今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

今日の料理(7)スルメイカが売っていたので・・・

2022-02-09 21:21:53 | 地形図と鉄道(関西)

 昨日は確定申告に時間が掛かったので、帰りに駅前の西友に寄ってテナントの肉屋さんでトンカツを揚げてもらいました。結構大きなサイズで値段も安いのでリピート買いです。なので昨日も手抜きになってしまいました。

 今日は午後から週に一度は行くアミティーと言うショッピングセンターへ出かけました。魚コーナーでまたサバでも焼こうかなと思いながら見て回っていると、370gはある大ぶりの生のスルメイカが目に止りました。これと里芋と煮込もうかと思って買って帰ったのですが、母がイカを見て開口一番に「スルメイカを煮ると硬くなる」と言われてしまいちょっとめげてしまいました。代わりに刺身にしたらどうかと言われましたが、昨今アニサキスによる食中毒も耳にするので素人の刺身は危険ではないかと反論しました。結局は里芋との煮物に落ち着きました。

 ちょっと硬めとは言え噛めない硬さでもありません。付け合わせは豚肉の薄切りと水菜を炊き合わせた物です。元々焼き魚に合わすつもりだったのですが、スルメイカとではどちらも噛み応えがあるので口がだるくなってしまいます。

画像の上側でアルミホイルに載っているのは、イカの肝をホイル焼きしたものです。ネットのレシピでは旨いと書かれていますが、人により好みが分かれる味です。私はどうも・・・です。


鉄道の廃線と地図1 向日町の自衛隊専用線

2019-06-30 20:46:14 | 地形図と鉄道(関西)

 以前に遅々として進まない趣味として鉄道模型を取り上げましたが、進まない理由の一つが国土地理院の地図の蒐集にあります。小中学生の時から地理が大好きで成績も抜群、今にして思えば、そちらの道に進んでいたらなとふと思うこともあります。

 中学の地理の授業で京都の2万5千分の1地形図を買わされたのが地図蒐集の始まりですが、本格的に集めだしたのは全国的な国鉄のローカル線の廃止の頃からでした。今では2000枚くらいはあるでしょうか。地図蒐集家としては序の口でしょうが、このまま死蔵してしまうのも惜しい気がしますので、鉄道の廃線、特に専用線を中心に公開して行きたいと思います。他にも同様の記事を書かれている方もおられるようなので、できるだけ重複しないようにしたいと思います。

 公開にあたり、主要都市分については「今昔マップ」を使用する予定です。「今昔マップ」は使用された地形図の枚数も多く、広範囲を自由にご覧いただけますので、地図に興味を持っていただけるきっかけにでもなればと思っています。「今昔マップ」から外れる場所については国土地理院に使用申請の上、私の所持する地図から公開する予定です。

 ついでに地形図の買い求め方について、現行図は大きな書店とか地図専門店で購入できますが、最近書店でも置かなかったり取扱う地域が少なかったり、また専門店も廃業したりで店頭での購入が困難になりつつあります。。そのため、「地図センター」での通販利用が入手しやすいと思います。一方、廃線になった鉄道が載っている古い物については、古書店やネットオークションを利用する方法もありますが、欲しい地図をすぐに入手する事は困難です。また値段も高く、1枚1000~2000円もの値段で売られているのを多く見られます。そのため、コピーではありますが国土地理院に謄本申請すれば、白黒コピーで1枚500円で入手できます。詳しくは国土地理院のホームページをご覧ください。新橋ー横浜の鉄道開業時から入手可能ですよ。

 

東海道本線 向日町 自衛隊の専用線

 

「今昔マップon the web」より

上の地図は昭和40年4月発行の2万5千分の1地形図「京都西南部」の一部分です。

 私が中学1、2年の夏休み、日が西に傾きかけた時間になると、ほぼ毎日のように家から国鉄の向日町運転所まで自転車で列車を見るために通ったことがありました。当時は嵐電高雄口(現在は宇多野に改名)の少し北の方に住んでいました。そこから天神川、桂川に沿って南下し、地図には載っていませんが新幹線の側道を通って地図の久世橋と物集女を結ぶ道に出て、東海道本線の手前か踏切を渡って南下するのがお決まりのコースでした。行きは下り坂を飛ばして1時間ほどで到着したように思います。この頃の向日町区には181系、153系、481系、それに登場して間もない581系などの花形車両を見ることができました。いろいろな車両を見て満足して帰るのですが、行きとは逆の上り坂で何とか頑張っても1時間半はかかってしまい、8月に入ると急に日が短くなって家に着いたら辺りは薄暗くなっていたということも度々ありました。ただ今と違って地図でもお分かりの通り当時は田んぼや畑が多く、道路も国道以外は交通量が今とは比べ物にならないほど少なかったためか両親からは何も言われませんでした。

 さすがに向日町運転所までの行き帰りは時間が掛かり過ぎるので、久世橋から物集女に至る道の東海道本線との踏切で行き来する列車を眺めることも度々ありました。「雷鳥」や475系の「はやとも」(「玄海」)や臨時の「ゆのくに」、EF60,65、EH10の牽く貨物列車とかを見ていると知らぬ間に時間が過ぎて行きました。

 丁度この踏切付近で本線から離れて陸上自衛隊桂駐屯地に向かって北西方向に伸びる単線の引き込み線がありました。いつも敷地の入り口ゲートが閉まったままになっていて貨車が出入りしているのを一度も見た事がありませんでしたが、平成4年(1992年)3月発行の地形図まで掲載されていました。自衛隊の専用線としては長く残っていた事になります。(注1) 上記の地図で踏切の南東に白抜きで囲まれた土地がありますが、後にキリンビールの工場が建ちました。こちらにも貨物専用線が出来て1999年頃まで使用されていたそうですが、本線に沿って腹付けするような線形のためか地形図には記載されませんでした。(注2)

 この踏切もその後の交通量の増加に伴ってアンダーパス化され、2008年桂川駅がちょうど踏切だったところに設置され、キリンビールの工場跡地に駅のロータリーやイオンモールが作られたりですっかり風景が変わってしまいました。

(注1)「トワイライトゾーンMANUAL」(レイルマガジン社)に収録されている当時の専用線一覧表によれば、専用者は陸上自衛隊関西地区補給処または大阪防衛施設局で作業キロ1.5km、総延長2.1kmとなっていますが、何故だか所管は大蔵省になっています。

(注2)国土地理院ホームページの図歴から、解像度が悪いのですが1万分の1地形図「長岡京」「桂」を見ると記載があるように見えます。 この欄で取り上げる地形図とは一般的な2万5千分の1または5万分の1です。

今回は、初回のためと思い出のある引き込み線でしたので書く事も多くなってしまいましたが、次回からは地図と簡単な説明だけになると思います。いつになるやらわかりませんが・・・・