今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

電池寿命10年! 4000円台のチープカシオ

2021-12-12 18:36:17 | 日記

 転居以前は職住近接で僅か徒歩5分で職場に着きましたので、腕時計の必要性もあまり感じませんでした。それに職場では専用の折り畳み携帯電話や置時計、掛け時計が近くにありました。ところが、引っ越し後はバスと電車を乗り継いでの通勤となって、バスの遅れで電車への接続はどうなるのかとか時間を気にすることが多くなりました。最初の2~3日は樹脂製ベルトの切れたチープシチズンを机の引き出しの奥から引っ張り出して使っていましたが、突然針が動かなくなってしまいました。よくよく考えてみると、購入してちょうど3年が経過したところで、電池寿命が切れてしまったようです。

 世間には腕時計に何万とか何十万円とかお金を掛ける人もいますが、私は全く興味がなくてとにかく使えれば良いと思っています。30年以上前までは学生時代の入学祝にもらったSEIKOの自動巻きを長く使っていたのですが、うっかり顔を洗った時に洗面器に浸けたのが悪かったのか、一度も時計屋にメンテナンスに出さなかったためなのか動かなくなってしまいました。その後、1万円前後のクォーツ時計を買ったりもしましたが、電池が2~3年しか持ちません。電池交換に出すのも面倒なので止まれば新しいのを買い直しをしていました。それが、20年ほど前でしょうか、別の買い物で立ち寄ったホームセンターで電池寿命が10年と言うカシオの腕時計を見つけました。値段は1000円台で本体もベルトも樹脂でできた見るからに値段相応の安っぽい感じがしましたが、その電池寿命に惹かれて購入しました。残念な事にビニール製のような樹脂のベルトが2~3年で切れてしまい、机の引き出しの奥に入れたままになってしまいましたが、購入して8年位経過しても動いていたのを記憶しています。

ベルトが切れてから、また同じ電池寿命の物が欲しかったのですが見つける事が出来ませんでした。その後は「どうせ2~3年しか持たないだろう」と思って1000円台から3000円までの中国製とかチープシチズンを使い捨てで買っていました。

左は中国製、中央はシチズン(冒頭に述べた物とは異なる)、右がカシオで全て電池寿命3年でシチズンもカシオも製造は中国。価格は2000円台だったでしょうか。ほんの僅かな遅れや進みはありましたが、問題なく使えました。そのうち自分で電池交換の試験用にしようと思ってそのままになっています。

 

 さて、今回買ったのは型番MTP-1228DJ-2AJHで楽天ビッグで4230円で販売されていました。Amazonでも同じくらいの価格だったと思います。同じ商品で以前の型番(最後の4桁がー2AJF)なら500~600円安くなっていました。金属製の本体とベルトの組み合わせでも1000円台で入手できますが、電車やバスでの通勤で人の目にも触れるので少し見栄えのするものを選んだつもりです。それに、この商品は電池寿命10年と言う点にも惹かれました。因みにカシオの電池寿命10年の商品は今でも1000円台から入手できます。モニター電池と言う断り書き付きなので多少短くなるかもです。なお、ベルト調整は自分でしましたが、Youtubeやブログからのネット情報が多数見られますので参考にしています。

 

1000円~3000円位の商品は透明のPET製の包装ですが、この商品はちょっと高級っぽい紙箱に入っていました。

 

 

左は学生時代の入学祝でもらった当時18000円ほどのSEIKOの自動巻きです。値上がりもせず今でも同様の価格で同社から自動巻き時計が売られているのにはちょっと驚きました。こうやって二つを並べてみると、カシオの方がやや無骨な印象があります。

 濃いブルーの文字盤が綺麗でお洒落な感じがします。ロレックスの広告にも同じような色の商品が掲載されていました。改善してもらいたいのは、どの商品にも言えますが暗い所で見難い点です。一部のチープシチズンで採用されている蓄光針を使ってみたらどうでしょうか。

 最後に、チープカシオは海外モデルも含めて種類が多く、電池寿命も3年、7年、10年が混在しています。ネット販売業者の中には電池寿命3年の製品を10年保証付と謳って広告を出している紛らわしい例があります。モニター電池と言う点も含めて、もし購入される際は注意してくださいね。


転居しました 3

2021-12-08 22:41:28 | 日記

だらだらと書いてきた転居にかかわる話題は今回で最後にします。

 引っ越しが決まる前、転居に伴っていろいろとやるべき事がたくさんあるのは承知していましたが、実際にやってみて予想以上に大変だと痛感しました。引っ越し前には区役所に出向いて転出届や母の分も含めて国民健康保険と介護保険の停止手続きをしなければなりません。また、電気、ガス、水道、固定電話の停止と新住所での開栓等も頼む必要があります。転居後にはこちらの市役所に行って国保や介護保険も含めて転入手続きをしなくてはなりません。さらに運転免許証の住所変更と車庫証明を貰うのに最寄りの警察署に出向き、忘れてしまうところだった車検証と自動車税関係の住所変更に京都市内にある陸運支局まで行ったりもしました。また、銀行口座とかネット関係の住所変更も必要です。それに伴って住民票をもらいに市役所まで行くことも度々ありました。フルタイムで働いている人達は大変だと感じます。特に、頻繁に転勤のある人なんかどうされているのでしょう。私なんかは引っ越しに伴って長く続けた自営業をきっぱりと辞めて月10日ほどの勤め仕事をしている身なので、これでもまだ増しだと思います。

 それでも、こんな苦労するなら引っ越しなどやめておけばと思ったりもしました。けれども、一度直した雨漏りがまた発生して、今度は原因不明のため瓦とトタンの全面的な葺き替えが必要な状態になっていました。また、葺き替えたところで建物自体の老朽化が進み、内装と外装の両方のリホームも必要となり、費用もかなりかさむ事が予想されます。しかしながらそこまでする金銭的な余裕はありませんし、あったところで使い勝手が悪いと思っていましたので、私自身はその家にあまり未練を持っていませんでした。それで、時々引っ越しの話を家族に持ち出しましたが、現在93歳になる母が首を縦に振りませんでした。私もできればこの家で母の最期を看取りたいとも思っていました。ところが、至って達者なために家の方が先に寿命が来そうな感じで、私自身の年齢も考えると今しかないと思って昨年春に再度母に引っ越しを持ちかけたところ、今回はどういう訳かすんなりと同意してくれました。今度の住居は最寄駅からバスで10分余り行った所にある住宅地の中にありますが、中古リフォーム物件とは言え、京都市内でこの値段ではとても買えないような庭と駐車場付きの家に母も気に入ったようで、好きな庭いじりを存分に楽しんでいるようです。

 尤も、京都市内に職場のある家内にとっては通勤時間が延びてしまうために渋々の同意だったようです。そのため、平日の食料品の買い出しと夕飯作りは基本的に私がやると言う条件での引っ越しとなりました。

堅い庭の土の掘り起こしは私の役目です。

 そんなこともあって、私の生活時間も変えざるを得なくなりました。月10日ほどの夕方からの勤め仕事ですが、以前は徒歩5分と言う職住近接の環境にあったのですが、現在バスと電車を乗り継いで1時間ほどかけて通っています。また、以前はほとんど家内任せだった食品の買い出しと料理作り(母も手伝ってくれますが)をやらねばなりません。ネットや料理本を見ながらその日の献立を考えるだけで時間が経ってしまいます。家内の休みの日も買い物に付き合わされます。近くに小規模のスーパーはあるのですが、品ぞろえの多い大規模店へ行くにはやや距離があるのと坂道とかもあって、自転車でちょっとそこまでと言う訳にも行きません。結局私が車を運転してと言う事になってしまいます。家内も運転免許証は持っているのですが・・・。そんな合間にヤフオクの出品も行なっています。何しろ引っ越し荷物が片付かない原因の一つが私が持ち込んだオークション出品用の物品なので、できるだけ早くさばく必要があるのです。ヤフオク用以外の引っ越し荷物の整理もまだ残っていますが、こちらの方は解体して持ち込んだ物置を再組立てすれば少しは落ち着くでしょうか。まだ後には今回の不動産売買の確定申告が控えていて税金がどうなるか憂鬱ですが、気分転換のためにもそろそろ鉄道模型の制作再開もやりたいところです。それまでは鉄道以外の小ネタでブログを綴って行く予定です。

 


転居しました 2

2021-12-06 21:42:43 | 日記

転居して1か月余りが経過して少し時間に余裕が出てきたのでブログを再開しましたが、まだまだやるべきことが残っているので、このブログのメインテーマでもある鉄道模型の制作再開にはもう少し時間が掛かりそうです。

 私が中学生の時に借家住まいの家から先日まで暮していた家に引っ越したのですが、その時は元の住まいが小さかったこともあって引っ越し前にドタバタした記憶がありません。ところがその後、私の家族は皆物持ちが良くて押入れや棚だけでなく縁側や物置、作業場など物が置けそうな空間すべてに種々雑多な物品が占拠して行きました。

 引っ越しを決心して以来少しづつ不用品を処分して行きましたが、それでも引っ越しまでの約2週間は無事に何一つ残さずに買主に引き渡すことができるのか気になって、よく眠れずに連日3時間ほどの睡眠時間が続きました。その結果、引っ越ししたらズボンのベルト穴が2つくらい余裕ができるほどになっていました。家を売り出して1年余りでこれですから、すぐに買い手が現れていたら果たしてどうなっていた事かと想像するとぞっとします。ちょっと甘く見ていました。

 さて、引っ越して最初の一夜はダンボール箱が積みあがった部屋の僅かばかりの空間で過ごすことになりました。夜中に目が覚めて窓から外を眺めたら、夜空にオリオン座がキラリと輝いていたのが印象に残っています。

 翌日からダンボール箱から荷物を取り出して所定の場所に置いて行くのですが、まずは前の家まで車で40分ほどかけて出かけて行き、最後の掃除をして買主(今回は仲介業者)に鍵を渡す作業が残っています。掃除をするとまだまだ捨てなければならないゴミが大量に出てきて、新居に持って帰る破目になりました。これまで住んでいた京都市では、ゴミの分別なんかあってないような状態で、燃えるゴミに陶器やガラス、プラスチック、金属製品、小型家電等々何でもありで放り込んでいました。ところが、山一つ越したこれから居住する町では分別が細かくて、紙とか布くらいしか燃えるゴミに出せません。先に述べた陶器から小型家電までのゴミは埋め立てゴミとして出せるのですが、収集日が少なく近所の人もあまり出していないので、一軒あたり30L袋2つまでと言う制限もあって大量に出すには気が引けます。以前のところでは周囲の人も結構たくさん出していたのですが。そんな事もあって、新居に持ち込んだゴミや不用品が完全になくなるには越年を覚悟しなければならない状況です。

家の中に収まらないゴミ。これでも減ったのですが。