幸い6時前には意識が戻っていた。6時15分起床。同室者はまだ皆寝ているので、遠慮しながらそっと着替え、洗顔、トイレを済まし、荷造りをする。出発時には奈良の男だけが目を覚ましていた。その男に「おさきに」と言って部屋を出る。玄関カウンターの上に置かれてあったYH会員証をとり、キャラバンをはき、リュックを背負って腕時計に目をやると6時50分。これはいかん。へたをすると乗り遅れると思い、必死で駅まで走る。重い荷物をしょっているからたまらない。途中で707発に乗ると思われる女高生を追い抜いて、これで何とか間に合うだろうと思いながらも駆け足で駅に向かう。
324D標茶行はすでに入線。キハ22の単行だったと思う。すでに50%程の乗車率だったが、進行方向左手にまだ1BOX空いているのを見つける。中標津までの間、各駅でも多くの高校生が乗り込んできて、車内は150%くらいの混雑。
中標津で厚床行に乗り換えるために降りる。私の乗った324Dは2番線に到着。間もなく反対側3番線に、折り返し753発352D厚床行となる351Dがキハ22の2連で入ってくる。この列車も高校生で満員である。この駅では、標茶発がさらに加わって3方向の列車がこの時間に集結し、高校生を中心とした乗降客で、廃止のうわさが出ている線の駅とは思えないほど活気があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/42/8b95091585a9afcd1f1bf32cf268596f.jpg)
さて、私は厚床行に乗り込み、荷物を進行方向左手(東側)のBOXに置き、入場券の買い求めとスタンプを押しに改札を出る。ついでに朝食用に売店でパンとコーヒー牛乳を求める。200円もするパンを高いと思いながらも買い込み、列車内に戻りそのパンを食べようとして包みを見ると、何とカステラとしてある。こんな大きな甘いカステラなど朝から食えるわけがない。半分食ってあとは残してしまった。
352D厚床行は定員の30%位の乗客を乗せて中標津を発車。尾岱沼からのバスの連絡駅春別で客が多数乗り込んできて60%位に乗車率はアップ。しかし、別海で40%位に落ちた。
春別を過ぎると、なだらかな丘陵地が続き、一面放牧地のようである。イギリスのような田園地帯が広がる。真新しい舗装道路が気に食わぬが大草原といった感じで北海道らしい。
324D標茶行はすでに入線。キハ22の単行だったと思う。すでに50%程の乗車率だったが、進行方向左手にまだ1BOX空いているのを見つける。中標津までの間、各駅でも多くの高校生が乗り込んできて、車内は150%くらいの混雑。
中標津で厚床行に乗り換えるために降りる。私の乗った324Dは2番線に到着。間もなく反対側3番線に、折り返し753発352D厚床行となる351Dがキハ22の2連で入ってくる。この列車も高校生で満員である。この駅では、標茶発がさらに加わって3方向の列車がこの時間に集結し、高校生を中心とした乗降客で、廃止のうわさが出ている線の駅とは思えないほど活気があった。
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さて、私は厚床行に乗り込み、荷物を進行方向左手(東側)のBOXに置き、入場券の買い求めとスタンプを押しに改札を出る。ついでに朝食用に売店でパンとコーヒー牛乳を求める。200円もするパンを高いと思いながらも買い込み、列車内に戻りそのパンを食べようとして包みを見ると、何とカステラとしてある。こんな大きな甘いカステラなど朝から食えるわけがない。半分食ってあとは残してしまった。
352D厚床行は定員の30%位の乗客を乗せて中標津を発車。尾岱沼からのバスの連絡駅春別で客が多数乗り込んできて60%位に乗車率はアップ。しかし、別海で40%位に落ちた。
春別を過ぎると、なだらかな丘陵地が続き、一面放牧地のようである。イギリスのような田園地帯が広がる。真新しい舗装道路が気に食わぬが大草原といった感じで北海道らしい。