に当たって綺麗にしてやろうとサビ取り液を買って漬け込んでみました。

 使用したのは鈴木油脂工業が出している液体サビ落とし(S012)で、ネット通販で4リットル入送料込みで2500円ほどでしたので、マッハ模型のブラスクリーンよりずっと安いのに惹かれて、十分に説明書きを確認せずに購入してしまいました。用途は鉄、鋼とありましたが、真鍮は不可とも書いていないので大丈夫だろう位に思っていました。

 

 商品が届いて改めて説明書きを見ると強酸性と書いてあります。一昔前までは酸洗いと称してサンポールを使う人も結構いたし、現在でも使用している人もいるのでこれは問題ないと思います。ところが、その下に「吸入すると有害の恐れ、重篤な目の損傷、遺伝性疾患の恐れ、生殖能または胎児への悪影響のおそれ・・・」と書いてあり、「「何なんだこれは」と訝りながらさらに読み進めると、「鉄以外の金属は変色する可能性があります」とも書いてあるではありませんか。因みにブラスクリーンの説明をネットで見ると中性と書いてあり、銅、真鍮用の表示があります。全く異なるものを買ったかなと思いましたが、要は汚れが落ちれば良いわけなのでとりあえず使用してみる事にしました。

 まず車体がスッポリ入る大きさのポリ容器を用意します。使用したのはamazonで購入したパスタケース(パスタストッカー)です。探せば100均ショップにもあるかもしれません。この容器に800ccになるように原液1:水3の割合で注ぎ車体全体を漬けました。商品説明には1~30倍まで使用できるとありますが、初めてなのでこの割合にしました。使用に当たっては塩化ビニル製の使い捨て手袋を使用し、普段用ですが眼鏡着用で行いました。

30分ほど漬け込んでいたら車体が薄っすらと赤みを帯びてきました。取り出してみると漬ける前よりは綺麗にはなっていますが完全に汚れは取れていないのでもう少し漬けようと思いましたが、車体の赤みが気になるので中止して流水で洗浄しました。

その後、クレンザー(ジフ)を車体に落とし古歯ブラシで磨いたところ、赤みが消えて元の真鍮の地肌が蘇りました。塗装する場合には最後に中性洗剤で洗っておきますが、車体の凹凸の修正で荒っぽい作業をしますので省略しました。

 

 残った溶液は結果が良ければ他の車体も漬け込むつもりでしたが、微妙な結果でしたので代わりに鉄製のヤスリとペンチを漬けました。保管中に水で濡らしてしまって所々に錆を生じたヤスリは、容器からはみ出して十分に漬けられませんでしたので多少サビが残りましたがまずまずの結果でした。父の代からあるペンチは元がどのような状態だったのかわからないので評価できませんでした。ヤスリとペンチは水洗いして乾燥後KURE5-56を軽く吹き付けておきました。

 さて、今回使用したサビおとし液ですが、製品説明の通り鉄、鋼の用途には効果があるように思います。真鍮に使用する場合は赤く変色するのと汚れが完全に落ちないのでクレンザーでの磨きが必要のようです。赤く変色する事についてはサンポールの使用でも起こるようです。かなり以前にサンポールを使用した時もクレンザーで磨いていた記憶がありますので、両者とも同じような結果になるようです。それならコストで勝るサンポールに軍配が上がってしまいます。

 ブラスクリーンについては使用した事はありませんが、ブログで書かれているのを散見すると、私の使用した製品よりは効果があるようですが万能とまでは行かないようで、クレンザーとの併用例も見られます。ブラスクリーン使用のネックとなるのが250ccで1500円以上する価格です。後からわかったのですが、今回使用した商品の製造元である鈴木油脂工業では中性タイプも発売されています。ただ価格がamazonで4リットル入りで8000円~ほどします(amazonは価格変動制です)。恐らくブラスクリーンもこのような製品からの小分けでしょうからその値段にもうなづけます。

 最後に、今回の結果は微妙でしたが、元々汚れがひどかった事もあったので 今後もう少し濃度や漬け込み時間を変えて様子をみる必要があるかもしれません。リピートはないと思いますが・・・。折角買ったので当分は製作途中の汚れた車両には今回購入した液体とクレンザーとの併用で、塗装前の処理にはブラスクリーンまたは同等品の使用でと使い分けするようにしようと考えています。

 

 

 


鉄道模型とハンダごて

2020-01-26 18:22:32 | 鉄道模型

 EF58の製作中に壊れたハンダごての代わりが届きました。80ワットでこて先がK型(ナイフ型)と呼ばれるタイプの物です。中学生のころに鉄道模型の世界に足を踏み入れて以来、最近までずっとこのタイプ一本で小さなパーツの取り付けから広範囲にわたるハンダ盛りまで行ってきました。それだけ使いやすかったのだと思います。最初は模型店のおやじが取り出してきたアカエだったかシュアだったかを買って20年近く使用していました。ヒーターが逝かれて部品がないために買い替えとなったのですが、別の模型店でこのK型とI型(先が角錐に尖ったもの)の2つを見せられて迷わずにK型を購入しました。

前回と同じ国産メーカーの白光製ですが、中国製造になっています。

 

 長年80WのK型を使用してきて、他のタイプのこてが欲しくならなかったのかと言うとそうでもありません。以前に画像で見て頂いたEF61のランボードを屋根上に取り付ける際、取り付け足を屋根に空けた穴に通して車体内側からこてを入れてハンダ付けしようとしましたが、足が立ち並んでこてが入りにくい事もあってハンダが乗ってくれません。この場合80WのK型のこて先ではイマイチ熱伝導が悪かったのでしょうか。今度は外側から挑戦しましたが、雨樋が邪魔してこてが入れにくいので、これまた手こずって途中で作業を投げ出してしまいました。昨年鉄道模型製作の本格的な再開の際、いずれEF58でも同様の作業が必要になるために、先が尖ったI型で熱伝導も良さそうな100Wのこてを購入しました。ところが、試しに使用したところ、重いのと長いのとでこちらも作業に思った以上に時間が掛かってしまい中断する事に。

 この100Wこては、レストアで車体を分解する時とか組み立てで車体と妻板との接合や厚板のハンダ付け等には威力を発揮すると思いますが、当面は使用することもなさそうです。合わせて買った温度調節器の出番もまだありません。

偶然ですが3本とも白光製です。80Wも100Wと長さは変わらないのですね。

 

 長年K型一本でハンダ付けを行ってきたのは、確かに使いやすかった事が挙げられますが、裏を返せば当時はこれしかなかったと言うのもあります。

 3本目にご紹介するのが「白光プレスト」と名が付いたハンダごてです。EF58の工作もランボードの取り付けが近づいて来ましたし、他にも細かい作業が増えます。それで100Wごての失敗を教訓に小回りの利きそうな物をネットで探して最近購入しました。通常は20Wながらスイッチを押せば130Wまで急速加熱できると言う代物です。長さも従来使用していた物に比べてかなり短いですし軽くて使いやすいです。おかげで従来の80Wや100Wよりも目の位置がハンダ付けのポイントにより近くなりますので老眼にも有難いこてです。まだ小さな凹凸の修正に使用しただけですが、ディテーリング小物の取り付けには十分に威力を発揮するものと期待しています。あくまで小物用としての用途ですが、本格使用しだしたらまたご報告します。

こちらは日本製です。こて先は別売りのを買って取り換えています。30秒以上スイッチを押し続けると壊れる可能性があるそうです。

 

 白光プレストは従来のニクロムヒーターとは異なりセラミックヒーターが使用されています。同様のこては国産メーカーの大洋電器産業(goot)からも販売されています。また、中国製なら温度調節ができて取り換え用こて先やハンダ付け用品等付属するセットで2000円くらいで売られています。

 


自作 オロ11の軽工作

2019-12-15 18:06:31 | 鉄道模型

 このところ多忙な上にEF58の方はおでこ周りの作業がはかどらず、気分転換に若い時に自作したオロ11を引っ張り出してきて少し手を加えてみました。

 「模型とラジオ」に掲載されていた図面を参考にして車体はt0.4真鍮板から作りましたが、まだ金属工作としては初期の物のため、窓周りを斜めに削ってテーパーを付けなかったのが心残りなところで、それに伴って⌀0.3真鍮線で表現した窓上の水切りの位置も気になるところです。とは言え、先だってご紹介したキハ80の反省点を踏まえて車体の折り曲げに挑みましたので、まずまずの出来ではないかと勝手に思っています。

 ただ、運転会に間に合わせるために突貫工事で作った床下周りは資料も少なくて省略した部分も多く、特に木と紙と真鍮片で作った冷房用ディーゼル発電機は出来栄えに不満もあったため、フェニックス模型からパーツが発売されているのを見つけて即購入しました。その時に直ぐに交換すれば良かったのですが、その後模型製作も疎かになり遂には失念してしました。その間にエコーモデルから究極的と言えるようなパーツも発売されましたが、私の車両には釣り合わないので、初志貫徹でフェニックス製に取り換えました。

 元のディーゼル発電機は写真とかの資料もほとんどなかったので燃料タンクと一体で作ってしまいました。そのため、フェニックス製に取り換えた後、燃料タンク部分を切り取って所定の位置に取り付けています。これもエコーモデルからパーツが発売されていますので取り換えたいと思っていますし、他にも手を加えたい部分もあるのですが、何分にも優先順位が低いため今回はこれまでとしておきます。

 初めに述べましたような事情に加えて年末年始の野暮用で、今回が鉄道模型に関しての投稿が今年の最後になると思います。本年途中からの投稿となりましたが、ご覧いただきありがとうございました。