今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

急行電車男 後編3 急行「安芸」と糸崎界隈 その1

2020-07-19 18:46:00 | 鉄道旅行

 京都に帰る前日の午後、蒸気機関車牽引の急行「安芸」を見るために糸崎まででかけました。本当は私一人で行きたかったのですが、従兄がお目付け役に同行することになりました。ひょっとして前日、自転車で出かけた帰りが遅かったので心配させたためかもしれません。従兄と言っても私より7つほど年上で、マツダ関係の工場で働いていてこの日は休みだったそうです。

 福山から糸崎まで何に乗ったのか全く記憶に残っていないのですが、列車を待つ間に向かいの上りホームにEF58に牽かれた大阪行きの客車鈍行が入って来たのをはっきりと覚えています。それから推測すると福山14時24分発の大阪発広島行のこれも客車鈍行だったようです。当時、姫路ー広島間の1往復と合わせて一日上下4本だけの貴重な客車鈍行でしたがどうもよく覚えていません。

 糸崎のホームに降り立った時、南側に広がる幾つもの側線の中に、テンダーの側面に緑十字のマークが入った見慣れない蒸気機関車が停まっているのが目に留まりました。さっそくハーフサイズカメラで撮ったのが下の写真です。

 さて、「安芸」の到着まで時間があるので一旦改札口を出て機関庫を探すことにしました。と言うのも糸崎までやってくれば呉線を走るC59やC62がごろごろしている思っていたのですがホームからは見当たりませんでした。糸崎まで乗ってきた列車の窓から見たところでは、上り方には機関庫らしきものはありませんでしたので下り方へ線路に沿って歩くことにしました。尤も線路沿いではなく一旦国道に出て最初の踏切が左に見えるところまで西に向かって歩いて行きました。

 踏切までやって来ると広い駅構内が望めましたが蒸気機関車が屯しているような機関庫らしき物は見当たりません、下り方向は側線が本線に収束されて行くだけです。それで踏切を渡ったあたりでカメラを手にぶら下げながら立ち止まっていると、一眼レフカメラを持って小学生くらいの子供を連れた年配の男性が近づいて話しかけてきました。その時に私も機関庫の事を尋ねたのですが、今立ってる道を行けば有るそうなのですが周辺に建物が建っているので外からは良く見えないと言っていました。仕方ないので私もこの踏切辺りで列車の行き来を見る事にしました。

 

糸崎に降り立った時に見たC50が客車を引っ張り出して来てホームへと向かいます。

 

ホームに客車を置いて一旦引き上げ線に戻るところです。

 

C50に客車の入れ替え作業をやらせた後にC59がねぐらから出てきました。

 

16時32分発呉線経由広島行がC59に牽かれて発車して行きました。(623レ)

 

 

 


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